2/11(土)HMS初級@桶川2

ここではオフパイで意識した課題や、新たにできた課題について書きます。

  • ライン取り、早い切り替え(新たに覚えたこと)

午前中のオフパイで新たに覚えたことは、ライン取りです。自分が思っていたよりももっと手前から入ってよくて、さらにそのためにはもっと手前から切り替えなければいけないということが分かりました。イントラさんの模範走行で分かった上に、オフセットパイロンのいくつかでパイロンに近づきすぎないように、手前にパイロンが寝かせてあって、それに引っかからないためには逆算して相当手前で切り替えなくてはならないということが体でわかって、とてもよかったです。

  • 「バイクを傾けて」曲がるということ(終始意識したこと)

前回のHMSで、自分は怖がってパイロンの手前で減速しすぎて、バイクを傾けて曲がるほどの速度を残せていない、リアブレーキを踏んだら失速してしまうので踏めなくて回転半径も大きいままになっているということが分かったので、今回はアクセルを多めにあけて、前後ブレーキでもっと減速したいところを我慢して、リアブレーキを踏みながら積極的にバイクを傾けて曲がることを心がけました。最初のうちは怖くてなかなかうまくできなかったので、パイロンに近づきすぎてあわててリアブレーキを離したりしていたのですが、最後までその意識を失わずにやることができたと思います。

  • 加減速時の体の遅れ(意識していたけれどさらに注意を受けたこと)

午前中のオフパイでは、N口イントラに後ろに乗せてもらって、加減速のフォームを教えてもらいました。自分の中で朝から課題として持っていたつもりだったのですが、全然できてなかったみたいです。N口イントラについては、初めて教わったのですがDVDで華麗な走りをみていたのと、先輩方の口から聞く予備知識のほうが多すぎて、まるで芸能人と握手するかのような緊張感で「しっ・・・失礼します!」とかっていいながら後ろに乗せてもらいました。


まずは直線での加減速に対応するフォームを体験させてもらい、次にオフセットパイロンでやってもらいました。後ろに乗っていて、やはり特に自分は加速のときの対応が遅いということがわかりました。頭で考えてとってつけたように上半身を移動させるのではなくて、下半身でしっかりバイクと一体になった上で上半身を持っていかなくてはいけないのですね。


タンデムの後、自分で走行してみて、減速のときに腹筋で体を抑えるのは少しできるようになったとおもいましたが、加速時はまだまだです。それに、加減速に対応したフォームのことばかり考えると、新しく覚えたライン取りのことがおろそかになって切り替えが遅くなったり、次のパイロンのほうに顔を向けるのが遅くなったりして、一つのことしか考えられない自分に呆れました。特に、顔を向けるのが遅いために、加速時の対応も遅くなっているということを感じました。鶏が先か卵が先か的なものがありますが。

  • 次の目標をとらえるのが遅い(新たに注意されたこと)

いつも、目線が近い、次の情報をとれていない、と注意をされているのですが、それはコーススラロームのときだけで、オフセットパイロンではわりと意識できている、と思っていましたができていなかったようです。


Y田イントラに止められて、首の動きがない、曲がりながら次のパイロンを観ているからダメ、視線の先にバイクを誘導していかなきゃ、と言われました。


言われてみれば、パイロンに向かう前に次のパイロンを認識はしているのですが、視界の端にとらえただけで、それを見た後すぐに目の前の、これから曲がろうとしているパイロンに思い切り視線を集中してしまっていました。一瞬次のパイロンをみただけで満足していたんですね。


これから曲がろうとしているパイロンをみずに曲がるというのは非常に怖いのですが、我慢して次の目標をとらえたまま曲がると、切り替えや、加速時に体を遅らせないようにもってくることも早くできるような気がしました。

  • バイクを傾けているときも目線は路面に対して平行に(新たに注意されたこと)

これは初めて注意されました。今まではバイクを傾けていなかったので当たり前かもしれませんが。Y田イントラに止められたときに、前述の「目標をとらえるのが遅い」ということとあわせて、注意されたことです。


「バイクの傾きとカラダの傾きが一致していてよい、これから変な癖をつけないように。ただし・・・」という形で注意をもらったので、一個褒めてもらえたことがとても嬉しかったです。特にバイクを傾けて曲がるということは今日の課題の一つでもあったので。HMSのイントラさんの「やる気にさせる教え方」は凄い♪


今までバイクを傾けて曲がっていなかったので、目線を路面に対して平行に、というのは意識したことがなくてよくわかりませんでしたが、以前光Ginjiさんのブログで、女性の白バイ隊員のリーンインの写真が載っていて、たしかにカラダの傾きにたいして明らかに不自然な角度で(←一般人の考え方だと)目線が路面に平行になっていたのを思い出しました。ああいうことなんだろうな。これは、一日の最後のほうで指摘されたのでなかなか意識することができませんでした。次回に続く。

  • オフパイでの課題まとめ
    • バイクを傾けて曲がることは継続。
    • 頭を一緒に寝かせずに目線を路面に平行に。
    • 次のパイロンを一瞬見るだけでなくて、ずっと観たまま視線の先にバイクを誘導する
    • ターンの切り替えを早く、自分が思っているよりもさらに手前、外側からパイロンに向かって進入する。
    • 加速・減速時のGに対して、ニーグリップと腹筋でしっかり下半身をバイクにくっつけた上で、上半身を移動させるようにする(まだ遅い)。