スキーとバイク3

週末、日帰りでスキーにいってきた。脚力のない女性には非常につらい、春スキーのような上越の雪だった。今回の板は2週間前に滑ったときよりも18cmも長く、物干し竿の真中を持って振り回していたのが突然物干し竿の端を持って振り回さなきゃいけなくなったような感じで、実際はちゃんとブーツはセンターにセットしてあるのに、カラダが遅れること甚だしかった。


私の小回りはまだズラすスキーなのだけれど、短い板で真上から乗ると、面白いように反動がかえってきて次に切り替えられる。直パイで、倒す&アクセルで起こすっていうのがちゃんとできればきっとこういう感じなんだろうな。


今回は全く真上から乗れなかったので反動がかえってこない。むりやり自分の体で回そうとすると、重い雪に妨害されてまわせない。スキーが先に滑っていって体が遅れてしまい、本当はスキーに先行するくらいカラダを前に前に落としていかなきゃいけないのにどんどん置いていかれてしまい、コントロールできなくなる。むりやりまわしても上半身から左右に振られて視線も左右に振られて悪い見本、みたいな。


直パイの模範走行を正面からみると、上半身だけそのまますーっと近づいてきて(正面からみていると前後の動きは分からない)、下半身とバイクだけすごい勢いで左右にうねってくるのだけれど、スキーでもああいう小回りができたらいいなー。