11/23(祝)HMSバラ1@桶川

千鳥メモ

ハンドルを切るときに、肩から上だけでまわさない。腰を回して肩がついてくるかんじ
バンクさせる場合もハンドルからの距離を一定に保つために単に左右に体重移動するのではなくて上半身を捻りこむ
フルロック時にアクセルがあけにくいようなら持ち替える
千鳥でもハンドルを切るのに加えて外側の膝でタンクを押し込む
千鳥のゲートには車体をまっすぐにして入る
ステップがパイロンの横を通り過ぎたらすぐにフルロックに持っていく(目安の感じ方には個人差あり)


今日はどう足掻いても通れないスペシャル千鳥と
個人的にスペシャルな直スラ&オフセットに終始したバラ1でした。


ここのところ千鳥は、転ぶ前に足が出てしまって、バランスの崩れを足をつかずに直そうという努力を身体が放棄していたのですが、今日は粘ったあげく2回転倒したのでまあ頑張れているかなと。


午後後半は直スラ・オフセットのセクションが作られました。直進しているバイクのバランスを崩してあげることで旋回のきっかけを作る、そのバランスを崩す方法は色々あるが、今日はブレーキを使ってみましょう、というのがKJMさんの指導。リアブレーキを離したいタイミングでさらに踏み増し、エンストする寸前まで踏むことでバイクを傾けて小さく回れるようにする。直スラも、パイロンとパイロンの中間にタイヤを通すのではなく、手前のパイロンのすぐ近くに立ち上がってくる。そういう練習をしてみましょう、とのこと。


私が最初オフセットを通っていたときは、まだまだお話にならないくらいリアの踏み方が足りないといわれました。今離しているところからさらに踏み増すのだと。400の1速はそうそうエンストはしませんが、失速ゴケは簡単にするので結構怖い。しかしやっているうちに少しずつ「その調子」といわれるようになりました。かなりタイトなオフセットでも、リアブレーキを踏み増すことだけを考えて他の難しい操作をしなければ、パイロンの近くを通れるのが不思議でした。フロントブレーキを使って曲がるよりも近くを通れる気がします。


その後、千鳥セクションに戻りたい人は戻っていい、ということになりましたが、せっかくのチャンスなので直スラとオフセットは、10数周赤組の方に先導してもらい、1速で走ったり2速で走ったり小さく入るライン、大きく入るライン、色々やってもらってまねして走りました。


また後半の10数周は前後を赤組の方に挟まれて、リアブレーキのみでこんなスピードで走ったことないよってくらいのハイスピードでひたすらオフセットを走りました。私がフロントブレーキも使って普段走っているのより1.5倍は速かったです。


バラ1なのにリアロックしたり足の裏をズザーと擦ったりそらもう大変でした。立ち姿勢で走ったときより息が切れましたが、ものすごく勉強になりました。


同じ個所を独りでずっと走っていると、色々試しているつもりでもつい「ここでアクセル閉じてここでブレーキ、これくらいハンドルを切る」って身体が覚えてしまって同じように走ってしまいがちだし、イントラさんや上級者に1周先導してもらっただけでは自分との違いはわかってもそれをトレースすることまではできないので、これだけみっちり先導してもらえるのはうれしいです。


自分の普段の「やりやすい」走り方と、アクセルのあけ具合やブレーキポイントやブレーキの量やライン、全てが違うのでものすごく疲れて体力的にも精神的にも消耗するけれど、非常に勉強になります。「私まだそんな高度なことできません」的役に立たない遠慮と謙遜、全部捨てて練習するのも大事です。自分はここまでできるんだ、と自信もつきました。


KJMさんの、初級者相手であっても丁寧に理屈を説明してくれる指導と、御託の前ににとにかくついてこい、という上級先輩方の指導と両方を一緒に受けられたおかげでとても実り多い一日となりました。


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