11/05(日)TMM中上級@桶川(1)


4月以来およそ半年ぶりのTMMに参加しました。勇気を出して中級に申し込んだのですが、2クラス構成のため中上級に。見たかんじ、20名くらいが中上級、10名くらいが初中級、初中級が初心者、それ以外が中上級というかんじでしょうか。


コースの難易度や全体的なスピードには問題なくついていけたのですが、何が原因でこうなってしまったのか自分でも困惑するほど、本当にダメダメでした。全然納得いくライディングができませんでした。40km走れたし、3〜4周連続してイントラさんに追尾してもらってアドバイスをもらったり、ステップアップするにはすごくよい機会だったのに悔しいです。


とりあえず忘れる前にイントラさんにもらったアドバイスを。
「加速のフォームはできているけれど減速のフォームが甘い」
「あごをひく」
「背中をもっと丸める」
「腰が逃げているから、腰から進行方向を向くように。そうすれば怖さがなくなってもっとバイクを倒すのが楽しくなる」
「上半身の力を抜いて進行方向を見る」


あごをひく、背中を丸める、減速のフォーム、については、言われると「あっ」と思ってすぐに直せるのですが、腰が逃げるのと上半身の力を抜くのが今日はどうしてもできませんでした。


多分、ニーグリップだと思うんですよ。


はじめて「今日は1速で走ってみよう、できる気がする」と思った日も、平日中級で「なんか傾けるのも怖くないし進行方向を見ることもできる」と思った日も、意識していないのにニーグリップがいつもよりもきまっていて、下半身がバイクと一体になっている気がした、という共通点がありました。ハンドルが切れ込んでも、バイクが傾いても、倒れる前に「ここだ」と思ったところでアクセルでバイクを起こせる、という確信があって、上半身から力を抜くことができました。


今日は、全然ニーグリップができるかんじがしなかった。浜名湖で、「つまさきをとじるニーグリップに変えてみて」といわれて、それまでつま先を外に向けることでくるぶしを車体に当ててホールドしていたのを、変えようとしているのですが、今まで当たっていたところが当たらなくなり、走っている途中に不安でパニックになることがあります。今日も傾いている途中にステップの上で足をどこに当てていいかわからなくなってステップの上でしきりに車体の当たる感触を探して足を動かし、不安になること多数。


下半身が安定していないから、バイクがふらつくのが怖くてスピードを落とせない。
下半身が安定していないから、進行方向を向けない。
ハンドルを切れない。
ハンドルを切れないから曲がりきれない。
曲がりきれないから仕方なくバイクを傾けようとして斜め上からハンドルをおさえつけて上半身が逃げる、リーンアウトのなりそこないみたいなフォームになる。


市街地のほぼ全てのコーナーで芝生ぎりぎりを回っていて、情けなくて涙が出そうになりました。


これはマリのアンケートにも書いたのですが、3〜4周連続して追尾してもらうのは嬉しいのですが、私は言われたことをすぐに直せるほど器用でもない上に、結構根本的な「下半身の安定」とかっていうのが問題だったので、次の周回で全然直ってない、同じ走りをしているのが自分で分かるんですよ。くらーい気持ちでゴール地点に戻って来て、エンジン切ってイントラさんのが横にくるのを待っている間、アドバイスを全然生かせていなくて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


また、全然悪いところがなおっていないのが自分でもわかっているのに、イントラさんは少しでもいいところを見つけようとして、「あのターンはよかった」とかって言ってくれるのがまた申し訳ない気持ちに拍車をかける・・・。


これは個人の好みだと思うのですが、私の場合は、1周追尾&アドバイスを貰ったあと、数周放置してもらって自分で試行錯誤したあとにもう一回様子をみにきてもらえるほうが嬉しいです。


細かい練習メニューについてはまた後で書きます。