4度目のタンデム

多分4度目だと思う。
昨日、彼氏--既にserenadeがペーパーライダーだと知っている--が会社まで迎えにきてくれて、少し寄り道して海を見て帰った。

今までは最高で往復20分程度しか乗っていたことがなく、40分前後、あれだけの速度で走っていたのは初めてで、めちゃめちゃ楽しかった。パッセンジャー用のヘルメットを後部座席に積んできてもらった都合上、シールドがなかったのでレインボーブリッジ上とか風かかなり凄くて、多分メイクが半分くらい落ちてたと思うけれど…。

自分が四輪の練習で何度も走ったことがある道だけれど、彼氏の背中にくっついて風に晒されて走ると同じ道だなんて思えないくらい。(自分が運転しているときはUターンとか方向転換とかしまくっててなかなかまともに前進しないという話もあるが…)聞こえてくる音が全然違う。気持ちよかった。

昨日は風もあったし気温がぐっと下がっていたので、寒いかなぁと思ったけれど、無理にライダーとの距離を開けなくていい、くっついてていいと言われたので(信号で止まるたびにずるずるとぶつかっては距離をあけようとしていたら。)全然寒くも怖くもなくて、ただ純粋に楽しかった。

たった40分だとシートからの振動はそんなに意識しないのだけれど、ダイアナの9cmピンヒールの華奢なパンプスの裏に伝わってくるステップからの振動は凄くて、足裏の魚の目が取れるんじゃないかとアホなことを考えながら乗っていた。もちろんバイクから伝わってくるものは何もかも心地よいものだったわけだけれど。

先日あんなことがあったばかりでもう半永久的に自分では乗れないかなとしょんぼりしていたときだけに、彼氏の心遣いが嬉しかった。ありがとう。