11/23（木）HMS初級＠桶川

バイク スクール ＨＭＳ

イントラさんはＫ島さん・Ｙ田さん・Ｓ田さん。
車両はCB400の4号車。この4号車くんは、前週乗った3号車くんに比べて最高にお利口で、クラッチもすぱっとつながるし、左足のペダルの角度もちょうどよいのか何の障害もなくガシっと車体をグリップできて、ホントに相性がよかった。

■午前中のメニュー
・広いオフセット→ブレーキング/ブレーキング４本指/ブレーキング、アクセルを戻しながらとアクセルを戻してから、の違いの体感/1速でレッドゾーンまで回す練習
・広いオフセット→ちょっと狭いオフセット

■午後のメニュー
・広いオフセット変形→加減速/5mくらいの直スラ数本→広いオフセット→広いオフセット
・バリアブル


今日はひたすらオフセットの日。もとより、前回から継続して「旋回中に腰だけ内側に入って上体が逃げるフォームの矯正」が課題だったので、願ってもない。直スラもほとんどなかったので、終日１速で走った。


前回フォームを徹底的に注意してくれたＹ田イントラが今日も担当してくださったので、オフセットを通るたびに上目遣いで「今のはまだダメですか？」「まだダメ」みたいなアイコンタクト。


前回ブログにコメントいただいたように、「傾くというより行きたい方向に身を乗り出す」というのを意識してみるが、Ｙ田イントラいわく、「ずいぶんよくなってはいるが、先に腰が入って、一瞬遅れて上体がついてくる。同時に入らなきゃだめ。もっと肩から一気に内側に入れて」といわれ、ひたすらそればっかり考えて走る。きっと普通の人は腰が入れば上半身は全部ついてくるんだろうけど、私の場合は腰と、腰より上がバラバラになっちゃってるんだろうな。


午前中最後の方にはようやく何周かに１回ＯＫが出るようになった。自分でも、今のターンは上体が遅れなかったと感じるときには、ふわっとバイクが傾いて、あっけないくらい難なくパイロンをとおりすぎている。地面は近づくんだけど、全然怖くないの。肩とか腰とか腕とか色々ぐちゃぐちゃなやまなくても、バイク自身がぎゅーんといきたい方向にカラダを連れていってくれるかんじ。スキーでカービングターンが成功したときに似てるかなぁ。


何名かの上級の方が「今日はバイクと信頼関係ができてるかんじだね」「なんだかスムーズに走れているね」と声をかけてくださったが、きっと数少ないこの瞬間が目に入ったのだと思う。


今日はフォームのことだけ考えて走っていたから、１速でほとんどエンブレだけで減速していた。こういう走り方ができて、しかもちゃんとアクセル開けてブレーキ使って減速して、ブレーキ引きずりながらパイロンを曲がれるように練習していきたいなぁ。


バリアブルは、いつもどおり。Ｕターンの時に上半身全部で行きたい方向を見る、っていうのももうひとつ今日の課題だったのだけれど、バリアブルの苦手な個所にくると、染み付いた苦手意識と緊張で、自分でも苦笑してしまうくらい、上半身に力が入って、オフセットを走っていたときにはあんなに自然にハンドルが切れていたのに全然切れなくなってしまった。前週はなんとなく通過してしまったＳ字の入口で、ちゃんとリアブレーキを使って速度を落とそうと頑張ったんだけど、速度を落としてから向きが変わるまでが永遠と思えるほどに時間が長い。パイロンからどんどん離れていってしまうし。


これがブレーキを引きずったままくるっと回れるようになって、直スラが思ったように通れるようになったら少しは自信もつくのに・・・。


Ｓ字をすぎた後の小さいオフセットの連続では、今日一日やってきた「上体が遅れないように」というのだけをずっと気をつけて走っていたのだけれど、そうすると傾いている時間が長くなって、直立してアクセルを開ける前に次のパイロンがきてしまって、なんだかずーっと傾いたままどこでアクセルを開けていいのかわからなくて戸惑いながら走っていた。


今までは、この個所の自分の通り方はアクセルを短く開けてバイクを起こして、まっすぐになったところで次のパイロンがくるのでちょっと倒してよいしょっとハンドルを切って短く開けて起こして・・・の連続だったのだけれど、別に体の切り返しを意識して寝かせる時間を長くして走ろうと思っているわけじゃないのに、常にバイクが傾いていてアクセルの開けどころがなくて困った。


特に、最初の数周の後、追尾して走ってくれたＳ田イントラから「メリハリのある走りを心掛けるのはいいけどアクセルの開け方が雑」といわれてしまい、アクセルの遊びをとろうとかそーっと開けようとかって思っていると、開ける前に次のパイロンが来てしまうかんじ。アクセル開けてないからブレーキも踏めず、アイドリングよりはちょっと速いけどずっと等速でパイロンの間を縫うだけみたいになっちゃった。


パイロンを曲がりきれないんじゃないかという危機感は、今までの走り方に比べて全然なくて、むしろ余裕を持って回れるのだけど、なんかこういう走り方って２速の走り方じゃないのかな？　１速はアクセル開けてこそ速いのに、等速でだらだら走ってたら２速でスムーズに走るほうが速いんじゃ・・・。オフセットの走り方がわからなくなっちゃったので前走ってください！とイントラさんに言おうとした途端に今日の走行終了。課題は次回に持ち越し。まあ次回もこういう走り方ができるかどうかは全然自信ないんだけど。


ああ、でも今日はバリアブルで一つ頑張ったことがあったよ。バリアブルに入る時に、先頭近くにいて、発進のときに譲ろうかと思ったのだけれど、Ｋ島イントラが順序入れ替えしますって言ったので信じてそのまま発進したら、１人しか前にいってくれなくて最後まで２〜４番目くらいで頑張って走った。


最初のＵターンを曲がってスタート地点が見えた瞬間に次の人がスタートするの見ると「ああ遅くてすみません」って思うのだけれど、安心して走れる位置だと、「今まではここで減速してたから」と、もっと速い速度のまま入れるかもしれないところでも惰性で走ってしまうので、たまにはこういう位置で走るのも大事なのかなぁと。


次回も引き続きフォームに気をつけて、規則的なオフセットだけじゃなくて徐々に細かいコースでも同じような走り方ができるように頑張りまっす。