その後の家族との折衝状況


すっかりこの日記も更新が滞っていますが
serenadeはバイクに乗ることを諦めたわけではありません!!!
日々地味〜〜〜な努力を続けています!!

【対 お母様】
コメント常連の皆様が次々に教習所卒業して公道デビューする中、私はようやく母の前でバイクの話ができる状況までこぎつけましたよ!!!

長かった・・・。その細かすぎる毎日の努力は書きませんが親もようやく「どうしてもこいつはバイクに乗る気なんだ」と諦めたようです。

母としては
「高速道路には乗らないで」

「(ホーネットとトリッカーの写真を見比べて)(ホーネットの方は)速くてパワーがあってあなたが振り回されそうだし遠くにいかれそうで怖い。できれば(トリッカーみたいな)こういう方でご近所をお散歩するので満足してほしい。でもそんなに簡単に買い替えられる値段のものじゃないんだから、いずれはお友達と遠くに行きたいと思うようになったときに、こういうので遠くに行こうとすると危ないんだったら・・・仕方ないかな・・・でも・・・」

「中古は絶対ダメよ。選ぶときは詳しい友達についていってもらえたとしても、一人でいるときに故障したりしたらあなた一人じゃ直せないでしよ」

こんなところが要望のようです。

  • 乗り始めて1年は高速には乗らない
  • できればトラッカータイプにする
  • 最初から新車を買う

という約束をしました。

そりゃあ最初に乗るバイクはこけまくるに決まってるので新車を買うというと抵抗はあるのですが、「転倒したら」なんていおうものなら、「転倒する可能性があるんだったら乗っちゃいけません!!!」って言われるにきまっているので諦めます。

もちろん、「四輪に関しての約束を全部満たして買ってもいいという時期になったら」のはなしですが。

【対 伯父・伯母】
昨日、酔った伯父に急に呼び出されて、こんな話をしました。
「お前ホントに400ccのバイクで免許とったの?」
「うん」
「で公道も400ccで走ったの?」
「いや、バイクの教習は所内だけだから・・・」
「じゃあお前はまだ一人で公道をバイクで走ったことはないんだ」
「はい・・・」
「まあそれはおいとくとして、お前400ccのバイクじゃ両足つかないだろ。片足だけだろ?」
「うん」
「まあ大概は左足だよな。お前それで支えてられるの?」
「倒れることはあるけど。バランス崩したりとか、風が吹いたりとかすると」
「風で???」(呆然とする伯母)
「まあ、言いたくはないけど正直にいうと強い横風でも、とまってると倒れることがある。というか倒れた。」
「で、倒れたら独りで起こせるわけ?」
「うっ・・・2回は自分ひとりで起こせたよ。・・・コツをつかむのと引き換えにぎっくり腰になったけど・・・。その後は転んでないから起こせるかどうかわからない」
「で、それでお前一人で公道で400ccに乗るの?」
「いや、400ccに乗るつもりはないよ。250ccを考えてる」
「そうか、まああんまりちいさいと車と同じ道走るとき怖いからそれくらいがいいだろ。でも400ccと250ccじゃそんなに重さかわんないんじゃないか?お前が乗りたいのはどれくらいなんだ?」
「HONDAのホーネットってバイクなんだけど・・・400ccの教習車がバンパーつきで200kg前後で、ホーネットは、ガソリン入れた状態で160〜70kgくらい・・・」
「大体バイクの重さってエンジンの仕様で全然変わるんだろ?お前が乗りたいのは?」
「4気筒・・・」
「だよな。単気筒だともっと軽いんだろ?」
「うん。近所の友達が乗ってる400ccの単気筒は、私が乗りたい250ccの4気筒より重さだけなら軽い・・・」
「けど400ccじゃ教習所内でトロトロ走るだけならともかく、公道で5,60km/h出すならパワーありすぎて操れないだろ。250ccで単気筒のやつはないの?」
「いっぱいあるよ。トラッカータイプの、オフロードっぽいでかい自転車みたいな見た目のやつなら、乾燥重量で110kgちょっと・・・はい・・・それにします・・・」
「だよなあ。最初の1台はさ、お前、走ってるときはいいかもしれないけど、駐輪もするし、歩道おしたりもするし、方向転換して車道に出たりするわけだろ。お母様は『絶対転ぶな』っていうだろうけど、最初のうちは転ぶのは仕方ないだろ。慣れないうちから、ぎっくり腰にならないと起こせないようなバイクに乗るのはパパは感心しないな・・・」
「はい・・・」
「で、独りで走ってる途中で故障したらどーすんの、お前なおせんの?」
「なおせません・・・いや、教習中からいっぱい本読んだから何の知識もない状態で乗ろうとしてるわけじゃないけど、実際のところパンク一つでも直せる自信ありません・・・」
「それで?どうするの?」
「お母様も新車じゃなきゃダメっていうし、一朝一夕じゃ技術は身につかないので、とりあえず一番トラブルフリーといわれているHONDA車の新車を買うことにしようとおもっています・・・」
「ま一応考えてはいるわけだ。ふーん。わかった。」

はーーー。
面接されてるみたいでめちゃめちゃ緊張したよ!
まるでフローチャートのようだった。

そして残されたのは、はいっ。これです。
 

HONDA FTR(223)

一方通行の道に囲まれて近所の足にはチャリで十分、遠出するなら3つの駅まで徒歩10分以内な場所に住んでるからトラッカーに乗ることはないと思ってたんだけど・・・。形勢逆転ですな。

けど、近所のセブンイレブンの前にトリコロールカラーのFTRがとめてあって、セブンイレブンから買物袋さげたおじさんが出てきて颯爽と乗って去っていったとこはなかなかカッコよかった。自転車感覚で駐車できるのは魅力。