05/01(火)HMS貸切@桶川
HMSの常連の皆様の貸切に混ぜていただきました。ほとんどの方が顔は見たことがあるが名前は存じあげない方ばかりで、中〜上級の方が多かったのだと思います。自分はオンロードクラスは今年に入ってはじめて、バイク自体バラ1に2回きて乗っただけなのでこんなところにいていいのかと大変恐縮。
お天気は小雨→本格的な雨→最後1時間ほど晴れ。車両はCB400の24号車。イントラさんはT田さんと、初めてお見かけするKさん。走行距離は55kmくらいでした。
プロフィルページに書いてある通り、この貸切の前まででスクール参加が37回だったのですが、平均走行距離40kmとして(TMMや入門、リターンライダースクールもあるのでちょっと甘いかな。)1480km。ちょうどこの貸切で生涯走行距離が約1500kmを超えるなぁと思った次第です。・・・短っ。この日も車両を車庫から出すときにどうしても思った方向にバイクを動かせず2台のCB400の間に挟まって動けなくなってしまいT田イントラに助けていただきました。絶対的にバイクに触れる時間が少なすぎる・・・取り回しうまくなりたい・・・。
■午前中
市街地+新コース。
市街地部分には制約パイロンもなく、新コースは定常円を2つ使ったスピードの乗るコースだったのだとおもいます。
■午後1
車庫前+駐車場
今まで通った中で一番タイトなコースでした。二輪用のクランクって半クラ使わずに通れるんだ、と瞠目。
■午後2
往復オフセット+入口だけ初級設定の中級バリアブル
オフセットは最後まで通れないパイロンがありました。
私は400の1速で細かい切り返しの時に適量のアクセルを開ける、というのがまだできないので市街地コースは大の苦手なのですが、今日のコースは制約パイロンもなく、直スラも間隔が広く、コース案内で走ったかんじ、細かく加減速しなくてもアクセルあけっぱなしでいくつかの曲線の連続として通れるかな、と思って1速アクセルあけっぱなしでリアブレーキと体の入れ替えだけで走りました。
最初の3周目くらいでKイントラに追尾してもらったところ
「オーバースピードで進入しすぎで、コーナーの出口でふくらみすぎているのでもっとブレーキを使ってメリハリのある走りをしましょう」
といわれました。オーバースピードで進入って生まれてはじめていわれたよ。多分生涯最初で最後だな。
でもたしかに路面がウェットだったこともあって、アクセルあけっぱなし+リアブレーキだとヒヤッとするくらいふくらんだことが何度かありました。Uターン等、失速しすぎて回りきれず芝生につっこんで大回り、という経験はあるものの、スピードが出すぎてラインが大きくなったことってなかったかも。
やっぱりコーナー1個1個でアクセル閉じて加速、減速を基本どおりにやらなきゃいけないのかな、とUターン前のコーナーだけアクセル閉じてみたり中途半端なことをやって困惑していたところ、T田イントラが来て、「今はUターンの1つ手前でラインが途切れているけれどUターン前まで複数の旋回の連続とみたてて1本のラインでいけます」という旨のアドバイスを貰い、やっぱりあの走り方でいいのか、とうれしくなりました。アクセルあけっぱなしで400の強力なエンブレに頼れないのだから、もっと積極的にリアブレーキを使ってラインをコントロールすればいいんだよね。
最初はあまりスピードを出さずに、複数の旋回の連続で1つのラインになっているということがわかったらUターン前のラインを考えて速度を残してUターンに入れるように、とのアドバイスでした。このUターンも市街地の中ではすごくゆるいUターンだと思うのですが、全然曲がれません。バラ1を思い出してリアブレーキを踏みすぎない、視線を先に送る、肩ごしじゃなくて肩から振り向く、といろいろ考えてみるのですが、自分の記憶に焼きついている視界はパイロンまわりの地面だけなのでダメダメです。フロントタイヤが芝生につっこまずに曲がれるかどうかだけを凝視していたんですね。フロントタイヤ見てても曲がれないのにねえ・・・。でも思ったよりUターンについては周囲からダメ出しをされなかったのできっと相対的には昔の私よりも無難に通れるようになっていたのでしょう。
自分はペーパーライダーで60km以上を出したことがないので、新コースの大きい定常円は大好きです。バイクを長い時間傾けているということが新鮮なので、定常円が終わってしまうと悲しくなります。でもあとでビデオをみたら全然傾いていませんでした。たしかに、定常円に限らず午前中のコース全部ですが、晴れの日とまったく同じようにアクセルを開けていたので、少なくとも晴れの日はもっともっとアクセル開けられるってことですよね。
定常円から折り返しのパイロンに入るところでは、前の人と同じラインで走ったのですが外側から振って曲線を描いて入っていく人が多くて、直線的に突っ込んで回ったらいけないのかな???と思いました。でも直線的に入ろうとすると私の技術ではスピードを落としすぎてしまうので曲線で入っていったほうがよかったのかも。
1速で走るときに一番難しいのが市街地の大きなS字で、アクセルあけっぱなしで走ったほうがいいのか、多めにアクセルを開けて一回アクセルを閉じ、加減速したほうがいいのかよくわかりません。どんなにがんばってアクセルを開けても、S字の大きいカーブを曲がり終えると、後輪の向きが変わる前に失速しすぎてしまう気がするんですよね。縁石から縁石を結んだ直線を作って、直線部分で加速できればいいんだろうと思ってアクセル開ける方法と閉じる方法を試しましたが、結局中途半端に終わりました。2速だと気持ちよく走れるんだけどなぁ。
まあそれにしても今日の市街地は恐怖感なく気持ちよく走れてよかったです。
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と思っていたら午後。
市街地よりもよほど怖いコースができていました。車庫前の慣熟走行するところのS字とクランクがとにかく怖くて。
途中の車庫前向かって左側の直スラはがんばれば1速でとおれるかも、と思ったのですが、もし飛び出したら右側のタイトなS字を通っている人にぶつかると思ったので(言い訳)2速で。
S字は、最後まで「もう1テンポ顔を早く向けましょう」といわれ続けました。しかし、最初はまったく通れなかったのが、2個目のパイロンが通れるようになり、3個目のパイロンが通れるようになり・・・成長がわかりやすいのでうれしかったです。そら最初から通れるのが当たり前で、よりうまく通れるようになっていくべきなのはわかってるんですけど。
通れるとはいえ、どんなに速度を残したまま1個目のコーナーを曲がろうと思っても曲がりきるころにはアイドリングぎりぎりまで速度が落ちているので、2個目、3個目のコーナーはほとんど千鳥で、ハンドルを切ってアクセルを開けたままじっと我慢できればなんとかスローモーションで通れるけど、ちょっとでも我慢できずにアクセルを閉じてしまったりハンドルを戻してしまったりすると通れず。最後まで出たとこ勝負でした。
出たとこ勝負なのはクランクも同様で、アクセルさえ閉じなければ上半身を積極的に進行方向に向けることでなんとか通れるのですが、「あっ曲がりきれないかも」とアクセルをうっかり閉じてしまうと、1速ではもう適量アクセルを開けることとかできなくて何度もパイロンをなぎ倒し、コースを破壊しました。
T田イントラには「もっと縁石に後輪を寄せると次のフロントがラクになる」といわれたのですが、後輪の走行ラインをコントロールするところまで意識が行きませんでした。悔しいな。次に走れることがあればそこまで意識が向くように余裕を持ちたい。
とはいえ、通れたか通れないか、がわかりやすく通れるとうれしいのはS字と同様で。あまり悲壮感なくタイトなコースを楽しめるようになっていたことに精神的な成長が見られたかと・・・。
駐車場に入ってからのオフセットは、ただ気持ちよく通ることもできるし、頑張れば試行錯誤してラインを変えることもできる程度のレイアウトで、楽しかったです。ちょうどウェット路面だったので前の人の走行ラインが見えて、大先輩の@sushiさんに前を走っていただいたときは、S字とクランクでは「ああそういうラインを通るのね」と目では追いつつも自分は技術の限界で通るだけで精一杯でしたが、(通ることすらできなかった箇所もあり)オフセットではラインを追うことができて楽しかったです。そういうラインを通るのね、と思ったあともう何周かできればよかったな。
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コースに戻ってからのオフセット+バリアブルは気持ちよく走れました。スタートしてすぐの直スラは、1速ではどうにもならず2速で。これも最初は全部通り抜けられなかったのですが徐々に通れるようになりました。普段はこの箇所に直スラがある場合、2速にあげてから加速する間もなく直スラがはじまっているイメージなのですが、今日は加速する区間があってからの直スラだったのでなんとか。しかも多分間隔もゆるかった。
下半身だけでバイクを倒す「とりあえずよけよっかなー」にならないように、とは思ったのですがなかなか・・・。直スラは本当にどうにもならんです。直スラが気持ちよく通れるようになりたい。
オフセットは、最初の1本を無駄にしてシフトダウンして、1速で。午後1のコースよりもちょっとだけきつめで、でも気持ちよく走れました。ハンドルが切れるのを感じるのは気持ちよいのですが、さらに自分の意思で切り増さないと、もっとタイトなところは通れないんですよね・・・。セルフステアを感じられる前の、あまり倒しこまずにハンドルをおさえつけていたときの方が自分でコントロールしてパイロン近くを通れていたとおもうのですが、今はバイクまかせなのでかなりラインが甘いです。これをちゃんと自分でパイロン近くにつけられるようになりたい。あと、今はエンブレとちょっとだけリアブレーキ、で走っているのでもっとアクセルあけられるはずです。
復路は、3本目あたりのちょっときつくなっているところが、後半まで通れませんでした。Zターン並に、手前のパイロンで立ち上がった後、後ろに向かって進んでバイクを立てたままゆっくりハンドルを切ると、コンスタントに通過はできるようになったのでうれしかったのですが。バリアブルに入る手前も同じように頑張ったのですが、赤いパイロンの2本目以降は最後まで通れず。
上手な人たちの走行を見ていると、たしかにバイクは傾いているしハンドルもいっぱいきれているのだけれど、それよりも手前のパイロンの裏にしっかりつけて、つけたときにはバイクが立っていて、フロントタイヤが行きたい方向を向いているので、バイクは常に「前に進んで」いて、あまりラインがきつく見えません。
自分が走ると、きついとわかっているパイロンの手前で曲がりきった時にはまだバイクが寝ていて、そこから起こすので、起こした後真後ろにハンドルを切って進んでも詰まってしまって通れないんですよね。Uターンでもそうなんですけど、進入速度を残して曲がりきるだけではなくて、曲がりきったときにはバイクが立っているような走り方ができるようになりたいです。
バリアブルのUターンやS字では、車庫前の走行でさんざん怖い思いをしたので、今までになく進入速度を残して気持ちよく回れました。いや、最初から気持ちよく回れたわけではなくて、「もう少し速度をあげてみよう、もう少しリアブレーキを弱くしてみよう」と思って実際速度を変えられたのが収穫でした。いつもは頭で考えてもカラダが毎回同じように動いてしまうので。今日だけじゃなくて、自分はあのスピードでも曲がれるんだと、視界や、リアブレーキの感触が体に染み付いているといいんだけどな。
ああ、あとビデオでみたときに、視線を先に送ろうとしているのはわかるのですが、顎があがって酸欠の金魚みたいになっていたので、次はもっとカッコよく顎を引いて行き先をみるようにしたいです。女性ライダーのZWさんの振り向き方は「かっ」と音がしそうにきびきびしていて、かっこいいです。目標です。
小さいオフセット部分では、以前中級に出たときのT田イントラの言葉を思い出して、「加速→減速→倒す」ではなく減速しながら倒す、体重移動を自分が思っているよりも1テンポ早くする、ことでよりスムーズに通れるようになりました。今まではパイロンを曲がりきったところでバイクが傾いていたのが、曲がりきったときにはバイクが立っていて次のパイロンに向かうのがすごくラクになっているのが実感できました。バリアブルの最後のコーナー、外周に出るところで、今までは1回減速して向きをかえてから加速してコーナーを脱出していたのに、最後のオフセットパイロンをぬけたところでバイクが立っているので、3/4円くらいの1つのコーナーとして外周に出られるようになったのがうれしかったなぁ。
あと、これもやはりT田イントラに以前言われたことなのですが、クラウチングスタート時の板を使うときみたいに、加速時のGに対抗するときにステップを押し返すことを意識すると、上半身を無駄に大きく前後させてハンドルにしがみつかなくてもバイクにおいていかれなくなった気がします。
T田イントラには、あまり回数たくさんあたったわけではないし、今日も2,3回しかアドバイスを貰っていないのですが、後になってからも思い出すようなすごく印象に残るアドバイスが多くて、自分がちょっと頑張ればできる課題をもらえる気がします。しかも、それができると劇的に楽に走れるようになる、という。
で。今日もだらだらと長く書いてしまったのですが、今後の課題は2つ。
・ オフセットで、気持ちよくバイク任せにして曲がるだけではなくて、パイロンの裏にきちんとつけて、次のパイロンに向かうときにはバイクが立っているような走り方をする。場合によっては自分でハンドルを切りましてバイクを起こすようにする。
・ オフセットや加減速等の単純な動きの練習のときに、なめらかに加速に移れるようにする。まだアクセルのあけはじめが雑なので、いざ細かい箇所で「バイクを起こすためだけ」の短いアクセルをあけるときに適量開けられない。
・ 2速直スラで下半身だけでバイクを倒さないようにまず練習。できるようになったら1速直スラに挑戦(今回のレイアウトでは、ギアチェンジする余裕があるところに直スラがあったけれど、1速で走っている途中に数本細かい切り返しがあるとき等に通れないから)
1番目の走り方ができるようになれば、今日は通ることすらできなかったパイロンが通れるようになるとおもうし、2番目3番目ができるようになれば、制約パイロンがある市街地コースでも、ギアチェンジする余裕がない箇所に直スラがあっても、1速で通して走れるようになると思うし。
とりあえずまた暫くは初級に戻って直スラ特訓して、アクセルをデリケートにあけられるようになって、それから中級に挑戦しよう、と思いました。