教習所10日目〜8時限目〜

スカイウェイブ400


今日はAT車体験教習。
6月以前に入所した人は坂道発進の時間にちょっとだけ体験走行、
6月以降に入所した人は1時間、これをラッキーと見るかアンラッキーとみるか。


載ったのはスズキのスカイウェイブ400。
教習所には6〜7台あるんだが、バイク雑誌とかサイトとかみると
これってかなり高いものらしいね。
男の子でもAT限定の普通二輪免許とりにきている人、ウチの教習所には
結構いるのでできた投資なんだろうか。


教官から一通り操作方法の説明をうけ、
じゃあのってみましょう、と言われた瞬間に、serenade質問。
「すみません、質問いいですか!」
「どうぞどうぞ」
「あのー・・・これ排気量いくつですか?」
「400ですよ」
「・・・大きい・・・ですよね・・・」
「そうですね、MT車(※HONDAのCB400SF)は車体のみで180kgだけど、これは200kgちょっとありますね。でも車高が低いので安定性はありますよ」


なるほど。
まさに私が以前「ダックスフント」と評したフォルムそのまま。
とにかく前後に長い。
ホイール小さい。
車高低い。
・・・あんまりカッコよくないよ・・・。


でもおっかなびっくり取り回ししてみると、たしかに車高が低いので
安定性はある。


エンストの心配がないので気軽にエンジンをかけるが
事前に説明を受けていたとおり、なかなか動力が車体に伝わらない。
自分は飛び出すのが怖いから、
いつもMT車のときは発進時に2000回転くらいにあげてクラッチ
つなぎ始めるのだけれど、これだと10秒くらい待っても発進しないし
発進しても超低速。
MT車になれていると低速でフラフラするとつい
足をジタバタさせてしまうのだけれど、
ステップに足を置いておくだけのAT車では、足ではなす術ないのだ。
こっ・・・・怖ぇぇぇぇぇぇ!


何回か、坂道発進と踏切通過を含んだ「Bコース」を通るが、
右折の際に教官においていかれて、私が先頭で発進したときには
発進まで10秒近くかかって、
しかも発進したあともずっとよろよろしていたので
後ろの人は発進できず置いてきてしまった。


坂道までようやくたどりついたときに教官に
「もっとスムーズに発進しないと後ろの人ついてこられないよ」と
やんわり叱られる。申し訳ない・・・。


あとで信号待ちの時に、思いっきり後ろを振り向いて
「さっきは発進遅くてごめんなさーーーーい!!!!」
と謝っておいた。


坂道発進は、四輪のAT車よりも簡単だ。
なんたってフットブレーキがあるから、
ブレーキ踏みながらアクセルあけられて
回転数あがったところでブレーキ離せばいいんだもんね。


坂道だと思い切って回転数をあげられるので、
むしろここで発進のコツをつかみ、
平地でも少し多めの3000回転ちょっとまで開けて発進するようにしたら
以後はスムーズに発進できるようになった。


最初は足をつきつつよろよろと回っていた左折も、
低速でのバランスのとり方に慣れてきたら普通に回れるようになってきたし。


発進と低速走行さえできるようになれば
こんなに楽なものはない!
MT車だとまだ「走らせること」が危なっかしくて
他のことに注意が及ばないのだけれど
AT車だと道順や進路変更のタイミング、方向指示器の出し方とか
走らせる以外のことに集中できるので、
前の時間で危なっかしかったBコースのラインどりや踏切通過等を
しっかり確認することができた。
Bコースを、自分ひとりで何度も走って、最後のほうはもうかなり
快適だった。


やっぱりAT車いいかも・・・(笑)。


でも降車してみると、
イマイチ鈍そうで(私に言われたくないだろうが)まだ傷も少なく綺麗な
スカイウェイブ400よりも
人を寄せ付けない「歴戦の勇者」っぽいCB400SFのほうが
硬派で、断然カッコいいわけですよ。


やっぱりバイクはMT♪
とすっかりバイク好きになった自分を自覚しながら、
今日は順調にハンコをもらって次はついに第一段階みきわめ!