08/10(日)小岩警察署講習会@小岩
音に聞く小岩の講習会(?)に行ってきた。事務屋さんやらなにやらすんごい速い人たちが集まる場所だときいており、自分のレベルで行ってはいけない場所だと思っていたのだけれど、初心者は8の字をやらせてもらえるときいて、自分の車両に慣れたいのでこれを逃すわけにはいかないと思い、勇気を振り絞って参加してきた。
午前中だけしかいかなかったのと、この日は別の場所でジムカーナ練習会があって事務屋さんがいなかったのと、ここのところさんざん目の前で事務屋さんたちの壮絶なトレイン走行を見ているために目と耳が慣れたせいもあるのか、そんなに怖い思いはしなくてすんだ。
10:30ごろまで初心者二人で座学を受け、1時間くらい8の字。昨日の砧に引き続き全然ハンドルが切れず、自分でも上半身がガチガチになっているのが分かって、普段バラ1でどうやって8の字やってたっけ、と泣きそうになりながらぐるぐる回っていると「そのスピードでそんなに傾けたら危ない」と指導された。
「誰に教わったかは知らないけれど砧2回以外に誰かに教わってきたんだね。でも上半身にものすごく力が入ってハンドルをおさえつける悪い癖がついているから今日一日でそれを直してしまったほうがいい」
自分が習ったことを実践できていないだけで、教わったことは違うんです!!!
心の中でつぶやき、今まで3年もいろんな人に教えてもらったのにそれがはじめての場所と、自分の車両でできない申し訳なさと悔しさと恥ずかしさに唇をかみ締めながら、内側の手を放す寸前まで力を抜いて、とまりそうな低速でバイクを傾けないようにしながらハンドルを切る(切れるのを邪魔しない)練習をした。小岩は基本的には自主練、と聞いていたが8の字をやっている間はとても懇切丁寧にマンツーマンで教えてもらえたので行ってよかった。
今日はスラロームは走れないかな、と諦めていたが最後の30分だけコースに入っていいよ、といわれて順周り、逆周り、1回ずつ走行することができた。
あとに走ったほうの逆周りは先導つきの「体験走行」といったかんじだったが、最初に走ったほうの順周りは、2周先導してもらった後、5〜6周普通に走ることができた。速度に応じて後ろの人に間隔は開けてもらえるし、平地にパイロン、という慣れた景色だったのがうれしかったので、砧で傾斜走行をしたときよりもずっとリラックスして走れた。
力を抜いてハンドルを切る練習をしたのもよかったのか、砧のときよりもバイクに素直に身をまかせられた気がする。
新しい場所にくると、人も、周りのバイクも、コースも、練習方法も、指導される内容も違ってうろうろおろおろする。でも違う環境でいろんなバイクがいてこんなに速い人がたくさんいるんだ〜というのを知るのはとても楽しいし、今までと違った指導をされるのも勉強になるから、これからも少しずつ外に出ていって世界を広げたい。(普通のライダーからしてみれば「どこが外やねん」と突っ込まれるかもしれないが・・・)
それに、環境が何もかも違うといっても、走りはじめたら「次のパイロンを目指してアクセルをあける」というルールは不変だから、むしろ走っているときのほうがリラックスできるなと思った。
リラックスして走ると、私のVTRがアクセルもブレーキもタイヤもいかに優秀なのかが少し体感できて、走りながらもびっくりした。これで自車両での走行距離・・・延べ25kmくらい?
私のまっくろVTRが飼い殺しにされてかわいそうなバイクにならないように、私のものになったからには(なんかほかのバイクと違う使い方されてるけど)でも幸せ!ご主人様大好き!ご主人様が一番!と思われるようにVTRと一緒に頑張る。