08/27(土)自主練

翌日に予定があったので、天気予報の悪いほうの土曜日に練習にいってきました。もっと朝から降ると思っていたのでゆっくり出発したらほぼずっとよい天気で失敗した!


前週の浜名湖大会での砂を落とすことでほとんど終わってしまいました。私の洗車があまりにも不器用かつやる気がなさそうに見えるらしく、練習仲間が業を煮やしてかわりにやってくれました。自分では結構綺麗にしているつもりですが、周りから「どこが?」といわれることがよくあります。


あとはフロントタイヤを練習用のものに交換。フロントタイヤはリアタイヤよりはシャフトの抜き差しが簡単でよいのですが、フェンダーの下でタイヤそのものを出し入れするのがすごく難しいです。


フロントスタンドを使えばよいのでしょうが、ジャッキアップだとどれくらいあげていいのかわからず、結局タイヤを無理やり入れて倒しそうになります。


正味1時間くらい走りましたが、前週の浜名湖ウェットの影響は絶大。路面グリップがよいところにきたら見違えるように寝かせられるようになる・・・わけもなく、せっかく路面グリップがよいのにまったく寝かせられません。地面が遠い遠い。


これはまずいとおもい、タイヤがなくなるのもいとわず大きなコーナーと大きな定常円でバンクしつづける練習ばかりしていました。


浜名湖の前日練習から気になっていたのですが、フロントブレーキが効かなくなっているような気がしたのは、目盛りがいつのまにか1つ変わっていたことによるものでした。近くなりすぎて、ブレーキレバーにかけていない薬指と小指をはさんでしまい、フルに握れなくなっていたようです。ちょっと進んでブレーキをかけてリアタイヤを上げる(なんちゃってジャックナイフ)の練習をして、それを確信しました。


中部大会の前日練習会の最後のほうにでどうも特に走りはじめが効かない気がする、目盛りが変わっているんじゃ、と思って直したときは、8の字でバイクが起きてしまうので付け焼刃じゃだめだ、このままでいこう、と近い設定に戻したのですがスピードの乗るコーナーだとやはり怖くて、減速しきれずにリアブレーキに力が入りリアロックしてしまう・・・ウェットでもこれがいけなかったのかな。


ただ、スピードの乗ったところから回転などの低速セクションに飛び込むときは、ラフにブレーキを握ってもバイクが起きずに素直に寝てくれるので一長一短ですね。効く設定だと、寝かせながら進入しようとしてもブレーキを握り込んだ途端にバイクが起きてしまいます。


ジャックナイフのときのブレーキングを意識してガッツンブレーキではなくじわりと握り込むように意識すればよいのですが、普通に走る中ではそれを瞬間的にやることがまだできず、なんのことはない、アクセルオフを早くして時間をかけて握り込んでいるだけです。


ラフに握るとあまり効かないが高速コーナーで握る指を増やしたり、いつもより外側を握るとかして強く効くようにするのと、
普段から軽く握っても強く効くようにしておいて、低速コーナーでは丁寧に細心の注意を払ってブレーキングするようにするのと・・・


たぶんライダーとしての技量を上げるのは後者ですが、現状でタイムが出るのは前者です。こうやって目先のタイムを求めているうちに技量はそのうち上がるだろう、という楽天的な考え方をするのが私。だから成長が遅いのです。


ただ、低速重視のレバーの設定に戻して、大きなコーナーの練習を続けるうちに、最初と同じスピードでも、バンクで減速できるようになってきたのでまあいいかな。


現状の課題は、低速セクションで、寝かせてからハンドルが切れていくのを待つのではなく、前半で自分で切っていくこと。以前は、寝かせてハンドルが切れていくのを待つか、ハンドルを自分で切るかわりにバイクが起きてしまうか、二者択一だったのですが、寝かせながら切って前半からロックに当てられるようになると、タイムも出るし、旋回半径が計算できるようになるのです。


確実にこの旋回半径で回れる、という自信があれば大の苦手な出口に規制のあるセクションでもバイクを寝かせられるようになってマージンを取らなくてもすむようになるので、これはぜひものにしたい。


かつ、それが出来るようになったらスピードの乗った状態からぎりぎりのブレーキングで低速セクションに飛び込んでも同じ進入が出来るようにしたい。


8本パイロンの回転のあるタイプでこの練習をしたかったのですが、結局バイクを寝かせる練習に終始してしまいました。


D杯まであと1ヶ月を切っているのですが・・・。


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