TMM初級@桶川3

午後の感想その1

午後からぽつりぽつりと雨。雨具のパンツだけ着て午後のレッスンに臨む。買いたてのグローブはとっても調子がよく、雨が降ってきても雨用のグローブには変えたくない、雨降らないでくれるといいなぁと切望。

「午前中の直線パイロンスラロームで何をやっていいかわからないというかんじの人が何人かいたので・・・」と、直線パイロンスラロームのやり方を重点的に教えてもらう。まさにそれは私だ。

アクセルのオンオフ、と言われるので一生懸命やってみるが、オフしても曲がらない、曲がらないところをむりやりなんとかパイロンを通過して、オンするとまっすぐバイクが飛んでいってしまう(涙)というのが悩みだったのだが、なんだ、どんなに低速でも、どんなにパイロン間の間隔があいてても、オフはあくまでも「バイクが倒れやすい状況」を作るだけであって、そこでバイクが寝るきっかけを与えてあげなきゃ回らないんだね。

アクセルオフでバイクが倒れるから曲がって・・・というのは、何らかの形でそのきっかけを与えるのは普通の人にとってはあたりまえ、だからなんだねえ。

今までは、オフでバイクを倒して、っていうのにオフにしてもバイク曲がらないぞ、おかしいな、と思って次のパイロンが迫ってくるので焦ってハンドルを切ってたので、スピードがないのに無理やりハンドル切ったら不安定になるのはあたりまえで、だから怖かったんだなぁ。

アクセルオフでバイクが倒れやすい状況を作ってあげて、わかりやすい「きっかけ」として軽くイン側のステップを踏み込むような気持ちで体重移動してあげてみてください、といわれてやってみると、おお、なるほどこれならちゃんとバイクが倒れる。倒れたバイクを起こすためにアクセルの力が使われるから、前にすっとんでいくこともない。ああちょっと怖くなくなった。

もう少しチャレンジしてみようと思って、リアブレーキを使わなきゃいけないくらいアクセルを開けてみる。しかし、リアブレーキを踏みつつ左に体重移動、というのも難しいし、リアブレーキを踏みつつ右に体重移動だけ、というのも難しい。ついついリアブレーキをぎゅっと踏んでしまっていきなりスピードがなくなって倒れそうになってしまったり。

やっぱり直線パイロンスラローム怖いけれど、でも前回のHMSの最後の時のようにもう何をどうしていかわからずパニックのまま終わる、ということがなくてよかった。まああのときは4.5mだったから、次回もまたあのサイズでやったらパニックになる可能性あり、だけれど・・・。

で、Uターン。今回は1速でやるように、といわれる。これがまあできないできない・・・。右ターンはなんとかできるのだけれど、左ターンが全然。曲がろうと思うとものすごい勢いで失速していって結局足をつかずに曲がれたことは1回しかなかった。しかも派手にふくらんで全然Uターンじゃなかったし。上半身がガチガチになっているのは自分でもわかるんだけれど。

普段の右ターンの時には、右腕を引いたときに油断するとアクセルががばっと開いちゃうのが怖くて左ターンの方が自然にできるのだけれど、Uターンのように低速でターンだけに集中するときは、まだアクセルのデリケートな開け閉めのできない右ターンで開けすぎくらいのほうが車体が安定するのかな?左ターンの時は閉じすぎてしまうのかも。

リアブレーキ踏んでアクセル閉じてバイク傾けたらそりゃあ倒れるに決まってるのだけれど、右に植え込みが迫ってる!!と思うと怖くてアクセルが開けられない!その上、バイクを降りると「腰から曲がる方向を向く」っていうのができるのだけれど(ちょっとテニスのボレーの練習に似てると思った)バイクに乗ると、意識は「腰から!」って思っても、首から上しか動かせないー。

直線パイロンスラロームみたいに「やるべきことがさっぱりわからない」状態なら、アドバイスされれば少しは状況が改善されるけれど、私にでもわかるような初歩的な「やるべきこと」ができないのは切ない・・・。先に進まないじゃないか!!

で、今、そのときの自分の視界と、使っている筋肉の状態を思い返して気づいたのだけれど、多分ニーグリップができてなかったからだ。そのとき全然下半身の筋肉意識してなかったもん。下半身がバイクから離れていて、上半身をバイクの真上にまっすぐ載せていないとバイクがふらふらするから首しか上が動かせなかったとみた。

よーし次にやる時は、まずニーグリップを意識してみよう。で、上半身が怖くなく動かせるようだったら、腰から行きたい方向を見るようにしてみよう。で、左ターンのときは特に意識してアクセルをあけるようにして、あとは右ターンのときには肘が中に入りすぎっていわれたから肘を斜め後ろに引くようにしてみよう。うん、次練習するのが楽しみになってきた♪