12/01(金)HMS中級@桶川

平日中級3回目。いいお天気、超バイク日和。車両はお気に入りのCB4004号車→魔の3号車(^^;)
イントラさんはY下さんとM川さん。メンバーは16人、でも今まで出た中級の中ではコースもペースも一番のんびり。

■午前中の練習
加減速→バリアブル(前半初級設定、後半中級設定)


■午後の練習
・M川さん先導によるローギア指定・リアブレーキ使用禁止の慣熟走行。アクセルだけで速度を作る練習
・市街地&新コース
・バリアブル(入口だけ初級設定、あとは中級設定)


11月の頭に平日中級に2回出て、タイトなコースでもなんとかバイクを動かして通ることができるという自信は貰ったけれど、その代わり腰だけでバイクを倒して、上半身が外に逃げてしまうという癖が強くなりました。


それを初級でY田イントラに指摘され、幸い2回連続でY田さんに当たったので初級2回を費やしてそれだけを直すように集中して練習しました。2回目の初級のラストでY田イントラにOK貰った時には本当にうれしかったし、自分自身でも1速で走っているのに2速で走っているときみたいに自然にバイクが傾いていくのを感じられるようになりました。


今回は、初級の余裕を持って通れるコースで直したフォームを、中級の「頑張らなきゃいけないレイアウト」でも維持することを課題にして、平日中級に参加しました。


■Y下さんからのアドバイス
「加速、減速のそれぞれがブツ切りになっているので、スムーズにつなげられるようにしてみましょうか」
「フロントブレーキを積極的に使いましょう。最初はブレーキをかけると思うのではなく触れるくらい、というのがポイントです」


■M川さんからのアドバイス
左旋回でハンドルを押さえているから、掌でグリップを押すように感じるのではなくて、引き込む、迎え入れるように。右旋回はいいよ」


久しぶりに通った中級設定の後半オフセットゾーンは、今までのように雑なアクセルワークだと、バイクを起こした時に飛び出してしまうので最初の数周はかなりとろとろ走っていたのですが、パイロンが目の前にきて「曲がれない!」と思ったときに無理やりバイクを倒すのではなくて、バイクに上半身が遅れないようにということだけ念じて走っていると、そのうちスムーズに通れるようになりました。


でも自分でも「アクセルの開け方が雑でバイクの挙動が急すぎるなぁ」と何度もひやりとしたので、旋回が自然にできるようになったらアクセルをじわっと開けることにも気を使っていかなきゃいけないなぁと思いました。


このあたりで加減速の流れをスムーズに、と言われたので、アクセルを完全に戻しきらなくても通れそうなのに惰性で全閉してしまっていたところ何箇所かで、アクセル一定に維持するように心がけました。またオフセットで曲がる前にリアブレーキで速度を落としきってアイドリングで回ってそこからガツンとアクセルをあけるようになってしまっていたところで、ちょっと多めにアクセルをあけてリアブレーキを曲がり終えるまで踏み続けられるようにと心がけたところ、少しよくなったと言われました。


次にフロントブレーキを使うようにという指令が出たので、まずは左上ゾーンから左下ゾーンに移る直線と、左下ゾーンの中のオフセットの直線で少し多めにアクセルを開けてFブレーキを使おうと試みました。


でも、中級だと皆さんペースが速いので、対向車線ではなくても目の前にほかのバイクがいるところにむかって、自分のブレーキングを信じてアクセルを開けるのが怖いです。


フロントかけようとしたときにうっかりアクセルを開けてしまったら、とかロックして滑ってあのバイクの前に飛び出してしまったら、とかアクセルを開ける瞬間にイメージが頭の中に浮かんで、あけられないし、あけてないわりにFブレーキレバーをぎゅっと握ってしまって超失速。エンブレとリアブレーキだけで通っていたときには、バイクの向きが変わるまでリアを踏み続けることができて、今までより小さく回れていたところが、また大回りになってきてしまいました。思い切ってアクセルが開けられたと思った数回ではちょっとフロントが使えたのですが・・・。まだまだ臆病で、ダメですね。


初級設定の最初のUターンで、かなり行き先を向いてなめらかに回れるようになってきたのは収穫です。でもまだS字の入口がスムーズに通れません。M川イントラに左旋回でハンドルを押さえていると言われたので、左が苦手になってきてしまったのでしょう。


でも、Y田イントラに数え切れないほどダメ出しされて必死に練習した右旋回が、よくなったと言われたのは飛び上がりたいほどうれしかったなぁ。

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午後は苦手な市街地&新コース。しかし、市街地部分はほとんど規制パイロンがなく、道なりに走るコースだったので「市街地は2速、新コースに出たら1速」と決めて走ると、怖くなく走れて、前半の市街地部分は、最後の数週では1速で走ることもできるようになりました。後半の市街地部分では、2速であまり加速しないのに、1速の時と同じくらい減速して回ってしまうので一気にペースが遅くなり、あっという間に後ろの人に追いつかれてしまうことが何度もありました。2速で走るなら、もっと速度を維持したまま回る練習をしていかないとな、と思いました。


新コースへ出る直前の左Uターンは、ものすごい苦手意識があって、芝生までは行かないまでもかなり大回りになってしまいます。バイクを傾けても体がついていくようになったので、怖さは半減したのですが、まだ上半身の力を抜けていなくて、ハンドルをおさえてしまうのでハンドルが切れないみたいです。自転車で練習したときのようにふっと力を抜いて、行き先を見てハンドルが切れるのを恐れずに・・・というのができればいいのですが、なかなか・・・。


教習所で車の坂道発進を練習したときのようにやらなきゃいけないことを全部口に出しながら走っているので、(教官にうるさいといわれた)左Uターンの時の私はかなり多弁です。


ただ、市街地コースのど真ん中の、対向2車線を使った右Uターンは、怖がらずにできるようになりました!!!これもうれしかった!バイクが傾いてハンドルが切れても自分が落ち着いてアクセルをあけて立て直せるとそのつど「できた!!」「私もやればできるじゃん」と叫んだりして、結局左でも右でもしゃべりっぱなしなんですね、私は。


新コース部分は、長い直線を取ったUターンに近いオフセットでここもY下イントラから「フロント使っていきましょう」と全員にアドバイスが。ここは対向車がいないので思い切ってアクセルがあけられます。アクセルの量やFブレーキをリリースするタイミングをああでもないこうでもないと毎回ちょっとずつ変えてみました。


今までは加速→止まる→のろのろと方向転換→加速、だったのを、リアブレーキを引きずりながら傾けて回るように意識を変えてみて、アクセルをいっぱいあけてフロントで速度を落として、フロントだけリリースしてリアは踏み続けて・・・というのが全部できたときにはパイロンの近くを(相対的に)回れるようになってこれもうれしかったなぁ。


でも、イントラさんがやるのをみていると、パイロンに吸い付くようにバイクを傾けてゆらっと回っているのに、パイロンのすぐそばで向きが完全に変わったときにはバイクが立ってるんですよね。私は、バイクを立てたままよろよろとハンドルを切って回るか、傾けてパイロンを通り過ぎてかなりたってからようやくバイクを立てるかどっちかしかできていないので、(後者ができるようになっただけ成長ですが)あの、「ゆらっと傾いて回って、方向が変わったときにはバイクが立ってる」を目指したいです。

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最後は、S字部分も中級設定になったバリアブル。今度はUターンの目の前を対向車がアクセル全開ですっとんでくるので、見ちゃいけないと思ってもそっちに目がいってしまい、Uターン弧が膨らんでしまったり、速度を落としすぎて足をついてしまったりなかなか怖くてうまくいきませんでした。


このレイアウトを通るのは2回目なのですが、前回よりも上手にできるようになったのは、S字に入る前にぐるっと外周の内側を回っていくところの速度を少し速くできたこと。コースに慣れてきたからだと思います。でもやっぱりS字に入るところの左ターンが上手にできなくて、基本的に速度を落としすぎなのですが、足をついたり、パイロンからはるか離れたところを回ってしまったりでうまくいきません。


右Uターンも、Fを使おうとするとうまくいかなくて、減速しすぎか加速が足りないかどっちかにきまっているのだからアクセルをもっとあければいいのに、守りに入ってFを使わずに小さく回っていいイメージで終わることを考えてしまいました・・・。でも、右Uターンはできる!という自信を持って次回も走れればいいな。


今日は苦手な直スラも市街地の細かいレイアウトもなくて、自分が設定した課題を最後まで意識して練習することができました。毎回こうはいかないだろうけれど、次回以降も、苦手なレイアウトでもフォームを崩さずにあせらず練習していきたいです。


練習が終わって事務所に戻るときに、整備服姿のY田イントラを見つけたので思わず「Y田さん!ずいぶん走るのが怖くなくなりました!!!」と報告すると笑顔でうなずいていただけました。よし、次回も頑張る!!!