1/28(土)HMS初級@桶川2

午後はコーススラローム。直パイがなくなって、「もう少し練習したかったな」という気持ちが10%、これでのびのびやれる、という気持ちが90%。どういうコースだったかは私は名称がわからないのでsayoさんの日記を待つとして。


前半はバリアブルをたて2つにわけて、途中で入れ換えて走り、後半は右奥のコースに移動。前半は、反対のコースを走っているバイクが恐いので、絶対Uターンが失敗できなくて、恐いけど(恐いから)絶対小さく曲がるぞ、という努力ができてよかったです。あと、イントラさんに「そこで寝かせて、そこでアクセル開けて、ハイ切り返し」といわれるタイミングは、自分がやろうと思っているタイミングより1テンポ速いんですね。そのタイミングを意識して全ての動作を速めにやっていけば、もっとうまいラインで走れるんだろうと思いました。


後半は、とにかく今まで走った中で一番コースが複雑で、覚えるのが大変。みんな速いからついていくので精一杯で、途中何度も寝てるパイロンの上を走ってしまい恐い思いをしました。


けれど、コース案内の時が一番いい走りをしていると思います。なぜなら、

  • 前を見失わないように、常に先のほうを見ている
  • 小さいターンが必要なところは(普段は慎重になりすぎて減速しすぎてしまい、寝かせられなくなってしまうのに)、前を見失わないために、速度を落とさず飛び込んで、無理矢理寝かせてターンしている

ため。
練習後の庄やで、「コース案内のときにできてるってことはできるんだから。自分が寝かせてターンできる速度をカラダにおぼえさせて独りで走るときに実践すればいい」と言われて、全くその通りだと思いました。


一度だけイントラさんが引っ張ってくれたのですが、パイロンのところで、進入口はおおかた私が予想しているところなのに、その後、曲がるのを見ると、自分が今まで通っていたよりもずっとパイロンのそばを通っていくので目からウロコでした。そんなにすごく寝かせているわけでもないのに。


やっぱり、自分が頭で考えている進入口は、ちゃんとバイクを寝かせて曲がる時の進入口なんです。そこに向かっていって、バイクを寝かせずに曲がったらふくらむのは当たり前で。しかし、イントラさんはゆっくりした速度でそんなにバイクを寝かせず通っていた、ということは、自分が「すごく寝かせてるような気がする、すごく速いような気がする」というのはもっともっとのろくて寝かせてないわけで。


イントラさんはそんなに恐いことしてなかった、あの程度でいいなら、よし、じゃあもっとステップ踏んでバイクを倒して曲がってみよう、と思ってやってみるといきなり転倒しそうになり。あ、速度が足りないんだ。じゃあ進入前に恐がって減速しすぎなんだ。思いきって、リアブレーキをもっと踏みたいところをちょっとだけ残して踏んでみると、今度はふらふらせずに曲がれる。それがうまくいくことが、1周の中に2,3回ある。その回数が、何度も走っていくうちに増えていくのが面白くて。


なるほど、これが午前中にやった、フロントとリアで減速して、あとはリアで速度調整して、小さい半径で回るってことなんだなぁといまさら気づきつつ、もう面白くて仕方なくて走っていました。途中何度も後ろに追いつかれそうになったこともあったけれど、午前中とちがって「申し訳ない」とか思わず気にせずに走れたし。とにかく午後は夢中で、終始楽しかったです。


一日、ついていくので精一杯で、曲がるときも「自分が曲がる方向を向いて、傾けず、むりやりハンドルを切らなくても曲がれる」速度でしか曲がっていなかったけれど、最後の最後に、すこーし速度を残して傾けて曲がろうという気になれたので、次の練習(1ヶ月近く間が空いてしまうけれど)までこの感覚を忘れずにいたいな。