02/19(日)HMS初級@桶川2

ここでは午前中のメニューを通して意識したことや気づいた課題を書きます。

  • 午前中のオフセットで意識したこととか

オフセットでは、前回のレッスンの最後で、自分が「次のパイロンを見ながら曲がっているつもりで、実は一瞬視界にとらえただけで満足していて、曲がる瞬間は目の前のパイロンを見ている」ということが分かったので、とにかくこれを意識しました。「次を見る」というよりも「これから曲がるパイロンを見ない」を意識すると、たしかに曲がる瞬間の視界が全然違う。前回指摘された加減速のフォームまでは意識する余裕がありませんでしたが、「次のパイロンを見る」のが体にしみついて意識せずにできるようになれば、加速の前に余裕ができてフォームにも気を配れるようになると思います。次回に続く!!


そういえば、自分が、バリアブル等でUターンがあってもあまり怖くないのは「Uターンだ!→後ろを向け!」というのが体に染み付いていて、絶対曲がるコーナーの地面を見ていないからかもしれません。もちろん、曲がれるかどうか自信がなくて減速しすぎたときは失速ゴケが怖いのですが、コーナーの端が近づいてきて曲がりきれるかどうか不安になり曲がっている最中に怖くて変なハンドル操作をしちゃう、とかっていうのはあまりない気がします。目線って大事ですね。

  • 目標からの制動で意識したこととか

スクールで、「目標*から*の制動」ってやったの初めてのような気がします。「目標*で*の制動」と違ってどれくらいの距離で止まればいいのかわからないので勝手がわからず。でも前回のHMSでN口イントラさんに注意された通り、目線だけは近くの地面を見ないようにして、少しずつ制動距離が短くなるようにやってみました。


最後のほうで、Y島イントラさんにとめられて「今のブレーキは、80点。残りの20点は何かわかる?」といわれて、N口イントラの台詞を思い出して「笑顔ですか?」と聞こうと思ったのですが違っていたら恥ずかしいので、日本人的に「分かりません」と首をかしげました。


こたえは、笑顔じゃありませんでした(笑)。おもいっきり技術的なアドバイスで、ブレーキのかけはじめから止まるまでずっと同じ強さでフロントブレーキを握っているからダメなんですって。速度が遅くなれば遅くなるほど強くブレーキをかけても大丈夫になるんだから、遅くなるにつれて少しずつ握りこんでいってごらん、と。そうか、制動距離を短くしようとするときに、私は最初から握りこむ強さを強くしていたけれど、少しずつ握りこんでいけばよかったのか〜。次はそれを意識してみます。

  • 午前中の直パイで意識したこととか

直パイはまだまだです。でも怖くて反射的に倒れそうな方と反対の膝を開いてバランスをとろうとしてニーグリップを解いたり、目の前のパイロンを見てしまったりということがなくなりました。


今まではスキーの「回転」の旗門が密集しているところのように、縦にすーっと進んでいってハンドルをちょっとだけ切って「お願いとおって〜」ってかんじだったのですが、最終的にはバイクを傾けて曲がらなきゃいけない。まだバイクを傾けて曲がるのは怖いので、その前段階に挑戦するのが今日の課題です。傾けて起こすためにはある程度横に進む距離が必要、だから今日は「横の動きを出す」を目標にしようと思いました。


イントラさんが「ハンドル操作だけだと通れない間隔」というセッティングでしたが、超低速のため、ハンドル操作だけでもとおれました。ただ、ハンドルをおさえつけるんじゃなくて、なるべく肩より下の上半身全部を動かして、そこにハンドルがついてくるようなかんじをイメージして、ゆっくりでも左右同じペースで思い描いたラインを通っていけるようにこころがけてみました。


ただ、もともと低速で走っているのにさらにリアブレーキを踏んでハンドルを切ると失速ゴケしてしまうので、リアブレーキを踏む練習があまりできませんでした。


超遅いけれど一定のリズムで、横に動きながらもニーグリップは解かず、なるべく頭の位置を一定にして先のパイロンを見る、ということが少しずつできるようになった気がします。直パイは少し成長。


この日気づいたことなのですが、上手な人の直パイは、横に振れながらも、前に前に進んでいくんですよね。私の直パイは、なんだか箱根登山鉄道みたいに後ろに後ろにちょっとずつ戻っては進んでいっているような気がします。低速でハンドルを切りながら進んでいるので、向きを変えるまでの距離が必要でそういう軌道になってしまうんですね。少しスピードを上げて、バイクを傾けて曲がれるようになれば前に前に進んでいけるのだと思います。頑張るぞー!

  • その他午前中に意識したこと

シフトダウン。ママチャリで果敢に練習して転倒までしたアレです。長い直線での連続したギアチェンジは、アクセルを煽ることは考えずに(いっぺんに色々やろうとすると混乱してしまうので)、「フロントブレーキをかけたまま」「クラッチをじわっとつなぐ」を意識して安定したシフトダウンができるように気をつけました。


今までは一回ギアチェンジするたびにフロントブレーキを離してしまっていたので速度があまり落ちず、次のギアチェンジのタイミングがつかめないうちにターン地点が近づいてきてしまい、あわてて操作が雑になっていたんですが、ママチャリ特訓の成果か、これはできるようになりましたよ!


あと、1周2速で走ってきて、最後1速に落としてとまりますよね?その時には、1個の操作だけなのでじっくりと身構えて、クラッチを繋ぐ前にアクセルを開けて、その回転数が落ちる前にクラッチをつなぐというのをやってみました。


2速から1速に落とすのは難しいそうなので全然うまくいかなかったのですが、何回か、クラッチをつないだあとエンジンブレーキを感じないときがあったので、これか!と思いました。


しかし・・・フロントブレーキかけたままのつもりだったのに、アクセルをあけているときには指が離れていることが判明!ダメじゃん!きっと、アクセルを開けすぎるのが怖くて最初からかなり角度をつけてグリップを握っているせいだなぁ。これは午後に気づいた「直パイのときになかなかアクセルが空かない」にも通じるんだけれど。持ち方、改善しなくては。