11/05(日)TMM中上級@桶川(2)

■午前中のメニュー
2班に分かれて、アクセルとUターンの練習
・アクセルをめいっぱい開ける⇒減速し、最徐行。イントラさんがいいよ〜というまで徐行。
・スタートしてすぐに7m幅のUターンの2連続


2班に分かれて、コース走行
・市街地コース
・先ほどのUターン・オフセット・直パイ(6m・7m)を組み込んだ新コースのコース走行


■午後の練習
・午前中のコース走行の続き
・初中級クラスが使っていたオフセット・直パイ・長い直線コースでの練習。直線では4〜5速までしっかり加速するという指示が出る
・午後最後は、市街地半分と新コース半分を使ったコース走行


今日の主眼は、長い直線を多く組み込んだのでアクセルを開けるべきところは開けて、メリハリのあるライディングをしましょうとのこと。


アクセルの練習は、加速開始のパイロンはあるものの減速開始の目印がなく、目の前にイントラさんが立っているのでハンドル操作でも間違っては、と思いあまりアクセルが開けられなかった・・・というのは言い訳か。でも、減速した後の徐行に関しては、昨日のバラ1の感覚が残っていたので安定してできたと思います。


低速でトコトコスタートしてすぐにUターン、は昨日のバラ1最後のUターンが全くできなかったのを思い出してものすごーく暗い気分だったのですが、昨日よりは随分広い間隔で、傾けても余裕だったので、緊張して減速しすぎさえしなければ問題なくできました。2個目のUターン(右まわり)のほうはちょっと加速してリアブレーキ踏んでアイドリングでくるっと綺麗に回れるのですが、1個目のUターンはうまく速度が作れなくてぎくしゃく・・・。やはり左回りのほうが苦手なのか。


コース走行は、全く難しいラインではないのに、全然曲がれない。考えてみたら市街地コースをまともに1速で走るのは初めて。直パイのように短いアクセルでバイクを起こし、膝を叩き込んで方向を変える小さい切り返しが、1速だと怖くて全然できない。バイクのスピードが落ちてふらつくのが怖くて、Uターンが迫ってきてもスピードを落とせない。縁石が迫ってきて、体が逃げたままハンドルを上からおさえつける・・・。


もー最悪です。


前の人がどんどん離れていきます。


後ろの人がどんどん近づいてきます。


HMS初級にあがって最初の頃のバリアブルみたいな状態です。


午後になって、気持ちを入れ替えて2速で走ってみました。2速にして何よりほっとするのは、小さい切り返しで、直パイの要領が使えること。直パイは普段2速で走っているので、短くアクセルをあけてバイクを起こすことができるという自信というか安心感があって、ひとつ次のパイロンを目指しながら、手元のパイロンを「回避」するようなかんじで走れます。


2速で逆にうまくいかなくなるのは、Uターン。まあ1速でもうまくいってないのですが、リアブレーキを踏みすぎると簡単にエンストしそうになります。1速はエンブレの効きもすごいから自分で思った以上に減速するのですが、結構粘ってくれるのでエンストしそうにはならないんですよね。


あと、「あっ倒れそう!」というピンチの時に、1速だとアクセルをあけたらその場でバイクがはねおきてくれるという安心感があるのですが、2速でもそのつもりでアクセルをあけると、反応が遅くて結局自分の足が出てしまいます。


一長一短です。


ただ、1速の加速感、周りの景色がとんでいくスピードに慣れてきたのか、2速でも「んーもうちょっと速くても大丈夫」とぱっかーんとアクセルをあけられるようになったので、ある程度長さがある直線では2速も1速もそんなに違いはないような気がします。追尾してくれたイントラさんも「アクセルのあけっぷり『は』いいです」とのこと。スクールに通いはじめてからほぼ1年、「アクセルをもっと開けられればねえ」と言われつづけてきたのに・・・。複雑な気もちです。


私の憧れの女性ライダーさんが別の班で走っていたのですが、パイロンの手前できゅっととまってバイクを立てた状態でくるりと方向転換し、あっというまに次のパイロンにむかって加速しています。その回転半径たるや私の1/3くらい・・・。


新コースに出ると、市街地よりは小さい切り返しが少なくなるので気は楽になりますが、オフセットパイロンの周りをたっぷり5秒はアイドリングでまわって方向転換しています。ともさんに、入るときのスピードはいいけど出てくる時が遅い、減速しすぎ。あとフロントブレーキつかえてない、指はかかってるけどフロントフォークが沈んでないよ、と言われました。他のイントラさんには「フロントブレーキ使わないなら指かけなくていいですよ♪」といわれ結構ショックだったのですが、「使えてないよ」といわれると「じゃあ使えるくらいアクセル開けます!」と宣言してとりあえず加速だけはいっぱいしよう!と思うことにしました。



シフト操作を含めた加減速をしっかりしましょう、といわれた直線では、ひたすらアクセルあおりながらのシフトダウンの練習。4速まであげてしまうとシフトダウンが忙しくてなかなかうまくいかないのですが、3速から2速、くらいならなんとかフロントブレーキから指を離さずに掌でちょっとアクセルを開ける感覚がわかりました。まあ回転数は合ってないのでドカンとエンブレかかるのですが。


マリの直パイは6〜7mで、2速だと練習にならないし、3速4速でもカラダを動かさずに通れてしまうし、1速でアクセルオンオフを使うとスピードががくんと落ちすぎてしまうので、1速でアクセルをあけっぱなしにしてある程度スピードを保ったまま、リアブレーキを踏まずに体を動かして通り抜ける練習をしました。


今日は一日、「とおれなくて怖い」というようなコースは全くなかったのですが、「こんなはずじゃないこんなはずじゃないなんでなんで」と思いながら、40kmをなんとなく走り抜けてしまったかんじで非常に勿体なかったです。1つ前のエントリで書いたように、全ては下半身が安定していなかったからだと思うので、暫くHMS初級で下半身を安定させてセルフステアが怖くないと思えるようになるまで練習します。