05/20(土)HMS初級@桶川

■メモ

  • お天気は快晴。28度くらいまで上がった?もうメッシュジャケットも着ていられない。長袖シャツ+プロテクタでいっぱいいっぱい。
  • CB400Super Fourの19番車輌。2週間ぶり。
  • イントラさんはYFさんとS田さん。前回のHDS(ドライビングスクール)と全く同じ。
  • 受講生は20人を切って、かなり少なめ。雨の予報のせい?


■メニュー

(午前中)

  • オフセット→直スラ(5m間隔)→オフセット→ブレーキング(目標からの制動、目標での制動)

(午後)

  • バリアブル(いつものセッティング←ようやく分かってきた)
  • 市街地・新コース(コース案内が終わった後、天候が怪しくなってきたため撤退)


■今日の目標
今日の自分の目標はいたってシンプル。「ぎりぎりまでアクセルを開けておいて(失速ゴケしない速度を保って)必ずブレーキを使ってパイロンをまわる」これ1つだけ。前回はじめて750に乗って、慎重になりすぎてパイロンのかなり前でブレーキをかけて、アイドリングでとろとろとパイロンを回るくせがついてしまったので、これを直そうと。


目標を達成する手段としては、以前アドバイスを受けたように「目標とするパイロンのさらに奥にパイロンがあるとイメージして、アクセルを手前で閉じないようにする」とか、前の人の背中を見ながら走るとか。


■オフセットにて
結論として、午前中のオフセットではどのパイロンでも、フロントブレーキレバーにちょっとでも触った状態で回ることができたと思う。


けれど、本当に今日は「それだけ」しかできなかった。なんだか漫然と走ってしまったというか。なんか調子悪いなぁと思うと、色々なところがうまくいかず、午前中の半ばまではクラッチレバーをリリースするタイミングもうまくつかめなくて、エンスト寸前の発進ばかりしていた。


ブレーキでおさえきれずにオーバーランすることも多く、かなり無駄なラインを走っていたと思うし、バイクを倒すきっかけについても、YFイントラが「アウト気味に走っている方が多いようなので、カラダを斜め前に倒していくようにしましょう」という指導を最初にしたために、前回のように肩から入っていくように意識はしたものの、常に意識しているわけではなく、膝で倒してみたり体をぶつけてみたりその都度まちまち。考えすぎるのもよくないけれど、何も考えずに走ると、うまくならないなぁと思った。


スピードを維持するための一つの手段として、前の人の背中を追いかけることを意識してみたが、おかげで後ろからのプレッシャーは全く感じなくなったものの、前の人との差はさっぱり縮まらない。


走りながら理由を考えてみたところ「たしかに失速ゴケしない速度は維持できているので、ブレーキを使って回れてはいるけれど、かなり手前でアクセルを閉じてアイドリングで距離をみはからっている」ことが大きいような。初級の午前中は、右ターンの場合隣でブレーキングをやっているところにむかって突っ込んでいくので、「パイロンの1つ奥に目標のパイロンがあると思って」というのはなかなか難しい。というかものすごく怖い!!


結果として、アクセルを開ける量をいつもよりちょっとだけふやして、アクセルを閉じる場所はいつもと一緒、ちょっとだけ速度が残っているのでブレーキを踏んだまま回れる、という状態になっていたみたい。自分では「踏んだまま」と思っていても、実はもしかしたら回る前にリリースしてしまっていたのかも。だって回転弧は全然小さくなってなかったもん。


回転弧が小さくなっていなかったために、アクセルを開けはじめるのが遅くて、結局アクセルを開ける時間はいつもと同じか少し短いくらいだったのではないかと思う。次はもっと早めにバイクを立ててアクセルを速めにあけるようにしないとだめだなー。


■直スラにて
オフセット以外のところでは微妙に成長が。直スラは、「いつもの初級の午前中」よりはちょっと狭めの間隔だったのだけれど、(5メートルとのこと)前回の初級でT田イントラの直パイ地獄を通ったため、今回は怖い思いをせずに通ることができた。


といってもアクセルはタイミングにあわせて開けるフリだけ。もっと寝かせれば、アクセルのパワーは起こすことに使われて飛び出さないのだろうけれど、まだ倒し方が足りないので前に出てしまうのだと思う。それにしても、「よろよろとアイドリングで倒れそうなところをむりやりハンドルを切って通る」のではなくて、ある程度アクセルを開けたまま、目線も先に送って、リズムよくとおれるようになったのがとても嬉しい。


しかしそれにしても自分の直スラは遅い。以前は通ることだけが最大の目標だったのだけれど、なんとか通れるようになってきて、「それにしても自分の直スラは前に進まない」と思ってあきれる気持ちが大きくなった。まるで箱根登山鉄道。もっとアクセルを開けてもっとガンガン倒さないと前には進まないんだろうなぁ。


とはいえ、直スラで怖い思いをしなくなってきたのは自分の中でとっても大きい成長。他の個所で今日は全くいいところがなかったのに、あまり落ち込まずにすんだのはこれのおかげかもしれない。


■ブレーキングゾーンにて
前回750に乗って「おっ」と思ったことを400でもやってみた。つまり、ギアチェンジのときに、アクセルの遊びをとっておいてシフトアップしたあとすぐに加速できるように意識するということ。これってなかなか難しいけれど、うまくいったときには、「無駄な時間」が短くなってすぐに加速するのが分かるので、できると嬉しい♪ 


バリアブル等のターン間が短いときに、直スラのときの「短くて強いアクセル」の応用でバイクをすぐに起こす、というのに最近挑戦しているのだけれど、アクセルの遊びをとるのをあまり意識せずにできるようになったらここでも使えるかな。


ブレーキングゾーンでは、そのかわりギアチェンジばっかり意識していて速度を全く意識しておらず、「目標での制動」はさんざんだった。「目標からの制動」については、400はここまで握りこんでも大丈夫、というのがだんだん分かってきた気がする。


■バリアブル
バリアブル、最初のクランクのところで、回転の中心のパイロンに近づきすぎずに、その外側に仮想パイロンがあると思って、もっと外側から入ってパイロンのいちばん近くにきたときには回り終わって加速できるように走ってみてはどうでしょう、という指示がある。


クランクをオフセットに見立てて小さく入って小さく出る、というのは私の技量ではまだできないので(小さく入ろうとすると結局大回りになってしまってS字の手前で右に振ってから入らなきゃいけない)そうやって走ってみて、うまいことS字に入る前に完全にバイクを起こせると、S字でちょっとだけ直線的に走れるような気がするが、うまくいかないとS字の2本目のパイロンに近づきすぎてしまって結局地面のライン通りに走ってしまう。しかし前回ほど「思いっきりS字」で走ってはいなかったと思う。


クランクの出口のUターンで、桶川にて2回目のフルロックを経験。前回は直スラの途中での不本意なフルロックだったので、「カクーン!」と頭が持っていかれたかんじがしたが、今回は、「スピードを残しておいて、フロントブレーキをしっかり使って曲がろう」と特に意識したターンの最中に、最後の数センチが「すいっ」ともっていかれた気がした。うわーと思って頭が真っ白になり、無理やりバイクを立ててしまったけれど、あのままバイクに任せて曲がる方向を向いていれば怖い思いをせずに回ってくれるのだとか。次にフルロックの瞬間が訪れたときにはバイクに逆らわないようにしてみよう。


■フォームの難
前回は750の時も「加速していないときには加速のフォームをとらなくていいよ」といわれたが、アクセルを開けたときにバイクに置いていかれるのがこわくて、常に上体がかぶった(スキーの癖と同じね)フォームになってしまっているらしい。ここ暫く「肘が落ちる」と同様に指摘されている。


午前中にYFさんに指摘され、「お尻全体がシートにつくように意識して」といわれたため、がんばって意識してみたが、お尻全体をシートにつけた上でなお、上体がカブっているというかなり頑張った奇妙なフォームになっているみたい。しかも、「肘が落ちないように」意識しているために、肩があがりすぎているとのこと。うーむあちらを立てればこちらが立たず。というか両方立ってない。


Pシートに載ったときにも「前傾しすぎ」と言われたし、ウィンドウに映る自分のポジションはたしかに異様に前傾していた。しかも後ろ手に両手でグラブバーを握っているため今にも肩を脱臼しそうにみえたっけ・・・。


自分の視界に自分の肩が入ってこないように、お臍を引いて背中を丸めて・・・と意識するものの、小さいターンの連続のときにはハンドルが遠くなって挙動が遅くなるので怖い!でも、これはちゃんと直さないとなぁ。


他に、S田イントラには「バイクを立てた状態で減速、減速終わってからバイクを倒して曲がる、というのは教習所的にはあってるんですけど、次はバイクを倒しながら減速してみましょう」と言われた。ああっ「ぎりぎりまでアクセルを開けておいてブレーキ使って曲がる」、が今日の目標だったのに、やっぱりブレーキ早いんだ!!


しかし、前に突っ込まないように意識しながら、アクセルはギリギリまで、というのを両方意識するのはとても難しい、というか怖い。逆に考えると、バイクを倒す前に十分すぎるほど減速が終わっているのに怖がって上体が突っ込んでいるフォーム、というのはかなり珍妙だ。自分の変なフォームを想像して、自分を奮い立たせてみたが、そう簡単にできるものではない。恥ずかしいと思った次の瞬間できるのならば教習所は2分の1の時間で卒業できていたはずだ。


■次回への課題
前に突っ込みすぎるフォームを何とかする。アクセルをはやく閉じすぎない。ブレーキを使って回る。ブレーキング練習の最中にアクセルの遊びをとる感覚が少しわかってきたので、引き続き、頭で一生懸命考えなくてもできるよう--目的から手段にできるように--する。(格闘ゲームの必殺技のコマンドを、コントローラ見ながら入れていたものを画面を見ながらできるようにする、ようなかんじかな)


あとは、今回「なんかうまく走れない、漫然と走ってる気がするなー」と終始暗い気分で走っていたので、次回は楽しく走りたいな。


※来週は、「初級クラス飛翔の章」らしいので、また750に乗ってみたいと思っています。大きいバイクに乗ってみて、上体カブらない癖がつくといいんだけど。


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