プライベートなことですが

家族の次に大事な人をバイク事故で亡くしました。
暫くはバイクには乗らないと思います。自分のためにも、自分の家族のためにも。


そのことを自分の家族に告げた後
「でも、いつかは、またバイクに乗るからね。ここで乗るのやめたら、まるで俺のせいみたいじゃんって彼に怒られる」
って言いました。


まだ顔を見ていないからいえるのかもしれないけれど。


ソロで走るのも好き
マスツーも好き
サーキットも好き
街乗りも好き
通勤もバイク
警察系講習会に出るのも好き
ダートも走る


バイクのいろんな楽しみ方を知っていて、マナーにも厳しく、安全意識が高く、技術向上を怠らず
万一のこともいつも考えて家族に迷惑がかからないようにしていた
一番身近で尊敬できるライダーです。


そんな人でも不条理に命を奪われることがある、というのは最近痛感したばかりですが
こんなに身近な人にそれが起こりうるなんて。


タンデムでの長いツーリングの前に、ちゃんと安全に乗ってられるかテストするって言われ
ドキドキしながら街乗りに連れていかれたこと。
タンデムってどうすればいいんですかって
周りのバイクの先輩に聞いて予習していって、無事テストに通って
初めて高速に乗って遠くに連れていってもらえたこと。


夢中でヒールグリップして脛の内側にろくえふのパーツの跡がくっきりついて、
めちゃめちゃ痛かったけど、初めて経験するツーリングで
泣きそうなほど嬉しくて楽しくて、いつか絶対絶対自分も外を走ってやるって決めたこと。


別件で親と顔を合わせた後は、内緒では絶対乗せないと言って断固として乗せてくれませんでした。
責任感の強い人でした。


桶川での練習を終え
今日は初めて終日1速で練習したの!
って得意げに報告のメールをうったら「まだ2速で走ってたの」といわれて凹んだこと。
でも
「絶対1速のほうが練習になるから頑張って」
っていわれて
絶対1速で走れるようになってやるって奮起したこと。


まだ信じられません。


いつか私が外を走れるようになったら、いっしょに走れるって
当たり前のように思っていました。


バイクには乗ります。乗るけど・・・。


ええと、コメントは不要です。誰かが書いているから自分もかかなきゃって気分にさせてしまうのは申し訳ないので。