02/19(日)HMS初級@桶川3

ここでは午後のメニューで意識したことや気づいた課題を書きます。

  • バリアブルで意識したこととか

バリアブルをまるごと一周するの、初めてです! それだけでもかなり興奮。


意識したことは、カーブ手前で減速しすぎずに、バイクを傾けてブレーキをかけながら曲がる余地を残しておくこと。でも小さいカーブの連続だとなかなか難しい!うわーーーとまっちゃうとまっちゃうとまっちゃう!っていうシーンが何度かありました。そういう時に限って近くの地面を見てしまって余計曲がれなくなるんですよねえ。


あとは、順番待ちの列の近くを他の人が通っていくところを見ていると、他の人が加速しているところで自分は加速できていない。カーブを抜けきるのが遅くて、次のカーブまでの直線が短くなっちゃうから、だ。この原因はライン取りと、思い描いたラインに入れない切り返しの遅さが原因だなぁ。


あとは、実際はもうアクセルを開けられる体勢に入っているのに、「もうコーナーを曲がりきったかな?」と確認して、絶対大丈夫と思うまでアクセルを開けないことにも原因があるような。これはメンタルの問題?カーブを曲がって車体がまっすぐになってからアクセルをあけるんじゃなくて、アクセルをあけてバイクを起こすことを意識すれば変わるかな?


まあいずれにしろ、いろいろな原因によってアクセルを開けるシーンが少なくて「メリハリがない」って言われちゃうんだなー。


でも、後半に少し長めの直線があったときには、その先にきついコーナーがあるのが分かっているけれど思い切ってアクセルを開けられたので少し成長。


隣でイントラ研修をやっていたチームマリのイントラさん(私がTMMに初めて参加したときのチーフイントラさん)が、順番待ちのときに飛んできてくれて、「アクセルを開けられるようになったこと」を褒めてくれたのがすごく嬉しかったです。さらに、「意識してアクセルを開けているということは、自分の昔のイメージよりもスピードが出ているのだから、今までよりももっと先を見ないと視線が遅れちゃうよ」と指摘してもらえました。よし!頑張ろう!

  • 午後のオフセットで意識したこと

ひろ〜いオフセットで気持ちよく加減速した後、直パイで四苦八苦して、ようやくオフセットに戻って気持ちよく走ろうとしたらその感覚が狭くて思い通りにならず・・・というレイアウト。コース案内の後の一本目は、あっイントラさんに追尾されてる!と思った瞬間にUターンに向かう手前の最後のパイロンを見失ってとまってしまいました。目線が近くなってた証拠かなぁ。


目線が近くなっているといえば、狭いオフセットからのUターンの個所。バリアブルの中ではこれくらいのコーナーはちゃんと回れていたのに、なぜかうまく回れない。なんでだろう?と考えて、まずはパイロン近くから入っていることに気づいてぎりぎり外側から入るようにしました。


Uターンの支点になる目標のパイロンだけでなくその手前から、細長いコーナーをつくるようにパイロンが並んでいたのに惑わされて、外側から入ることを忘れていたみたいです。オフセットパイロンのときにイントラさんが「パイロンを入口ととらえる、中心ととらえる、出口ととらえる、いろんな捕らえ方があるでしょうが、理想は、出口ととらえてください」と言っていたのがとても分かりやすかったけれど、これはUターンのときにも同じだなぁと思いました。


あとは、「曲がれないな?」と思ったらコーナーの壁になっている部分のパイロンに目がいってしまって、よけい曲がれなくなってしまっていたみたい。ラインと目線を改善したらちゃんと速度を残したまま曲がれるようになりました。やっぱり目線は大事。


あと、もう一つこのオフセットで気づいたことなのですが、私は左に向かうターンの後の切り返しは早いのですが、右に向かうターンの後の切り返しが遅い! というか、左に向かうときには意識して「早く切り返す」ということができるのですが、右に向かうときはちょっと怖くてできない。早く切り返すと余裕をもったラインで入れることが実感できたので、次は逆側も思い切って早く切り返せるように意識しよう。

  • 午後の直パイで意識したこととか

午前中の直パイで「横の動きを出す」ことが随分できるようになってきたので、午後は少し欲を出して、バイクを傾けてアクセル開けて起こすことに挑戦しようかなっと思いました。しかしここで難問が。アクセルを開けているつもりなのに開かない。どうして?って思って開けようとしていると、開いた頃には次のパイロンが迫ってきている。


これは、午前中のシフトダウンのときにも思い当たったことなのですが、右手のグリップの持ち方に原因があるみたいです。垂直にもつんじゃなくてドアノブやテニスラケットを持つみたいに、というのはよく言われるので実践していたのですが、手首の横の角度じゃなくて縦の角度。うっかりぐわーーんとアクセルが開いてしまうのが怖くて、最初からかなり手首に角度をつけた状態でグリップを握っているみたいなのです。スクールに通い始めた当初、何度もハンドルを切ったときにうっかりアクセルが開いてしまった経験があって、その恐怖感からそういう持ち方になってしまったのかなぁ。


順番待ちのときにギアをニュートラルにして、「強く短くアクセルを開けてすぐ遊びをとる」という練習をしているときは、ハンドルがまっすぐなのでできるのですが、直パイを通っているときは常にハンドルが切れているから、この持ち方だと手前に手首を捻る余裕がなくて、あけたつもりが「遊びをとる」だけで終わっちゃってるんですね。で、おかしいなと思ってむりやりもっと手首をひねるころにはもう次のパイロンが迫ってきている・・・と。


間隔の広いオフセットとか、アクセルを開けるまでに余裕があってごまかせる場合は感じないけれど、間隔の狭い直パイとか、フロントブレーキに指をかけたままアクセルを開けなきゃいけないシフトダウンのときには障害になるんですね。これはもう恐怖心を克服して、アクセルを開けられるようなグリップになっていることを確認してスタートするしかないなぁ。きっとこれやると、また直パイのときにアクセルあけすぎてすっとんで怖い思いしたりとかするんだろうなぁ・・・。でも、次のHMSでは直せるようにしよう!