HMS入門@桶川2

  • 午前中のプログラム
    1. 慣熟走行→トレーニングコースへ移動
    2. 直線である程度スピードを出す、シフトアップ、シフトダウンの練習
    3. パイロンからスタート、短い時間でシフトアップし、段階的にシフトダウンしてパイロンで止まる。その後オフセットパイロンで目標物に向かって早い段階で目線を向ける。Uターンして長い直線でしっかり加速、途中に直線パイロンスラロームを入れて、状況に応じたギアで走り、スラロームを抜けたらまた直線で加速する練習。
  • 午後のプログラム
    1. ひたすらオフセットパイロンで、目線と、肘が伸びきらないように意識しながら加減速のメリハリをつけて走る練習
    2. オフセットパイロンの中に教習所サイズの直線パイロンを入れて、状況に応じたスピードで走ることも加えた練習

まずトレーニングコースに移動するところで大変なことが・・・。今日は祝日だったので一般の人も多く、なぜかMTBの人も多く、土手に上がるところのかなり急な坂道の上で、1台がとまってしまい、イントラさんの「とまらずいってー」と叫んだのに気づかなかった後続の2台が後ろにとまってしまい。一番後ろが私。何も考えてませんでしたが、気づいたら教習所以来の坂道発進。1回エンストしましたが、今日のホーネットくんは発進時の反応がとてもよいいい子だったので、特に恐怖も味わわずに脱出することができました。

レーニングコースへの移動は結構怖いです。下り坂を降りて車道にぶつかるT字路で、一時停止してすぐ左折とかね。教習所でいやというほどやったはずなのに・・・。未舗装道路から右折して橋渡ったりとか本当に緊張します。

で、かなり長く直線をガンガン走らせてもらったんですが、(ガンガン走った気になっているのは多分私だけ)結構シフトアップはスムーズにできました。
本当は
ブォーン(スコン)ブォーン(スコン)ブォーン(スコン)
と短い距離で一気にシフトアップしてスピードに乗らなきゃいけないんだと思うんですが、私はかなりおそるおそるアクセルを開けるので
ブォォォォォォン(ヴヴヴヴヴヴ)(スコン)ブォォォォォォン(ヴヴヴヴヴヴ)(スコン)というかんじ。

シフトアップするとふわふわして怖いから3速くらいで頑張ってよ〜と言いながらアクセルを開けると、バイクが「だめーーー」といわんばかりに訴えはじめるので(うまく擬音にできないのですが)仕方なくシフトアップ、という感じ。ギリギリまでじらして速度に合ったギアにするとバイクがスムーズに走り出すのが嬉しいのもあって。それでも気持ちよく5速60km/hくらいまでは出せました。で、2速くらいまで落としてUターンして、またシフトアップして5速まであげて・・・あげていくのはだんだんスムーズにできるようになったのですが、シフトダウンがどうしても上手くできないんですよね。

暫く周回した後、イントラさんの説明を受けて、シフトアップと同じようにシフトダウンも段階的に、一つギアを下げるごとにクラッチを放して速度にあったギアかどうか確認して、余裕を持って減速していく、ということに気をつける練習を。これだとさすがに、シフトダウンを早めにはじめなくてはいけないのでその前に短い時間でシフトアップして速度を作っておかなくてはいけなくて苦戦しました。

まあだんだん「7番さん顔が怖いですよ」とか「随分安定してとまれるようになってきたので、今度は3速までじゃなくてトップまで入れてみましょう」とかイントラさんにアドバイスを受けながら頑張りました。顔が怖い=目線が下がっているということだと思うのですが(遠い目をしながら怖い顔ができる人ってそうそういませんよね)、これはTMMでも注意されたので今後も気をつけなくては、です。あと、この練習ではシフトダウンに気をとられてパイロンを目標に止まるのが二の次になってしまったので、反省。

それに慣れると、途中に、教習所の1.5倍の感覚で作ってある直線パイロンスラロームを通るのですが、これ、ものすごく苦手。スキーでも小回り苦手なんですけど、臆病すぎて減速から加速への切り替えが遅すぎてどんどん苦しくなってきちゃうんですよね。

苦しくなったら離脱してもいいから、「ただなんとなく全部通りぬける」んじゃなくて、気持ちだけでもアクセルオフで倒す、オンで起こすようにしようと心掛けたのですが、微妙なアクセルワークがどーも苦手で、ちょっと開けようとするとブォンと飛び出してしまって何度かかなり怖い思いをしました。左に切るときはいいんですが、特にハンドルを右に切ったときに、開けたくないのにアクセルが開いてしまうのが怖くて、ハンドルを押さえつけてすごくぎこちなく無理やり回ってるのがわかるんですよね。前回のTMMで「肘が伸びきってしまって、切れようとするハンドルを押し返している」と注意されたので、怖い中必死に背中と肘だけは意識したのですが。

オフセットパイロンは、今日自分で第一の課題にした「しっかり加速、きちんとブレーキ」を一番ストレートに練習できるところなので、頑張りました。怖いけどしっかりアクセル開けて、パイロン手前でしっかり前後ブレーキ両方かける(かけなきゃ曲がれない速度まで加速する)、次の目標物に目線を向けてターン。

ブレーキレバーの調整の仕方を教わったため、加速から減速がスムーズになり、安心して加速できるようになりました。

さらに、これを続けているうちに、どんどんターンするのが面白くなってきました。しっかりニーグリップして、イン側のステップをタイミングよく踏んで、というかシートの真上からイン側のお尻で体重をかけるように意識したら、もう面白いようにバイクがぎゅんって曲がるんですよ。それまでのように超低速でトロトロ、こわばった腕でハンドルをおさえつけて無理やりバイクを回しているのより全然怖くない。といってもスピードメーターは限りなく0に近い状態なんですが。

でも、ああ、俄然バイクが面白くなってきました。ただ、やっぱり右ターンのときはアクセルが予想外のタイミングで空いちゃうのが怖くて左よりもぎこちない感じがします。

面白くなってきたな〜と思ったところで昼食。今日のごはんは結構おいしかったです。ごはんとお味噌汁おかわりしちゃいました。

そうそう、午前の講習が終わったところで、このBlogにいつもコメントくださっているnstc1276さんが、声をかけてくださって、初対面を果たしました。偶然同じ日の別の(もっと高度な)クラスに参加していらして、私のProfile写真に載っているヘルメット&Hornet250を目印に声をかけてくださったわけで。連れの方は以前コメントしてくださったnodatesashimi様でしょうか?伺い損ねました。違ったら申し訳ありません・・・!

いやー自分の知らないところで何度も目撃されていたようで、恥ずかしいやら恥ずかしいやら恥ずかしいやら。狼狽しまくって短い対面中、「すみません」って10回くらい言ってしまってました。でもとっても嬉しい体験でした。今後とも宜しくお願いいたします。