05/04(月)事務茶屋杯#1

リザルトは、自己ベスト更新の122.38%。Nクラス10/27位・総合55/79位


認定大会ではないとはいえトップタイムはチャンプのものなのでタイム比は信頼できるのですが、ノービスクラスは2本も本コースを練習走行させてもらえて、4本目のタイムですし、なによりも今回自分が目標としていたことが何一つできず、練習の成果が何一つ出せなかったので、全く満足いかない結果でした。猛省。自己ベスト更新、というのもこのブログのプロフィール欄の記録を見てはじめて気づいたくらいです。


悪かった点1つめ。
足つき可の茶屋杯だからこそ、180度以上のセクションすべてで落ち着いてフルロックに当てる走りをしよう、というのが今回の大会の目標だったのに、回転やフリーターンなど、練習や練習会でのタイムアタックでは確実にフルロックに当てられるようになっていたところが何ひとつ当てられず、細かいところですべて失敗しました。


原因のひとつは、練習でリアブレーキパッドが磨耗しきった状態でMAXまで踏んでいただけなのに、リアブレーキの調節ができるようになったものだと思い込んでいたことです。大会当日にリアブレーキパッドが消滅していることに気づいて交換したところ、突然ブレーキが効くようになって、でも調節する練習はしていなかったのでマシンの挙動がコントロールできずに怖くてぜんぜん傾けられませんでした。


出走前の8の字で、オーバルや回転をしようと思ったら、マシンを傾けた途端にうねうねとバンク角が変わって、傾けても傾けてもフルロックに当たりません。「傾けても傾けても・・・」というのは自分の印象で、実際はリアブレーキの踏みすぎで速度が落ちまくっていたために全然傾けられていなかったのだとおもいます。


せっかく「失速ゴケしないためにバンクさせる!」というのが少し体現できるようになっていたのに、リアブレーキ踏みすぎで、バンク角が安定せず、タイヤがうねうねふにゃふにゃ・・・お話になりません。空気圧をあげてみようと思い立ち、第二ヒートでは少し空気圧を上げてのぞみましたが、やっぱりだめでした。フルロックに出来ないなりに、以前のようにフロントをおさえつけて小さく回ろうと意識できたので少し回転半径は小さくなったものの、目標が一つも達成できなかった・・・というより挑戦もできなかったことが悔しいです。


悪かった点2つめ。
慣熟歩行不足。コース図みながら1周、コース図みないで1周、バイクに乗った目線で1周、が自分にとっての最低限なのに2周半で終わってしまい、残りの半分が「自分が走っているイメージが全然頭に浮かばない」と不安でいっぱいでしたが、結局その後半で迷いまくりました。


1箇所目はおにぎりセクションの後の緑パイロン(既に回転で使用済み)の右を通ってしまったこと。途中で気づいてリカバリーできたのは評価できます。ここ、間違えるんじゃないかなぁと思っていたのですぐに気づいたのですがそれだけに後悔も大きい・・・。


2箇所目は、ゴール前の坂の手前。「孔明の罠」含む3〜4本の赤パイロンが見えて、どこのパイロンを通っていいかわからずとまってしまいそうになりました。結局分からないまま「えいやっ」と適当に通り、あっていたかどうかも分かりませんでしたがこれは結果オーライ。ハカイダーさんいわく「振り返った時に重なって見えるようにパイロンを置いた」とのこと。バイクに乗った時の目線で歩行しなかったことが悔やまれます。


また、MCで第1ヒートを無駄にしてしまったため、その後2本も練習走行させてもらったにもかかわらず心の余裕がなく、アダチの通り方を変えてみる、というチャレンジができませんでした。後から冷静に考えれば得意な右ターン2回で回ったほうが速かったと思います。ラインがきついかなと思っていたのですが、ノービスクラスのビッグバイクもその通り方で通れているのだからVTRなら余裕だったはず。苦手な左ターンが膨らみすぎですごく損しています。


慣熟歩行は大事。イメージトレーニングも大事。タイムアタック中にコースを頭で考えながら走るなんて勿体無い。MCしたら後の1回でタイムを残しに安全にいかなきゃいけなくなるから勿体無い。後悔しないようにちゃんと慣熟歩行するぞ!


あとは、得意のオフセットで、パイロン1本1本止まるような元気のない走行をしてしまったところ(アクセルの開けはじめが遅い、ブレーキ使いすぎ)も、細かいところでのミスを取り戻そうと焦ってアクセルを開けた結果、短い加速のあとのブレーキの先行動作が甘く、減速Gを吸収できずにワンテンポ遅れて旋回に入る等の無駄が多かったところ、等々反省点ばかりです。


数少ないよかったところ。
苦手なスラローム、しかも苦手な左回り、でがんばってアクセルをあけられたところ。細かいセクションが不調なら高速セクションで取り戻そう、と気持ちを切り替えてそれなりに走れたところだと思います。ただでさえ2ヒート目でタイムを落とすことの多い私、MCリカバリーの分を差し引いてもかなりのタイムアップとなる12秒のタイムアップは初めてです。


そういう走り方をした結果、マシン的にも自分のスキル的にも不向きなアケアケコースで、前回のMJとほぼ同じタイム比が出せたことは、(4本目の走行ではありますが)少し慰めになりました。(後日注・・・ほぼ同じっていうか自己ベストでした。よい走りではなかったのでまさか今回のほうがよいとは思わなかった)


あとは、セクション間のつなぎで加速するときにいちいちバイクを起こさないで寝かせたままアクセルをあけていけるようになったとか、はじめて吹け切るまでアクセルを開けられたとか、先日の府中講習会でのブレーキング練習を思い出して思い切って4本掛けでのブレーキングが出来たとか、それなりに評価できるところもあります。


悪いなりに「意地で走れる」ようになったのは少し競技者向きの性格になってきたということかなw


とにかく、D杯では今回の反省を生かして、悔いのないように走りたいです。


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