12/22(土)第三回TEC-R安全運転競技大会

※謎の多いリザルト 青#10 23名中20位(-91.5ポイント)


■直スラ&8の字⇒競技会対策で2速ですが、練習の時に気をつけていることに気をつけながら練習の通りに走ることができました。今の自分の出せるMax だったとおもいます。8の字の部分はマーカーを追いながらトロトロとほぼアイドリングで走ったのでアレですが、直スラ部分は納得のいく走りができたセクションでした。


直スラは桶川にきはじめたころから何よりも苦手で、(速く走れないとかのレベルではなく、通過ができない)ブログにはつい最近まで「自分が直スラできない理由のボトムアップ分析」を何十行も書いていたので、4.5mを狭いと感じずに落ち着いて走れた自分自身が何よりその成長を感じられてうれしかったです。T田イントラに感謝。


たぶんタイムのみの減点で454.5ポイント。


■オンロード・トライアル第1セクション⇒走行順が早く、ほとんど他人の走りを観ずにスタートしたのですが、イントラさんと前走者(トライアル常連の桶赤の方)がパイロンについて直線的に通過していたので「あれはうまい人の通り方。下手な人は左右に振って走るのだろう」と思ってバイクを真横に向け、3本目くらいで破綻しました。といっても他の人と同じように走っても通れた気はしないので特に何の印象も感想もありません。足つきの後、50cm以上後退で競技終了。


■オンロード・トライアル第2セクション⇒道半ばにして転倒し「記録なし」。本大会で一番悔しさの残るできごとでした。まったく他人の存在を意識していなかったのですが、後からとてもたくさんの人に「serenadeさんがあんなに悔しさを前面に出しているのをはじめてみてびっくりした」といわれてこっちがびっくりしました。


「転倒するまで頑張らなくても足つきながらいけばよかった」とか「練習ならできたのに緊張してできなくて悔しかった」という悔しさではまったくなく、「怖いからまだ練習しなくていいや」と思って回避してきたことが、やはりできなくて、今までの自分の練習に対する態度、向上心のなさを思い出して本当に悔しかったのです。


それは「低速でバイクを傾ける」ということ。1年間2ヶ月に1回くらいのペースで低速バランスの練習をして「バイクを傾けないようにハンドルを切ること」「まっすぐの状態でハンドルをフルロックまで持っていくこと」は怖くない、というところまできたのですが、低速でバイクを傾けて、適量のアクセルを開けてバイクを立て直すということがどうしても怖くてできなくて、千鳥でも「まっすぐの状態でハンドルを切って通れるところは挑戦するけれど傾けないとダメなところは通らない」、Uターンの練習でも、練習なんだから転んだっていいのにスピードの乗った状態でしか練習せず、私一人だけそのセクションが通れないまま終わるということも何度もありました。


オンロードのスクールでも貸切や中級のきついオフセットではアイドリングでバイクをまっすぐに保ったままハンドルだけ切って通っていて、そこでバイクを傾けてパイロンについて回るという努力をまったくしませんでした。


今回も、「バイクを傾けずにハンドルを切って通れるところ」までは綺麗に落ち着いて通れたのですが、ここで身体をアウトにしてバイクを傾けてハンドルを切らないと通れない、と分かっているのにどうしてもその勇気が出せずにもう少しもう少しと外側に振っていくうちに転倒してしまいました。


来年は絶対もっと向上心を持ってバランスの練習をします。あ、ここは謎の-400ポイント。


■コーススラローム⇒慣熟走行で精神力と体力を使い果たし・・・というのはまあ言い訳で、一発勝負ということで練習の時に気をつけていること、努力していることは何も出せなかったので、「私の今の実力の最低限」がそのまま出たセクションだと思います。


速い人ばかりの慣熟走行(といってもUターンの都度スピードを落としていただいたのでなんとかついていけたのですが)で、「高速道路を走ったあとに一般道に降りてきたとき」のように自分のスピードレンジがまったくわからなくなってしまい、走行中ブレーキはロックしまくるわ市街地コースなのに足は擦るわ加減速に身体はついていけないわで、とにかく非常に怖くて、どうしても完走だけはしたかったのでパイロンが近づくたびに可能な限りスピードを落としてパイロンからできるだけ離れて走りました。


次回一発勝負で走る時までにもっと基礎を底上げして、努力や背伸びをしない最低限の走り方をしても適正なスピードで綺麗にUターンするとかパイロンについて回るとかができるようになっていたいです。


一年間の総括で、自分の1年間(といわず桶川にきはじめてからの約2年間)をずっと観てきてくださった方たちに自分の成長を見せる機会でもあるので、普段コーススラロームというセクションを走るにあたってどういうことに気をつけながら走っているのか、というのをまったく見せられなかったのは残念ですが、逆に言うと、「最低限・素のままの状態」で走って、フォームが綺麗になったね、といろんな方に褒めていただいたのがうれしかったです。その部分の底上げはされたということだと思います。


おそらくタイムのみの減点で-146ポイント。ま、こんなもんでしょう。


総括すると
■練習どおり走れた直スラ
■練習どおり走った結果が素直に出て、今までの練習に悔いを残したバランス
■練習どおりは走れなかったが実力のMINラインが底上げされていることが確認できたコーススラ

でした。
観るのも参加するのもはじめてのイベントでしたが、本当に「お祭り」な雰囲気で、最初から最後まで、何があるというわけではなくても常にわくわくして、イントラさんのデモ走行も最高に楽しくて、1年で一番楽しい一日でした。


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