07/24(木)HMS中級サンセット@桶川

今週はせっかくの夏休みなのに桶川の追加開催が全然ありません。
浜名湖の平日中上級とスラロームSPの予約を入れていたのですが
週末に浜名湖遠征して熱中症で倒れかけたため
私の体力で今の時期独りで日帰りは無理、と判断して潔く予約を取り消しました。


そして赴いたのは桶川サンセット。
初めての参加でしたが、とっても楽しかったです。


参加人数はたったの6人。
イントラさんはYJMさん(帰って来ていらしてから初めて担当していただきました)と若様。


うち3人が赤組常連、私含む2人が中級常連、うち1人がHMS初参加、というバリエーションにとんだ参加者。


車両も1000RR×3、1300×1、VTR×1、750×1・・・なんというアグレッシブ。


車庫前慣熟走行が始まったのが16:30くらいからで、バリアブルを走り終えてコースを後にしたのが18:20くらいなので本当に短い時間ではありましたが、後半は大分涼しくなり、集中して走り込むことができてとてもよかったです。


前半は長い直線のあるオフセットと、折り返してテントに向かっていく5m間隔の直スラ。


自分の課題として、浜名湖で体が内側に入りすぎることを指摘されたので車体の真上に体があるように注意しながら、(速度が上がるとつい傾けるのが怖くなって内側の肩を旋回の中心にぶつけるような形でカラダを内側に入れてしまいがちなので)ブレーキを使わずにオフセットスラロームを繰り返し、従来ブレーキを使っていたのとおなじようにアクセルをあけ、アクセルを閉じても曲がれることを確認しました。


バンク角は随分深くなってきたのですが、最初の思い切りが足りずに旋回が終わるぎりぎりまでちょっとずつ様子を伺いながらバンク角を深くしていくような形になっていて、アクセルをあける直前にざりっとバンパーが地面に擦れる状態です。


若様からは旋回の前半にバンク角を作ること(でもそのためにはもっと進入速度もあげなきゃいけないし、バイクまかせではなくて自分の意思で倒しこまないとVTRは寝ないバイクです、と言われました)を目標に、と。


YJMさんからはだんだんと綺麗に寝るようになっているが、バンクに頼っている間はハンドルが切れないので、バンクに体が慣れてきて恐怖感がなくなってきたと感じたら、だんだんと寝かせる時間を短くして旋回の後半ではハンドルを切りたしてバイクを起こしてやる、効率のよい走りを目指していくといいね、と言われました。


旋回の前半でバンク角を作るのは怖くてとても難しく、なかなかうまくいきませんが、それでも人数が少なくてノンストップで走りこめたので自分が設定した課題に集中することができて、イントラさんが継続してそれを見ていてくれるという環境でとてもよかったです。


今までのアクセル開度ならブレーキなしで旋回できることがわかったので、その分ブレーキを使うとぐっと小さく回れる、とか、さらにアクセルを開けても大丈夫、とかが体感できたのもよかった。


直スラはもう楽しくて仕方ないです。
VTRの直スラホントたのしい。
2年間、直スラを見ると蕁麻疹が出るくらいだったのが嘘のようです。


今まで何度も書いてきたことですが、今の技量で
400以上の排気量の車両に乗ると、
「バイクをどうやって障害物の前で止めるか、どうやってよけるか」しか考えられないので
アクセルはバイクを起こすことにしか使えないし、あけすぎると破綻するし
一定の速度より速くなっても遅くなっても走れない。


VTRの直スラは私の技量でも、「バイクをどうやって前に進めるか」考えられるので
アクセルを、バイクを起こすためだけでなく前に進めるためにも使えて
速さを変えようと思えば変えることもできる。


だからVTRでの直スラは楽しいのです。
フロントブレーキを使うタイミングが分かってきたので多少アクセルを元気よくあけても破綻しない自信ができてきたのも大きいかな♪


後半は中級バリアブル。入口の3連続Uターンがなくて初級設定、でも外周からUターンに入っていく部分はほぼ90度に進入するような形で制限パイロンが置かれていて少しきつめの設定になっていました。


完全な初級設定だと外周からなんとなく斜めに入っていく形になってしまい、アクセルを維持するのかいったん閉じてUターン前にまた開けるのか悩んでしまうのですが、この配置だと逆に潔くアクセルを閉じて、Uターン前に開けることになるのでUターンに適した速度が作りやすくて走りやすいな、と感じました。


YJMさんが追走してくれて、
「今はとてもバランスよく走れているので、ブレーキを強くつかってまずそのバランスを崩してみましょう。
旋回速度を2とすると
今はアクセル5、ブレーキ3で回っているとして
これを、アクセル6とブレーキ4、アクセル7とブレーキ5、という風に変えていく。
アクセルとブレーキどちらを先にかえるかといったらもちろんブレーキです。
まずブレーキを強く使って、バランスを元に戻すためにアクセルもあけていく。
そういう走りを目指してください」


今まで何十回、何百回となく言われてきて、頭でも思い描いていたことなのに言い方を変えてもらうととてもすんなり頭にはいってきます。なんとわかりやすい。


結果、いつもよりかなり元気よくアクセルを開けることができたように思います。
今まではS字を出て小さいオフセットに入るまでの直線でしかアクセル全開にできなかったのに、他の個所でも何箇所かアクセルを全開にできました。まだ全開を維持することはできなくて一瞬だけなのですが・・・。


今日は、ブレーキを使って小さく回るとかをあまり考えずに、いかに速い旋回速度にカラダを慣らすか、みたいなことを目標にして色々走ってみたのですが、それなりに自分で成果が感じられてよかったです。


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