3時間目(1段階3/5)

ぼーっとキャンセル待ちしている間に夕方からのコマが予約機でとれたので、その間NAPSで時間潰し(既述)。待っている間にさっきのコース図を頭に叩き込む。


ところが、いざ乗ってみると、今度はスラローム・クランク・S字を連続して走りまくるコースだと言われてさっきの記憶が無駄になる。

スラロームは普通二輪のときから苦手だったので今更自分の下手さには驚かないが、クランクが全然通れない。あ、これも普通二輪の時には後半めちゃめちゃ苦手だったんだよなぁ。


断続クラッチはただ握ったり半クラにしたり、だけじゃなくて半クラにしながらアクセルも回さなきゃいけないということをはじめて知った。普通二輪のときは「結んで開いて」状態だったよ・・・。


大型はクランクをローギアで通るようにいわれるが、速度がないと、ハンドルを切った途端にものすごい勢いで倒れようとする。ここでデリケートにアクセルを開けてあげられるといいのだけれど、空ぶかしの音が怖いのであわててクラッチをつないでしまい、クランクの中で飛び出すという悲惨な状態に。クランクから出た後低速ですぐに左折し、また左折してS字に入らなきゃいけなくてえらくストレスがたまる。教習生がナナハンをこんな極低速で極小回りさせるなんてこと可能なのか。


そしてスラロームの出口で今日2回目の立ちゴケ。あまりの恥ずかしさに生まれてはじめて一人で引き起こしができてしまった。CB400SFもHornet250も起こせたことないのに。右から起こすのに、頭が真っ白になっていてキルスイッチ切った後サイドスタンド出さずに引き起こそうとしていて指導員が飛んできたけれど・・・。


途中で、8の字コースを走らせてもらった。これ、やってみたかったんだよね〜。8の字の真中で普通二輪教習初回の人たちが集まって話を聞いているので怖くなって、指導員に「あの人たちに突っ込んだりしませんか?」と聞くが、「突っ込まないようにしてください」といわれる。コントロールできなくなるのが怖くて、アクセルをあけて車体を起こす練習まではできなかったけど、スムーズに通れて嬉しかった。


そしてさらに恥ずかしいことに補習をくらってしまった・・・。当初の目的どおり、安くいっぱいのれるのだから「得した!」とおもわなくてはいけないところなのだが、やはり悔しい。


やっぱりクランクがダメだったらしい。前の教習所ならともかく、ここではほとんどの教習生がハンコ貰って流れ作業のように進んでいくのに。しかし補習になってはじめて一人の指導員が講評してくれるのが嬉しくて、クランクのところまで連れていってどのへんでアクセル開け始めるか、どのへんでクラッチつなぐか教えてもらった。せっかくだから、結果オーライじゃなくてちゃんと低速でコントロールして自分の意志で曲がれるようになるまで頑張ろう。