08/05(土)HMS初級@桶川

晴れ。暑い。CB400Super Four20番車輌(鍵がものすごく抜き差ししにくくて回りにくかった)。
イントラさんはN口さん(午前のみ)・K島さん・YFさん

午前は、ブレーキング&オフセット。


私はブレーキング練習のとき、いつも同時にスタートOR後からスタートするバイクにものすごい勢いで抜かれていくのだけれど、これって公道走ったことがなくて、信号変わったときに、はやくスタートしなくちゃ、とかって思いをしたことがないからだろうか。バイクの発進時って不安定だから、車よりも先に行きたいと思うと思うのだけれど(私の家族もドライバーの立場から、スピードの遅いバイクほど怖いものはないのでそばにいるバイクが発進して遠くにいくまで待つといっていた)そういう経験をしたことがないからアクセルのあけかたが慎重すぎるのかな。外に出たら必ずしも「マイペースで慎重」なことが安全とは限らないからなぁ・・・。


でも、アクセルの遊びをとるということがちょっと400でもできるようになってきたので、シフトアップのたびにがくんと速度が落ちる(何のためのシフトアップなんだか)ってことが少なくなってきた。これは成長かな。


オフセットでは、リーンイン・リーンアウトリーンウィズを意識して使い分ける練習。体の位置はリーンウィズからなるべくかえずに、バイクを内側、外側に放るように意識。手だけではなくてニーグリップしている下半身全体でタンクを持っていく。


私は前回、リーンアウトになっていると指摘されたのに、いざリーンアウトをやってみようと思うと全然できなかった。リーンイン(のつもり)でイントラさんの前をとおるときに「リーンインを意識してくれてるのかな〜?」とN口さんに言われて、少なくともリーンアウトにはなっていないんだなと思って安心。でもこの練習のおかげで、「綺麗なリーンウィズができればそれが一番怖くない」ということがわかってよかったかな。


あと、オフセットの加減速に随分体がついていくようになった・・・と思ったけれどN口さんにタンデムさせてもらったら、全然ついていってないということがよくわかった。でもN口さんに「よし、じゃあ今日はローギアで走ってみよう!」と朗らかに言われるとなんかできそうな気がして、ものすごく久しぶりにローギアでオフセットを走ることに挑戦。


エンブレのせいで、すごく手前で減速することにびっくり。でも、以前ちょっとだけローギアで走ってみようとおもったときにはロデオのように振り回されていたのに、今回は少しついていけるようになっていた。まだまだだけどちょっとは成長。


しかし、どこで減速するか感覚がいまいちわからず、自分がこれから回るパイロンを凝視してしまって、次のパイロンに早めに目線をやることができなくなってしまった。1つできるようになったとおもうと5つくらい忘れる。


以上、午前の部終了。

                                                                                  • -

[追記]
@sushiさんのブログにこの日の午後のレイアウトを載せていただきました。→こちらっ!


午後は市街地コース。新コースと組み合わせずに市街地コースだけ走るのは初めて。もーーーーーーこれはろくなもんじゃなかった。自分でもなんでこんなに遅いんだろうと思うほどアクセルがあけられず、ほとんどアイドリングで走っていた。途中に2箇所ある小さいUターンが怖くて怖くて。


暫く時間があってから、イントラさんがUターン前にパイロンを置いてくれて、1つはUターン進入の前に速度を落とさせるためのパイロン、もう1つはラインどりの補助で、外側からアプローチするためのパイロン。


この前者のパイロンが曲者で、私はそのパイロンをみて速度を落としすぎてしまい、やばいUターンの進入速度が足りないと思ってそこからアクセルをちょっとあけると、Uターンまで距離がないので今度は曲がれなくなってしまう。自分が思っている以上に進入速度を作らないとUターンの時バイクは傾けられないと思っていたけれど、不本意ながら速度が出てしまってもやっぱり曲がれない。


どーすれば曲がれるんだー


と泣きそうになりながら、あまり大回りになると芝生に突っ込むので、カルガモの子供のようによちよちふらふらしながらバイクをおさえつけてとろとろ回っていた。


YFさんが後ろについてくれたとき、コメントしようがなかったらしく「どうですか?」と聞かれ、「めちゃめちゃ怖いです・・・」と正直に言ったところ苦笑された。「Uターンのときに、午前中練習したリーンアウトを使って、もっとバイクを寝かせて。ある程度速度がないと傾かないからもうちょっと進入速度を作って。あとは度胸。」


そう。度胸。度胸。頭では何が足りないのかわかっているのに、しかもわかってからもう数ヶ月経つのに、できないの。


市街地コースは、さんざん。タンクがあつすぎてニーグリップもろくにできなくて怖すぎ。(ホントに低温やけどするんだ!母に見つかって危うくまた「バイクやめたら」といわれるところだった!)


バリアブルは珍しく入口が3連続Uターンになっていた。慣熟走行、前の2台と同じ速度で進入しておなじところでハンドルを切っているのになぜ私だけ曲がれない???前の2台は750だから同じ速度でも倒れないのかなぁ?そんなことない、私がハンドルをおさえてて、私の上半身が硬直していて、私が行く先を見られてないからだ。


左Uターンがダメだと思っていたが、右も十分、手の施しようがない。


しかしUターンが3つもあると、ごまかしようがないので練習しようという気になる。他人より随分深いところからアプローチしているつもりだったのに、後ろを走ってくれたYFさんが「まだまだパイロンに近づいて回ってますよ」と言ってくれて、間をおかずに今度は前を走ってくれる。嬉しい。たしかにイントラさんのラインをみるともっと奥からアプローチしているけれど、同じところで曲がってもやっぱりバイクが全く曲がらない。


「曲がらない曲がらない曲がらない!!!!」


と必死で叫びながらハンドルを切っていると前でYFさんが笑っている。この人はどうすればできるようになってくれるだろうとイントラさんを悩ませてしまっていたらどうしようと申し訳なくおもっていたので、笑ってもらえてほっとした。


かなりバリアブルを走っている時間は長く、ちょっとずつ進入速度を速くして、リアブレーキだけだと曲がれないけど、フロントブレーキ使うとあっという間に失速寸前になるスピードまではたどり着いたが、きっとまだまだ足りないんだ。


後輪の向きが変わるまで粘ってからアクセルをあける、そのタイミングは前回の練習の感覚を覚えていて随分分かってきたので、倒れるのが怖くて待ちきれずにアクセルをあけてしまってあさっての方向にとんでいくということはなくなった。


ハンドルも、「ターン内側の手で引っ張るように真横に切る」とか「ターン内側の斜め下に向かって、下半身でタンクをターン中心に押し倒す」とか「ターンの外側の肩から振り回すようにもってきたらどうだろう」、とか、とにかく怖くなくバイクが後ろを向いてくれる方法がないかいろいろ試したけれど、もう手のほどこしようがない。通れる気がしない。まったくしない。


YFさんは「苦手意識が働いているのも大きいと思いますよ」と言ってくれたけれど。なんでも後ろを走っていて、「Uターンだ」ってところにさしかかると、瞬間的に上半身と視線が固まるのだそうな。


Uターン以外の個所では、フロントブレーキに指をかけながら回れる程度にはアクセルがあけられるようになったけれど(前はフロントブレーキに触っただけで速度がほとんどなくなって倒れそうになっていた)まだまだ。あと、小さいターンの連続だと怖くて、ハンドルの前のほうにしがみついたり、あとは左ターンのときに上体が外に逃げたり、という自覚があった。ちょっと油断してアクセルを小さくしかあけなかったときに、ターン中心に足をついたことも複数回。


もうとにかくアクセルがあけられない。それにつきる。公道を走って、車にびゅんびゅん抜かれたり、先導してくれる人と離れたりして無我夢中でアクセルをあけてついていったりという経験があれば「意外にあけても大丈夫」って思うのだろうか?


車の免許をとったときも、所内で急制動の30km/hがどうしても出せずに、1時間まるまる周回コースを回ったけれど、2段階になって外に出てみたら、山手通りとか湾岸とか、30km/hなんかで走ったほうが怖いのでいつのまにか40km/h、50km/hで走ってたし。


いや、でも違うな。未だに車で外走ると、50km/h制限の幹線道路のちょっとしたカーブでもブレーキを踏んで30km/hくらいに落としてしまい、「こんなところでブレーキふんじゃダメ!」と母に怒られることがある。きっと速度を落とさずにハンドルきれば「やってみりゃできるじゃん」と思うのだろうけれど、--事実、首都高では60km/hできついカーブを曲がっているわけで--あの四方を鉄に囲まれた車ですら、「ここではそんなに出さなくても大丈夫」という環境になると甘えてしまって、自分が「安心」「絶対曲がれる」と思う速度はその程度なんだ。


神様、私の度胸のなさをどうにかしてください。オズの魔法使いに会いたい。


楽しく走れればいいやと思っていたがあまりにもできない(はじめてやることが出来ないのは仕方ない。私だから。でも数ヶ月も取り組んでいたらそろそろ成長が見られてもよくないか?)と楽しくないことにそろそろ気づいてきた。悔しいな。


ブレーキングゾーンのスタートダッシュ?の件にしろ、バリアブル等狭いところでアクセルを開ける件にしろ、「公道で怖い思いして無我夢中でやった経験があればスクールでもあけられるのかなぁ?」じゃなくて、公道で怖い思いをする前にスクールで何度も練習して、「無我夢中」だったものが何時の間にか自然に、無理せずに出来るようになった⇒操作以外に注意を払えるようになって安全に走行できるようになった・・・というのが本来の趣旨のはず。いくら色々できないことがあって泣きそうだからといってそんなこと考えちゃいけないなぁ。本末転倒。


もう気分的にかなりどん底なので、今日はポジティブなまとめをしよう。できないことはわかりきってるので、できるようになったことを列挙。

■ブレーキング
シフトアップのあとアクセルの遊びをとって、以前よりはスムーズに加速にうつれるようになった。


■オフセット
前回上体が逃げてリーンアウトになっているといわれていたが、リーンイン・アウトの練習をしたことで、リーンウィズの時の上体の位置がちょっとわかった。1速で走っても以前ほど振り回されなくなった。


■市街地コース
ポジティブなところ なし


■バリアブルコース
前回に引き続き、どんなに速度が落ちて怖くても、「後輪の向きが変わったのを意識してからアクセルを開ける」ことを意識できるようになった。
Uターン以外でフロントブレーキに触りながらターンができるようになった。


にほんブログ村 バイクブログへ(Uターンできるようになりたいなぁ・・・)