10/19(日)ダンロップ練習会@つくばドライビングスクール

二日連続の練習は家から禁止されているのですが、前日の土曜日は都内で半日だけの練習でさっさと家に帰ったのでなんとか大目に見てもらえ、日曜日にジムカーナ練習会に来ることができました。ダンロップ練習会は2回目、場所は初めてです。いいお天気で練習日和でした。


路面がよくて思い切り練習できる場所だ、と聞いていたのですが、所謂「浮きコース」でコース外との高低差は、恐怖のあまりまともに走れたことのないレインボー浜名湖の市街地コース以上に大きく、すっかりびびってしまいました。特にバイク用の8の字、メガネ状のセクションはまるで「8の字型の一本橋」のように見えて最後まで腰引けっぱなしでした。スピードを落としすぎてしまい途中で速度が足りなくなりアクセルを開け足さなくてはならず、先を見なくてはいけないのに足元ばかり見てしまい、お話になりませんでした。スピードの乗るS字の部分も怖かったです。


タイムアタックコースは狭いところでかなり複雑なつくりになっていて、両側が沈んだ2車線上でのUターンや、8の字など、自分は絶対にフォームが崩れて上半身がガチガチになって落下する、落下して心が折れる、と思ったので今回は一切挑戦しませんでした。


そんなわけで振り返ってみると消極的ではあったのですが、メンタルが非常に低調だったにもかかわらず、自分が走る順番になったらそれを忘れてきちんと切り替えて練習に集中できたこと、初めての場所・苦手な浮きコースでそれなりにアクセルをあけてフォームに注意しながら1日集中をきらさずに走りきれたことは自分ではとっても頑張った!とおもっています。


今日は積極的に開けていくコースだったので、リアに乗ってバイクが曲がるのを待っているのは怖くて、どちらかというとリアに乗ってバイクがその場でくるっと回るのを待つ旋回よりは、ぎゅーっとフロントブレーキをかけてフロントをおさえつけながら上半身の向きを変えてバイクを導くような旋回を意識しました。


「あけるべきところであけていない」「リアブレーキふみっぱなしで走っているかも」というアドバイスを周りの人からいただいて意識して走りつつ、50kmくらい走ったところではかなりイイかんじだったのですが、残念なことにそこでフロントタイヤが終了してしまい、タイヤをTT900GPから、BT003TYPE4なるものに切り替えました。


先生が半分くらい使ったタイヤをいただいたのですが、今まで使っていたバイアスタイヤからラジアルタイヤへの変更です。最初に自車両のタイヤをノーマルからスポーツライディング向きのタイヤに替える際、最初からラジアルにしなかったのはHMSで乗っているノーマルタイヤとあまりにも乗り味が変わってしまうので、そのつなぎとしてバイアスの、スポーツライディング向きのタイヤを経由したということ。


最後の10分くらい新しいタイヤで走ることができましたが、ラジアルタイヤのほうがバイアスタイヤよりも絶対性能が高いしモチがよい、でも価格も高い、という程度の予備知識で(自慢になりませんが、ポジティブに考えると「先入観なしに」)変わったタイヤで走ると、
・すごく硬い!路面の凹凸が全部伝わってくる!
・バンクしはじめから一気に寝る
・なんだかハンドルが近くなった気がする


という印象でした。「ハンドルが近くなった気がする」というのは気のせいらしいのですが、(タイヤの半径が大きくなった分車高を調整したので)今までよりも硬いタイヤで、フロントブレーキをかけても全然つぶれないのでそう感じたようです。特に今日は、今までとちがってフロントブレーキをかけてタイヤをおさえつけて、その瞬間に向きをかえる、という旋回を意識していたために余計違いを感じたのだと思います。


路面の凹凸が全部伝わってくる気がして、フロントブレーキをかけてもタイヤがつぶれている感じがしないので、すっかり怖くなって旋回のときにスピードを落としすぎてしまい、途端にのろのろになってしまいましたが、これは慣れるしかないのでしょう。


バンクしている最中は今までのタイヤよりもずっと安定していてグリップするタイヤ(だときいている)なのに途中で一気に寝るのが怖くてブレーキをかけすぎたり、ハンドルに力が入ってしまったり、体が逃げてしまったりして、全くタイヤのよさを生かせませんでした。


ただ、苦手意識がなくてバイクが寝るのもフロントブレーキをかけるのもちっとも怖くない、直スラ・オフセット部分では、「素直で、私が行きたいところにすぱっと向きを変えてくれて、安定感がありとても走りやすい」と感じたので、苦手な大きなRの旋回でも安心感を感じられるようにたくさん走って慣れていきたいです。といってもあと練習1回でまた大会なのですが。


あっ、あと今日はもうひとつ特筆すべきことが。SIDIのレーシングブーツの37サイズを探しているということを某SNSのほかの人の日記にコメントしていたところ、それを見たとてもとてもとても有名な女性選手が気さくに声をかけてくださって、なんとご自分のブーツをはかせてくださいました。なんて優しいんでしょう!37サイズは巷に全然ないので試着もできなかったのですが、自分はこのサイズでぴったりだということがわかりました。やっぱりほしい!

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