本ブログアクセス解析に思う

「ペーパーライダー」というキーワード(単語)でこれだけのアクセスがあることがまずとてもうれしいです。
Googleでも「ペーパーライダー」で検索するとついにトップに表示されるようになりました。有難うございます。


このBlogは当初はバイクの免許を取るまでの教習日記の予定でした。
教習日記をつけている人はネット上にもたくさんいて、その方たちの体験記は教習前、教習中の私にとってとても参考になるものでした。


しかし家族の反対に遭い、ペーパーライダーがバイクに乗り続ける方法を知りたくて、ライディングスクール体験記をネットで検索したものの、ビギナーの体験レポートを書いていらっしゃるのは、パイロン系走行についてはビギナーだけれどバイクそのものについては決してビギナーではない方が多く、「みんながビギナー」である教習日記を参考にするようにはうまくいきませんでした。


上手な人たちの、サスがどうしたなんとかがどうした、舵角で曲がるだのバンクで曲がるだの、そんなBlogを見てもさっぱり分からない。
かといって、「初めてライディングスクールに行ってきた。怖かったけど楽しかった。」というBlogを見てもやはり自分のほしい情報は得られない。


じゃあ、ビギナーの自分が、自分が分かる範囲の言葉で表現した「怖かった・楽しかった」以外の日記を書こう、と思い、免許を取ったら終わるはずだった教習日記がいつの間にかスクール体験記になりました。


同じスクールに通う人たちがブログを読んでくれて声をかけてくれることがあるなんて想像してもいませんでした。


たくさんの先輩ライダーさんが、自分の成長を見守ってくれていることを日々感じており、アドバイスをいただくこともたくさんありますが、必ずしもその場で全部できるわけではなく、むしろ出来ないことのほうが多く、申し訳ない思いをすることも多々あります。


でも、その場では怖くてできないことがあってもいいから、ただへらへら笑ってやりすごすのではなく、なぜ怖かったのか、なぜできなかったのかアホみたいに考えて、今はできなくても、その原因を潰して絶対できるようになる。そしてもっともっとバイクを楽しめるようになる。それが不器用な私なりの皆様への恩返しの方法だと思っています。


私の「なぜ怖かったのか」「なぜできなかったのか」がもしかしたら他の誰かにとっても同じ悩みだったりして、上手な人にとっては悩むこともなく自然に体が動いてしまうことであるがゆえに解決策を提示できないことでも、私のBlogがその解決の一助になることももしかしたらあるかも。もしそうなったら、私がここでスクール体験記を書き始めた目標は達成できているわけで、そうだったらうれしいなぁ。


アクセス解析に戻ると、今では、「serenade」という私の(恥ずかしい)ハンドルをうちこんでこのブログに来てくださる人が多いことからも分かるように、私のブログにたどり着くことが目的で検索をかけてくれる方も多いのですが、「ペーパーライダー」その他のキーワードにより、女性ライダーの方、ビギナーライダーの方、ペーパーライダーの方がなんとかバイクに乗る方法を知りたくてネットでこのブログにたどり着いてくれて、私のブログが彼らに選択肢を提示できているのだとしたら、それはとてもうれしいことです。


ブログを読んだ女性が「公道を走るのがあぶなっかしくてHMSに行ってみたいのですが独りでは怖いので一緒に走ってください」とメールを下さったこともありますし、ご一緒はできませんでしたが、私のブログを読んで「納車前にHMSに行ってすっかりはまって帰ってきました」という女性からメールをいただいたこともあります。


私はペーパーライダーだけれど、バイクに関することでバイク乗りさんたちの役に立てた、というのはとてもとてもうれしいです。願わくば自分も公道ライダーとして彼女たちのあとを追いかけたいのですが、諸事情によりそれはまだもう少し先のことになりそうです。(もう少し、であることを祈っています)


バイクを好きになって、バイクに関わるいろいろな人たちとの出会いがあり、たまに別れがあり、でも、バイクに乗り始めてたった2年ちょっとなのに出会いの数のほうが百倍くらい多くて。その出会いのおそらく半分くらいは、このBlogが直接的・間接的に結びつけてくれた出会いなのだと思うのです。


これからもたくさんのペーパーライダーの皆さん・熟練ライダーの皆さんとの出会いがあることを祈って。そして河川敷以外の場所を自分がハンドルを握って走れることを祈って。2008年も宜しく御願いします。


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