1/15HMS入門@桶川2
今日のメニュー
【午前中】
- 教室内で自己紹介→車庫前で乗車姿勢等の説明、車輛点検→車庫前で慣熟走行。
- 1時間くらい周回した後、ちょっとカーブを取り入れて数周、その後コースへ移動。
- コースで直線を15分くらい走った後、お昼休憩。
【午後】
入門の今回の参加者はかなりこなれた人が多くて、発進停止練習の別働隊も出ず、かなり皆さん安定して走れていたのになんでこんなに周回ばっかり?とちょっと不思議。午前中の自分の課題は、せっかくゆっくり走る、大きく曲がる練習ができているので、曲がる時に傾けたりハンドルを切ったりするのではなくて、体ごと曲がる方向を向くことで曲がる、ことを心掛けようと。
普通二輪教習以来のCB400は、教習車よりもずっとハイスペックで、なんだかデジタルの個所もあるし、検定車のように何もかも動きがスムーズで感動。アクセル開けたときの反応、シフトチェンジのしやすさ、発進や低速走行のときもホーネットのようにいっぱいアクセルあけないとふらふらする、ということもなく、かといってCB750みたいにうっかりすると体が置いていかれそうでもなく素晴らしい安定感。
コースへの移動は、教習所でさんざん狭いところでの低速走行をやらされた後だからか、今までの中では一番怖くなかったかも。移動の列を車にさえぎられても落ち着いてとまって発進できたし。
シフトチェンジの練習は、CB400のギアの滑らかさに助けられて、かなり頑張れた。シフトアップのタイミングは、リズムがあるから分かるのだけれど、シフトダウンのタイミングがよくわからず、結局高いギアのままカーブに入ってしまうのが課題。シフトアップのときは、出来る限りアクセルを戻すのとクラッチ切るのを一緒にやって、手間取って減速してしまわないことを心掛ける。
休憩中にイントラさんにいくつか質問して、ちょっとシフトダウンの感覚がわかる。シフトアップの時にはアクセルを戻してシフトチェンジするので、シフトダウンのときにも右手が同じように何かしなきゃいけないような感覚があっていちいちフロントブレーキを放していた。このせいで、速度が落ちる感覚があまりつかめないために次のシフトダウンのタイミングがよくわからなかったみたい。フロントブレーキはかけっぱなし、クラッチをゆっくりつないで、繋ぎ終わったタイミングでシフトダウン。これを心がけて次に挑戦するとちょっとうまくいった。
「もっと速度出していいよ」といわれておっかなびっくり60km/h、70km/hを出すのにも少し慣れた。しっかり背中を丸めて、後ろにひっぱられないように姿勢を意識しているとそんなに怖くないということがわかる。
制動は、頑張って50km/h, 60km/hからやってみた。止まるときに近くの地面を観ないよう、目線を遠くに保つようにアドバイスを受ける。
直線パイロンスラロームはかなり緩くて、私でも恐怖感を覚えずに(というかリアブレーキも踏まずに)通過できるくらい。アクセルを結構長い間空けていても曲がれてしまうので、アクセルを開けたらすぐ戻してバイクを寝かせるきっかけを作る練習にはあまりならなかった。そのかわり、ハンドルをむりやり切って曲がるのではなくて、体重移動でバイクに曲がってもらう練習にはなった。
オフセットパイロンは、かなり緩くて走りやすかったので、最初から、光Ginjiさんのブログで以前見たラインを思い出して、「えーっとパイロンの裏に入る、裏に入る・・・」とつぶやきながら走行。
早めに次のパイロンを確認して、進入口を頭にイメージして、そこにむかって加速、減速。うまくいくと次のパイロンまで斜めの直線で向かえるのだけれど、減速のタイミングが遅いと、イメージした進入口から曲がる動作に入れないので、ふくらんでしまって次のパイロンまでS字のような形で進むことになってしまう。
今日はCB400が何でも言うことを聞いてくれて安定感が素晴らしかったので、いつもよりいっぱいアクセルを開けようと決意していた。オフセットのときはそれが出来ていたと思うが、その代わりいつものタイミングで減速していると間に合わない。アクセルはいっぱい、減速は早く。1周の走行のうちにうまく行くのは1〜2回しかないのだが、うまく行くとすっごく嬉しい!
途中の休憩のときに、チーフのイントラさんが「ライン取りを考えて走ってみましょう」と目の前で何度かパイロンへの進入の仕方を見せてくれたので、よりイメージしやすくなった。
その後、入門クラスでははじめてのコース走行。所謂「左奥」をはじめて走った。オフセットスラロームの横を直線でずーっと走って左奥に移動して、緩いカーブをいくつか曲がった後、また長い直線でオフセットまで戻ってくるというコース。
TMM初級のコースよりはずっと簡単だけれど、長い直線があるので、さっき頑張ったシフトチェンジの練習になって嬉しい。小さいターンがあるところは、2速のアイドリングでとろとろ、でもコースの先のほう、先のほうを見て走り、短くてもアクセルを開けられるところがあればしっかりあけようと心掛ける。
CB400はアイドリングで走っても安定感があって安心なので、コースの先に安心して視線を向けることができた。
オフセットはさっきよりも多分ちょっとラインがきつくなっただけだと思うのだけれど、かなり大きくふくらんでしまって、なかなか上手く通れなかった。早めの減速と、早めの目標確認、また課題になった。