11/02(木)HMS中級@桶川

イントラさんはT木さんとM川さん。受講者20名(女性1名・・・)。車両はもちろんCB400。400で走っているのも私だけ。

■午前中
加減速でのフォームチェック(2速指定)
新コースでのオフセット組と市街地走行組に別れて練習


■午後
中級バリアブル(入口は3連続Uターン)
長いオフセット→直スラ(6〜7m間隔)→短めのオフセット→目標制動


走行距離は45kmでしたが、走りっぱなしというほどでもなく適度に待ち時間があり、でも全体に対する説明の時間は初級に比べて格段に短いので、ちょうどよかったです。今日はペースもあまり速くなく、また初級に比べて厳然たる速さ順で走るので、後ろから追い立てられることもなく、自分のペースで走ることができ、快適でした。


■午前中
2速指定での加減速では、ストッパーまでアクセルを開けることがはじめてできました。「一度ストッパーまであけてみろ」と何度も何度もいわれてきたけれど、これかー。1速の加速感に慣れてくると2速だと簡単にあけられるものなんだなぁ。いや、もちろん直線で、好きなところであければいいからできるのであってオフセットだとまだできないと思うのですが。


新コースでのオフセットは、ほぼUターンに近く、「自分の旋回速度の限界を知る」練習。6〜7人だったので、1周ごとに先頭を入れ替えて走行。ここでは全く走行順にこだわることなく、待ち時間なしで走ることができました。ここでは、アクセルを開けることはそこそこできるのですが、バイクを寝かせて、スピードを保ったまま旋回することができません。速めにアクセルを戻して、旋回速度がかなり遅くなった状態で回ってしまいます。


しかし、浜名湖でTイントラに教わったとおり、「まだ早いんじゃないの?」ってくらいのタイミングで次のパイロンの方を向いて走るようにしたら、180度のターンもずいぶん小さく回れるようになり、嬉しかったです。どうしてもターン後半でハンドルをおさえてしまうのですが、そこでニーグリップを強めることで少し恐怖がなくなることが理屈だけでなく体験してわかった気がします。


1速に慣れてきたとはいえ、こういう長い直線のあるオフセットだとアクセル開ける→戻す→パイロンの真横にいってからハンドルをむりやりきってよいしょっと方向転換→アクセル開ける・・・の連続になってしまい、「旋回」ができないので、「速度を落とさずに傾けて曲がる」練習のときにはそれを意図してできるようになりたい。T木さんにも「回るときのスピードをそんなに落とさなくてもいいです」と何度も言われました。


■午後(1)バリアブル
午後は、初めて挑戦の中級バリアブル。初級で1度だけ3連続Uターンをやったことがありますが、そのときは全く通れずに足をつきながら回っていたのに、今回は涙目になりながらもなんとか回れたのが嬉しかったな〜。


初級のときとS字が逆周りなので、こちらが3つめのUターンを回っているときに、前の人がS字を抜けて正面から向かってくるのが初体験で、とにかく恐かったです。そのせいか、2つめ3つめのUターンは気合でパイロンについて回れるようになったのですが、1個目のUターンが、外周から入ってくるときにスピードを落としすぎてしまいうまく回れません。外周からどうやってスピードを維持するか、もしくは再加速して適当なスピードを作るか、が課題です。


S字逆周りは、S字にはいる前の、外周の内側を回るところのスピードがいまいちつかめず、じりじりと回っていくかんじ。だからS字の入口のUターンは最後までうまくできませんでした。でも、S字の出口は、全く目標のパイロンに目を奪われることなく、進行方向を向いて、うまくバイクを傾けて出ていけました。パイロンをみていないので、パイロンの近くに寄れているかどうかもわからないのですが・・・。


前半が難しいので、後半は楽しく走れるのも嬉しいです。初級の時よりもターンは深いはずなのに、そして、初級のときはS字状に振ってターンしていたはずなのに、次のパイロンがなぜか目の前にあってまっすぐ入っていけて、「あれ?」と思うことが何回かあって、めちゃめちゃ嬉しかった〜。


今日はとにかく「初体験」だったので、バリアブルでパイロンを倒さないことが目標だったのですが、次に走るときには、1個目のUターンに入る前と、S字にはいる前のカーブのスピードを高めて、パイロンの横ですでに進行方向にむかってバイクが立っている状態をつくれるようになりたい!!!


■午後(2)オフセット
午後の最後はわりと地味なオフセットを走ったのですが、初級と違って周りの人が速いので、そのペースが「当たり前」だと思うと自分もアクセルをあけられるし、できるだけスピードを落とさずに回らなきゃと思うし、やはり速い人たちの間で走るのって勉強になるなと思いました。


ブレーキングゾーンで待っている間も、上手な人たちのオフセットをずっとみているわけですが、「ああそうだ。スピードが一番落ちるのは、旋回し終わって向きが変わったところなんだよね」とあらためて思い出しました。自分は、「このスピードなら曲がれる」ってスピードを、パイロンに入る前に作ってしまっているからバイクを寝かせられないんだ。


でも、バリアブルの小さいターンをごちゃごちゃ回った後だったので、朝イチの新コースであんなに「旋回」ができないと思ったのにくらべればバイクが少し傾くようになったと思います。バリアブルを出て最初にオフセットを走ったときには、本当に2速じゃなくて1速で走ってる?と思って何度もギアを確かめてしまうくらいスムーズに走れました。1速で走るのが楽しくなってきました♪♪♪


ここでM川さんに呼ばれてアドバイスを受けたのですが、ターンするときに、内側の肩がつっぱって、つっかい棒状態になってハンドルが切れていくのを邪魔していると。顔は進行方向を向いているのだけれど、肩はまっすぐ前を向いていて、頭が肩の上にのっかっていて、内側の肩がひけていないために外側の手が伸びる余地がなくてハンドルが切れていないみたいです。「セパハンならそういう乗り方もあるけれど、ネイキッドなんだし、もっとハンドルが切れるはず」といわれました。ハンドルをおさえるというのは、下におさえつけるだけじゃなくてきれていくのを内側から外側におさえつけて邪魔しているのもあるんだ、と初めて知りました。


たしかに、意識して内側の肩を引こうと思っても、恐くて引けません。言われてみれば肩の上から進行方向をみているかも。直そうと思っても腕がぷるぷる突っ張ってしまって直せない。肩の力を抜いてニーグリップを強めればできるようになるのかな。


上級の人たちがバリアブルを通るのを見ていると、ブレーキをかけた次の瞬間、くるりと進行方向を向いているんですよ。その速度が、中級と全然違う。本当に「くるり」としか表現できないくらい、いとも簡単に180度後ろをむいている。上級の人にうかがったところ、あれはターン後半にハンドルがぐんぐん切れ込んでいくから、ということなのですが、私は今のようにハンドルをおさえつけていると、ターン後半にはハンドルが絶対切れないので、(むしろそれが恐くておさえつけているのだとおもいますが)素直にハンドルが切れていくのにまかせられるようになりたいな。どうすればいいのかな。やっぱり失速ゴケしないという自信がもてるスピードを作ることと、勇気をもって上半身から力を抜くこと、そのためにニーグリップをしっかりすることかな。


とにかく今日はとてもとても勉強になりました。初めてやったこともあり、できるようになったこともあり、できないことに気づかされたこともあり・・・。今日は苦手な市街地コースや間隔の狭い直スラを走らなかったのと全体のペースがゆっくりだったので楽しく走れましたが、いつもこうはいかないとおもいます。でも、また平日中級に出てみたいなと思いました。有休とるために真面目に働かねば!!!!