06/07(土)鮫洲試験場コース開放

HMSでお世話になっている先輩のCBR600Fをお借りして鮫洲試験場内で練習しました。競技用にややアップハンドル化・ローダウンされているので非常に乗りやすく、大型車両でまともに走るのは07年10月以来でしたが、足つきはCB400Super Fourとほとんど変わらないように感じました。


もともと低いギアでのパワーがある車両であることに加え、自分が最近あけはじめが非力なVTR250に乗っているため、1速でスラロームしようとするとアクセルを開けた瞬間にコースを盛大に破壊しそうになったので、スラロームや8の字等の課題ゾーンにはほとんど入らず、外周をぐるぐる回って、ほとんど練習したことのないシフトアップ・シフトダウンの練習を行いました。


シフトダウンはただただ怖いという印象しかなかったのですが、いつも2速から1速のシフトダウンくらいしか使わないからであって、高いギアからのシフトダウンであればブリッピングがまともにできなくてもそんなに怖くないということがわかり、シフトチェンジへの恐怖感が少しなくなりました。


桶川でも新コースの定常円が苦手で、慣熟走行でも直線での速度域が40km/hを超えると周回遅れに近いくらいおいていかれるのですが、この高いギア・高い速度域(相対的に)で行う「外周ぐるぐる」によって、ハンドルが自然にカクンと切れ込むまで速度を落とさなくてもバイクは曲がっていくんだということをはじめて体感し、今後VTRで走るにあたっても、「小排気量なりの旋回速度や回転数を落とさない走り方」のヒントが見えたような気がしました。


法規走行は見ていてくれた先輩が「本当に大型二輪免許をもっているのか」と危ぶむような有様で、四方に他のバイクがいるという状態ではまったく頭が真っ白になって思考停止してしまい、交差点は1度しか通りませんでした。普段一方通行のコース内でどんなに自分がリラックスして走れているのか初めてわかりました。


先日府中試験場内で走ったときにも感じましたが、「バイクを操作することが目的にならないように」約2年間、それなりに練習してきたつもりだけれど、バイク操作をツールとして、他の交通に注意を払うということは大変難しく、今の自分にはとても無理だなと思いました。年に数回しか乗らない車のほうがよほど落ち着いて周りの交通に注意を払うことができます。


本当に外でバイクに乗りたいなら、HMSだけではなく警察系講習会等、公道走行にもっと近いことを教えてくれるところで練習しなくてはいけないなと思いました。あ、バイクない&講習会会場まで行けないんだった・・・(涙)


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