08/01(火)HMS初級@桶川

今日は会社休んで初級に行ったら、イントラさんがMかわさんとMなみさんでした。中級はK島さんとS田さんで、土日だったら初級と中級が逆転しそうなのに、こんな日もあるんですね〜。天気も薄曇で、気温もあまり上がらず、最高♪ 会社休んでよかった〜。走行距離は36kmで、人数も20人とかなり多かったため待ち時間が結構あったのですが、とてもたくさんアドバイスをもらえたのと、説明の時間が長すぎず短すぎずだったのであまり待った気がせず、楽しかったです。


車輌は400。4.5mの直パイとかもし置いてあったら750だと今の私じゃ練習にならなくて悔しいだろうからと思って400にしたんですが、読みがあたって嬉しい!

■午前中のメニュー

  • 4.5mと6.75m間隔を組み合わせた直スラ⇒ブレーキング
  • 同上⇒オフセット


■午後のメニュー

  • 4.5mの直パイからスタートして、不等間隔のオフセット
  • バリアブル(初級基本レイアウト)


ブレーキングゾーンの制動地点にMかわさん。60km/hからリアブレーキだけの制動をやってみるように言われて、挑戦。踏まなくていいところでは踏みすぎてしまうのに、とまらなくてはいけないところだとなかなか踏み込めなくて怖い。ここで踏んだリアブレーキの感触を、直スラで試してみてくださいね、と言われます。


4.5m間隔だと、どうしてもリアブレーキを踏みすぎて速度が遅くなってしまい、そこで左右に振ろうとするのでふらふらしてしまいます。「慣れたらリアブレーキを踏みすぎないようにしましょう」とMなみさんにアドバイスされ、前回Sやでアドバイスされたのを思い出して3速でやってみました。2速のときと同じ程度にリアブレーキを踏んでいたら、ぐんぐん前に進んでいってくれるので、スピードを保ったままバイクを倒して前に進む感覚というのがちょっとだけわかりました。


いつも私はあまりアクセルをあけられないので、2速だと、バイクを起こすので精一杯でそれが前に進む力にならないんですよね。だからアクセルを閉じてハンドルを切るとそのままぱたんと倒れそうになってしまう。本当はもっとスピードを保ったままでも倒して曲がれるはずだって頭では分かっているんだけれどどうしてもリアブレーキで抑えてしまう。実際スピードを保ったままの間隔が少しわかってよかったです。あの速さでも曲がれるんだから2速ではアクセルを自分であけてあの速さを維持しなきゃいけないんですよねー。


小休止の後はいつものようにブレーキングゾーンがオフセットに作り変えられていたのですが、そちらに臨む前に、MかわさんがCB1300を持ってきて、くるぶしのあたるところが磨り減っているのを見せてくれました。ああ、腿だけじゃなくて足全体でそんなにグリップしなきゃいけないのね、じゃあオフセットではニーグリップを頑張って、上半身から力を抜いてハンドルをおさえつけないようにしよう。と決意。

Mかわさんが「目安としてブレーキをかけはじめる頃には次の目標に目をむけましょう」とわかりやすい目安を教えてくれたので、それを実行してみると、今までの自分はかなり目線を先に向けるのが遅かったことがわかり、また教わったタイミングを実行するとぐんと曲がりやすくなりました。オフセットでは、Mなみさんが真中にいて、一周ごとにアドバイスをくれるのですが、それを直すと、Mなみさんがいる地点までと、Mなみさんの前をすぎてからの曲がりやすさが段違いなので、イントラさんってすごいと思いました。


「右側に目線を向けるのが遅い」
「アクセルを開けるのがちょっと早かった」
「もう一呼吸待ってハンドルが切れていくのを感じましょう」
etc.


たしかに、全部言われたとおりなんですよ〜。言われるまで気づかないけれど、たしかに次のパイロンが右にあるときには目標を捕らえるのが遅くなっていたし、アクセルを開けるのを一瞬待ったら、後輪の向きが変わったのを感じてからアクセルを開けられたし、ちょっと怖いなと思いながらニーグリップを頑張ってハンドルから力を抜くと、ハンドルがすっと切れていくのを感じられるし。


ここのところブログへのコメントで、「リアブレーキを踏んでもそれ自体では回転半径は小さくならない。リアブレーキを踏むことで速度が落ちて、ハンドルが切れ込むことにより半径が小さくなる。つまりいくらブレーキを踏んでもハンドルを押さえつけていたら回転半径はいつまでたっても小さくならない」ということを教わったので、今日はひたすらハンドルをおさえつけないように、ニーグリップを頑張ってみました。そしたら、後輪の向きが変わるのを待つ余裕もあったし、ハンドルが切れ込んでも怖くなかったし、曲がるのが楽しくなりました。


午後は、スタートしていきなり4.5mの直パイで、ここでは2速にしかあげられず、スピードに乗れなかったので、午前中3速で練習していた感覚そのままでやるとかなりきつかったです。スピードがないのに、倒そうとしてふらついて、いきなりパイロンに正面から突っ込んでそのまま芝生へ・・・。Mかわさんに「慌てないでー」といわれました(^^;) 2速だと起こす以上のアクセルを開けて自分でスピードを作らなきゃいけないんですよね。


できなくて焦っていたら、Mなみさんが「ニーグリップが甘いですね」とアドバイスをくれたので、あっと思ってニーグリップを頑張ったら、ハンドルを切ったときにバイクと離れてしまってバイクがどこかへいってしまいそうな感覚がなくなって、安心できました。


オフセットでは、ニーグリップを頑張って、後輪の向きが変わってからアクセルを開けることを意識していたら、間隔がつまった所でも苦しくなく通れたのですが、Mなみさんに脇に呼ばれて、


「サイドスタンド立ててみましょう。ステップに足はかけたまま、ハンドル握ってください・・・これが今のライディングフォームです。バイクは傾いているのに上半身は垂直になっているのがわかりますか?」


といわれました。ああ、上体が逃げているっていわれていたのはこのことだったのかー。


初級を走り始めた当初は、バイクもあまり傾けられなかったのでそんなに上体が逃げているといわれたことはなかったのですが、最近は、バイクを倒して小さく回ろう、とか、地面が迫ってきて怖いけれどもう1呼吸待って後輪の向きが変わってから・・・とか考えるようになったので、バイクは以前より倒せるようになったけれど、上体は怖くて地面と垂直のままになっていたみたいです。


「普通カーブでバイクを傾けたら、カーブの内側の方の肩が下がるし、ハンドルを切っているわけだから後ろに来ますよね。でもこういうフォームを取る方は、カーブの内側の肩が前に出て、両肩の高さが同じになっています。走行中、肩の高さがおなじになっていないか、自分でチェックしてみてください」


目から鱗おちまくりです。「そこが悪いのは分かってる、でも直そうと思ってもできないから直し方を教えてほしい」と思うこともあるのですが、何が悪いのかこんなに簡潔に教えてくれて、しかもそれだけじゃなくて直し方まで教えてくれるなんてー。イントラさんすごい!すごい!


オフセットを走ってみたら、たしかに肩が同じ位置にあるので、なるべく自分から地面に近づくようにして、肩、下がってるかなぁと思いながら走りました。


「さっきよりもよくなってますよ。あとは、スキーとか他のスポーツと一緒で、自分では動いているつもりでも全然動いてなかったりするんで、オーバーアクションで!」と、アフターフォローも忘れないMなみさん。素敵!serenade頑張ります!!


オフセットではかなり頑張って、
「ハンドルをおさえつけない←上体の力を抜く←ニーグリップを頑張る」
「目線を早く次の目標にむける(まったくの不等間隔だからそうしないと通れなくて、先を見る練習になりました!)」
「上体が逃げないように、バイクと一緒に傾く」
を意識して走りました。でも上体の力を抜こうとすると、つい、怖さを感じない姿勢=地面から離れた姿勢になっちゃうんですよねえ。オフセットでは結構頑張れましたが、次のバリアブルではついいつもの姿勢に戻っちゃったりしてました。


そうそう、バリアブル。やはりUターンは小さく回れなかったのですが、上体の力を抜くようにニーグリップを頑張ったら、入口のUターンで先(S字の入口)を観られるようになり、また後輪の向きが変わってからアクセルを開けるタイミングがわかるようになりました。


まだまだ回転半径は大きいのですが、それはハンドルを切れていないから。ハンドルを切れていないのはスピードが足りなくて怖いから。まだ速度をおとしすぎてるんですよねえ。


Mなみさんには「アクセルを開けるタイミングはいい」「乗車姿勢、特に左ターンで体が逃げるからもう一度気をつけて」「切り返しのときにアクセルを強めに使ってみましょう」「アクセル強く使ったからって体が前にいきすぎちゃダメ」と、いろいろアドバイスを貰いました。


後輪の向きが変わるまでハンドルをおさえつけないように我慢して我慢して待つ、という感覚は随分わかってきましたが、これにスピードが加われば、それを待っている間に倒れそうになって足をついたり、アイドリングで回っている時間が短くなったりするんだろうなぁ。


Mかわさんは
「小さいコーナリングのとき、前輪はタイヤ中央の円周の一番長いところからサイドの円周の短い方に向かって、滑り台を滑り落ちていくかんじ。だから本来は回転の段階の最後のほうほど速度は速くなるはず。速くなるということはバイクが起きるということ。そのバイクが起きてくる力への抵抗にならないように体で迎え入れなくてはいけない」と解説してくれて、デモ走行のMなみさんが模範を見せてくれました。あれってアクセル使ってないんだ?!びっくり。自分はまだまだハンドルをおさえつけないように意識することしかできないけれど・・・。



ああ、なにしろとても有意義な一日でした。今日もらったアドバイスを忘れないように、次回も頑張ろう!

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