4/22HMS初級@桶川

半袖TシャツにライジャケでOKな陽気の快晴。
本日はHMSで2ヶ月ぶり、通算4回目の初級。(3週間前のレディス入れれば5回目)入門の3回をようやく超えた♪


CB4003番車輌、イントラはK島さん・T田さん、Y福さん。最近K島さんに当たることが多いなあ。自己紹介のときも一生懸命話をきいてくれるというかんじで、好き。T田さんは教わるのは初めてだったけれど、面白い人だった。

■午前中のメニュー

  • 幅の広いオフセット→Uターンして教習所の倍の間隔の直スラ→不等間隔のオフセット→ブレーキング(3箇所で目標からの制動、ただし完全停止せずに加速する)
  • 幅の広いオフセット→ブレーキング


■午後のメニュー

  • バリアブル(今までで一番タイト)
  • 新コース(同上。途中直パイが5本くらい出現)


【もってきた課題の達成状況】

■今日の課題
1:直スラで、「倒して曲がる」こと。
寝かせられるラインでは走れるようになってきたのにくわえて、前々回の初級レディスでフロントブレーキに指をかけないでグリップするとアクセルをあけやすいことが分かったので、あとは寝かせて起こすだけ。


2:ライディングフォーム矯正
前回のTMMで、肘が落ちて体にくっついてしまって前後Gを吸収できていないと指摘されたので、それを直す。きもーち前に座って腕に余裕を作るように心がけてみた。


3:ところどころローで走ってみる
オフセットはローで走ってみて、バイクを起こすアクセルからスムーズに加速のためのアクセルオンにつなげる練習をする


1の課題は、まだまだ。午前中の間隔の広い直スラでは、多分リアブレーキつかわずに曲がれる間隔だったのにもかかわらず、リアブレーキ使わないと曲がれなかった。寝かせてなくてハンドル切るだけで曲がろうとしているからだ。午後の新コースの中の直スラは、少し間隔が狭くなっていたけれど、それでもかなり広かった。ここでは、「今度こそ寝かせて曲がる!」と思って一度ガン!と倒したら、スピードがたりなかったのかそのまま倒れそうになった。左足ついてめちゃめちゃ踏ん張ったらなんとか倒れずにすんだけれど。この課題は次回に続く・・・。


2の課題は、ちょっとだけ達成。座る位置の微調整もよい効果があり、比較的意識しなくても腕を体にくっつけずに走れるようにはなったけれど、腕を伸ばさないことばかり気にしていたので、減速のときにも前のほうに乗ったままでGを吸収できていない。次はもっと柔軟に体を動かして、減速のときは腹筋とニーグリップでGを吸収できるようにしないと。


あと、まだアゴがひけていない。私のヘルメット、シールドをあげた状態でアゴをひくとちょうど目線上にシールドの一番下のラインがくるからうっとうしいんだよね。でも考えようによってはこれを使って、バイクを寝かせても視線は地面に平行に保てているかどうか見ることもできるわけで。


3の課題は一応達成。慣熟走行、未舗装路以外のコースの移動、オフセットはローで走って、3〜4回に1回はぎくしゃくせずにスムーズに立ち上がって加速にうつることができた。あとブレーキングの練習でも1速で走ってみて、はじめて8千回転を超えた。速さは2速のときとおなじはずなのに、音と振動のせいで一気にすっとんでいくかんじがして、未体験ゾーンだった〜。



【新たにやってみたこと】
午前中は、ブレーキング練習の中で新たな発見が二つ。


休憩後に、K島さんが「休憩中、下半身痛くなりましたか?ブレーキング練習ではそれくらいニーグリップしてほしいんですけど」といって、T田イントラをナナハンに乗せて、後ろから押すと、フォームは変わらなくて全然力が入っていないようにみえるのに、センタースタンドのほうが外れてしまった!びっくり!あんなにニーグリップするものなんだ?!


もう一つ、フロントブレーキ二本掛けするときの指は人差し指と中指だということを初めて知った。私は今まで中指と薬指だった・・・。


で、ニーグリップを意識してフロントブレーキの指を変えてみると、もう全然走りが変わってしまった。ニーグリップは、ブレーキングの練習でこれでもかってくらいやってみると、本当に体が前にいかないの!今までニーグリップだと思ってたものは何だったんだろう、というかんじ。午前中の練習が終わった後にはタンクの形に足が固まってしまうくらい痛くなってた。(※ちなみに日曜も月曜も筋肉痛が現在進行形)


しかしこの「これでもかニーグリップ」、体が前に持っていかれないのがもう面白くて仕方なくて、オフセットでも同じようにやっていたら、体は前にいかないけれど、なんだか曲がりにくい。ふと気づくと太腿の位置がタンクをはさんだまま固定されてしまっていた。


今までは難しい理屈を何も考えなくても、ターンの時には内足の膝がちょっと下がって、外足の膝がちょっと上がって、高低差ができた分外側からタンクに太腿がおおいかぶさるようになって自然に曲がれていたのに、ぎゅっと締めすぎてそれができなくなっていたみたい。制動のときのニーグリップと、減速のときのニーグリップは違うのね。


で、フロントブレーキはこれがまた。今までと同じ力で握りこんでいくと、効きがよすぎて、ブレーキング練習では毎回フロントロック。フロントロックなんてイントラさんがやってみせるのをみたことがあるだけで自分が経験したことは一度もなかったのに、ことごとく毎回。こえーーーーと震え上がりながらも、様子をうかがいながら握りこんでいくことを繰り返していると、最後にはロックしない程度の握り具合がちょっとわかるようになってきた。公道に出る前に練習できてよかった☆ って予定ないけどね・・・(T_T)


オフセットでも、今までと同じように加速して、同じ個所で減速をはじめてもあっという間にブレーキが効いてしまうので、ターン中に失速ゴケしそうになること多数。もっとぎりぎりまで加速してもいいのかな。気づくと中指&薬指に戻ってしまっていたりしたが、単純に癖というだけで、意識さえすれば新しいかけ方のほうが、ブレーキもよく効くし、残りの指でアクセルも開けやすい。


今までは親指と人差し指と、あと掌底部分でアクセルを開けていたのだけれど、それよりはずっと細かくてすばやい開け方ができるようになった。まだまだ慣れないけれど、頑張って練習していたらシフトダウンの時にアクセル煽るのとか、ブレーキレバーに指かけたまま直スラとかができるようになりそう☆頑張るぞー。


【コーススラロームでの課題】
午後のバリアブルは、久しぶりに走ったのだけどめちゃめちゃ怖かった。4月になってから2回、両方レディスクラスで走っていたのでそれに比べて周りの人が速すぎる。


あと細かいターンがかなり多くて、オフセットのあと直パイ気味に一本おいてあって、その後Uターン、ってところがいちばんきつかった。オフセットでどんどんラインが詰まってきてぎりぎりで曲がりきったとおもったらひらりと小さく切り返して今度真後ろに向かって進むなんてできるか!!!でも、その後のバス方面に向かっていく直線では、自棄気味にアクセルを開けられたのでスピードに乗ったUターンができて結果オーライか?


前半のオフセット部分では、目の前のパイロンを見て、ラインは見えているのに、あともうちょっとだけハンドル切れてからアクセルあければ思ったとおりのラインで走れる、ってわかってるのに、ぐっとハンドルが切れ込むのが怖くて、何度走っても方向が変わる前にアクセルあけてしまい、ラインがきつくなって思いっきりブレーキかけて、走ってる途中でエンストまでした。


走ってる途中のエンスト、怖すぎる。アクセルあけてもバイク起きないの! ええええええええ?! と思ってメーター周りみるとエンジン止まってるし! 左足ついてうおおおおおおおと踏ん張ると倒れずに済んだけれども、直スラのときにも足ついたし、今日は左足に頑張ってもらいすぎた。


いったん休憩が入り、あまりにも走れないのでしょんぼりしていると、K島さんが、全員に向かって「アクセルを開ける量の目測はあってると思うが、時間をかけて開けているのでバイクがなかなか立ち上がらず、ラインがきつくなってくるんじゃないですか?」というので、「ああ、直スラだけじゃなくてバリアブルとか応用のコースでも早く立ち上がりたいときには短く強くアクセル開ければいいのか!」とはじめて気づく。あれは「直スラ専用のアクセル」かと思ってた。うーむ目から鱗


で、休憩後に再挑戦。親指・薬指・小指でしっかり握ってアクセルを開けられるようになったので以前よりも「短くて強いアクセル」が怖くない。思い切ってあけると、ちゃんとバイクがはやく起き上がってくれるから、結果的に怖くなく次のターンに入れるんだなー。このアドバイスのおかげで少し恐怖がやわらいで走れるようになった。


新コースも、今日はセッティングきつい!スタート直後の市街地部分で今まで走ったことないような小さいターンがいっぱい。直スラまで出てくるし。自己紹介のときに「直スラをなんとか」と言った人が他にも数名いたためにこういうセッティングになったとのこと。でもここも、寝かせて倒そうとしたら足ついちゃったけれど、最後のほうはアクセルオンだけはタイミングよくできるようになった。バリアブルよりはUターンも楽しい。


しかし、周囲の人に右ターンでハンドルをおさえつけて体が逃げているといわれて、意識してみると、体が逃げているかどうかはわからなかったが、右ターンのときは、曲がり終えるぎりぎりまで目の前のパイロンを見ている気がする。左ターンのときには、次のパイロンを見ながら回れているのに。足元を見ているせいもあって体が起き上がっているのかもしれない。「体から先にターンの内側に投げ出すように」はなかなか怖いけれど、次回走るときには視線を先に送って、視線の方向に体をもっていくように走ってみようと思う。


【総括、次回への課題】

  • 直スラの課題は相変わらず、「倒して曲がる」こと。スピードがたりなくてそのまま倒れてしまいそうなことがおおかったので、次はリアブレーキを使いすぎずに、少しスピードが乗った状態で倒してみよう。短いアクセルオンが少しできるようになってきたので、怖さが薄らいできたような気がする。
  • オフセットや、コーススラロームでの長い直線では、フロントブレーキがよく効くようになったのでもっと思い切って加速。そうしないとフロントブレーキかけながら回ったときに失速ゴケしちゃう。
  • コーススラローム内の小さいターンでは、直スラの応用で「短く強いアクセル」をあけたほうが怖くない。次回は最初からこれをやってみる。
  • フォームは、引き続き腕に余裕をもたせて肘がカラダにくっつかないように気をつける。顎をひく。右ターンのときには目線が足元にいかないようにして、送った視線の先にカラダを投げ出すようにやってみる。あと、減速のときのGを吸収できるようにカラダを積極的に動かしてみる。(課題多すぎ!)


・・・あーいつまでたっても課題が減らないなぁ。でも、フロントブレーキのかけ方を変えたことで色々な要素が劇的に変わる「可能性」が見えてきたような。次回ははじめての土日連続HMSなので、上手になれるといいな〜♪


本日の走行距離は40kmジャスト。周りの人は速いし、セッティングはきついし、でも初級はやっぱり楽しい!!!


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