03/28(土)ジムカーナ練習会@相模湖

D杯の内容がよかったので、いつもより少し明るい気分で臨んだ相模湖練習会。ここで練習するのは2回目ですが、たしか前回はタイムアタック中にフロントから転倒して、メーター周りをささくれだらけにしてしまったような・・・。


D杯直後だからか、とても人数が少なく、スタッフと走行の完全入れ替え制にもかかわらず一日中走りっぱなし、の印象がありました。


コースを覚えて間違えずに走れるようになった最初の数周のタイムが意外によく、先生に「ミスコース?」と疑われるほどで、少し地力がついてきたのかな、とうれしくなりました。


タイムが伸び悩んできたところで、回転やフリーターンの進入ライン、脱出ラインを考えて走ると少しタイムアップ。


180度以上のターンの場合、ブレーキは後ろに向かってかける。急制動じゃないのだからただパイロンに向かって減速するんじゃなくて気持ちは次のパイロンに向かう。後ろに向かって地面を蹴るように。と思い出して走るとさらに少しタイムアップ。


あ、強いブレーキのことばかり考えていて先行動作を忘れてた、と思いブレーキングに備える姿勢を早めに作り、減速と旋回がばらばらにならないようになるべくひとつの挙動になるようにと意識すると少しタイムアップ。


このへんでかなり伸び悩んだので、8の字エリアで練習して、強いブレーキをかけすぎて脱出寸前に失速しているのが原因じゃないか、もっと素直に速度を残したまま脱出してアクセルオンにつなげられるように、強いブレーキよりはバイクを寝かせることを考えたほうがいいんじゃないか、と考えて実践すると、今度はタイムが落ちるorz さっきはちょっと気を抜いても出せたタイムが全然出てきません。


最後のタイムアタック計測の時には、考え方を元に戻して、とにかく強いブレーキ、さっきよりも強いブレーキ、だけを重視することにしました。あまりスピードを落とさずにスムーズに旋回ポイントから脱出してアクセルオンにつなげられると速くなったような気がしますが、なんのことはないブレーキを弱めているだけなので、アクセルオフのポイントが手前になるし、向き変えも遅くなるし、で結局遅くなっているのです。失速せずに回りきることが目的なら、ブレーキを弱めるのではなくてオーバースピードで突っ込めばいい!と頭を切り替えます。


ブレーキポイントを今までより奥にしようとすると、つい力んで、止まれるかどうか自信がなくなってリアブレーキを強く踏んでしまいお尻が流れて真っ青になる、というのが今までのパターンだったのですが、フロントブレーキでの練習はさんざん自主練をやってきたので、何周かはそうやってリアブレーキで失敗をしても、怖い気持ちに勝って強いフロントブレーキをかけられるようになってきたのが自分の成長だと思います。


長い直線の後の270度以上のターンがいくつかあったので、ここで特にこれらを意識して走ると、どんどんタイムがあがっていき、最終的には「ここまで出せれば」と思っていた目標タイムが出せたのがうれしかったです。


そして後から今日のトップタイム比を計算するとなんと・・・はじめての125%切り!

せれなーではふろんとぶれーきをおぼえた!
たいむひが7あがった!


そう、練習会でのタイム比って大体いつも、一日さんざん走ってようやくコンマ数秒UPして、130%切れるか切れないか・・・。なのが優に6〜7%あがったのです。


まだまだ長い直線から小さい旋回に持ち込む際の「減速」の部分でフロントブレーキを使えるようになっただけで、サスを縮めたままくるっと旋回、までは至っていないので、それが出来るようになったらもっと速く走れるようになるかもしれない!


いつもしょんぼりして終わることの多い練習会ですが、この日はとっても明るい気分で練習を終えることができたのでした。



にほんブログ村 バイクブログ ライディングテクニック・スクールへにほんブログ村 バイクブログ 二輪ジムカーナへ(ランキングに参加しています。もしお気に召したら1クリックいただけると幸甚です)