06/28(日)J杯#2@トミン

120.44% NLクラス3位入賞


苦手なアダチセクションがなく、ほぼ傾けっぱなしのVTR向きのコース、そして前日一夜漬けしたところがそのまま出た!感のあるゴール前の往復フリーターンセクション、と非常にコースに恵まれ、また生タイムでは入賞ぎりぎりで、まだまだクラス上位のお姉さま方とは勝負にならないものの、でも結果は結果!素直に喜びます。っていうかすごく喜んでます!


6月は親の海外旅行とか師匠特練入りとかが重なり、4回しか練習してない、しかもうち1回はHMSのバラ1、という環境で結果が出せたのは意外。バラ1で左旋回の苦手が少し克服できたのが大きいかな。


ここのところ昇格者なしの大会が続く中で、じりじりとタイム比を更新してこられているのもうれしいのですが、ここにきてはじめて120%台に乗ったのがとにかくうれしいです。今シーズン始まる前は125%切りが目標だったのに・・・と思うとなんだか夢のようでじわーっと喜びを噛みしめております。


今回は、ウォームアップの時からなんだかスラロームの調子がよくて、いつもは(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルしながら走っているトレインのウォームアップが全然怖くない。バンクさせるのも怖くない。もしかして私絶好調?!と有頂天になりましたが、出走前の8の字エリアにいってみると、全然ダメ。


旋回に入ると車体がうねうねして、全然フルロックにならない。前日の8の字GPやフリーターン練習では「フルロックが目的じゃなくて手段、の入口まできた!」と思ってうれしかったのに全然ダメです。


大体フルロックにならないときは、バンクが足りなくてリアブレーキに頼って失速しすぎてしまっているか、逆にオーバースピードでバンクが足りないかどちらかなので、とにかくバンクするようにしてみましたが、全くフルロックになる気配なし。


以前、リアブレーキパッドを変えた直後の事務茶屋でこういう状態になって、そのときは「変えたばかりでリアブレーキが効きすぎるんだな」と思ったのですが、どうやらパッドに関係なく、メンタルの問題でリアブレーキがコントロールできずにひたすら踏みまくっているみたいです。


焦りくるっているうちにスタート。スタートは大分上手になってきました。以前のシグナルがなったあとたっぷり1秒経ってからノロノロとスタート・・・よりは大分マシになったはずです。師匠の指導のもと暗闇の中でひたすら6千回転からクラッチつなぐ練習だけやった甲斐がありました。



最初のオフセットパイロンは、今までだったらスタート後まっすぐ車体を立てたまま加速していたと思うのですが、今日はスタート直後からバイク傾けっぱなしのイメージを作り、いいかんじで最初の回転に至る。しかし右回転は・・・スタート前の8の字の状態そのまま、クソ遅い。ハンドルをおさえつけてひたすら向きが変わるのを待つ。


絶望しながら最初の8の字へ。こういう小さい8の字は自主練で吐くほどやっているので、呼吸するかのように簡単に・・・できれば苦労はない。ここでは特に意識することなくフルロックで小さく回り、直線では少しでも加速を入れる・・・という予定だったのですが全くフルロックにはならず、仕方ないのでいつも以上にバンク角を深くして、パーシャルのまま回ります。


もうどうにでもなれ、今日はスラロームの調子も今までになくよかったからこうなったらもう絶対バイクは起こさない、バンクしっぱなしでいくぞ!と思い、大きい8の字に突入。足つきターンセクションは、直前まで存在を忘れていたために、逆にブレーキングが早くなりすぎずによかったかも。


連続Uターンは、バリアブルの3連続ターンに似ているせいか苦手意識がよみがえってきて「バラ1出てやり直してこい!」みたいな状態に。VTRサマサマでなんとか通過。


外周は真ん中あたりで1速が吹け切るものの気にしない。右回転への進入は相変わらずしょぼい。左回転はさらにしょぼい。


ゴール前のフリーターンは前日に鬼のように練習したけれど、今日の調子では絶対フルロックで最短距離では回れないだろうし、ゲート通過できなければ元も子もないので、左右の幅には少し余裕をもったけれど、ゲートにまっすぐつっこんでから振るのではなく、迷いなく完全な8の字を描けたのは練習の成果。


タイムは・・・1分42秒78。上位選手が40〜41秒だったので、回転と小回りのセクションがダメダメだったわりには悪くないかなぁ。


師匠に「全くフルロックになりませんでした。ダメダメでした。すみません!」と開口一番謝ると、「今日のコースはほとんどフルロックに当てるところはないよ。あの走り方でOK」と意外にも褒めてもらって肩すかし。


第1ヒート終わった時点で5位。でも本来私より段違いに速い人たちが2人も後ろにいるし、4位の人とは1秒弱離れてる・・・NLの人は皆さん1ヒート目が慎重なのか、2ヒート目でみんなかなりタイムをあげてくるので、2ヒート目は最低でも40秒台にはのせないとダメだ・・・


スラローム部分は1ヒート目の走りができた上で回転が全部練習どおりにできれば2秒UPはできるかな、と思い、1ヒート目で「ハンドル切れ込みすぎ」と思いスラロームにあわせてちょっと上げた空気圧を少し下げて、アイドリングもちょっとだけ高くしてみました。


2ヒート目前のウォームアップでは、スラロームはいいかんじ。空気圧を下げたせいでハンドルはいつもより切れるけれど怖がってハンドルをおさえなければ大丈夫! 出走前の8の字は、1ヒート目よりはマシ・・・でもやっぱり練習どおりには全然いかない・・・。


心拍数も下がらぬままにスタート。柄にもなく欲が出てきて、タイム上げてやる!と思ったのが如実に出て、とにかく突っ込みすぎ。久しぶりにリアロックしまくり、バイクを倒しこんだ瞬間にフロントがうねって起き上がるバイクを無理やりおさえつける・・・の連続。我ながら「荒いな〜」と思いながら走る。とにかくバンクさせればいいんでしょ、と思ったものの、練習でもやったことないほどにバンクさせた上にリアロックするものだからヒヤリとすることが多々あり。


回転は1ヒート目ほどハンドルをおさえつけることはなかったものの、フルロックにはならずお粗末。バリアブルチックな連続Uターンでは落ち着いて速度を落としてしっかりフルロックに・・・と思ったものの失速しすぎてバンクできず、結局速度を落としすぎただけで小さく回れず。


3箇所の回転で若干タイムアップした分か、1秒ちょっと縮めて1分41秒476・・・目標の40秒台にはかすりもせず、落胆。


とはいえ、1ヒート目でこれといったミスもなかったのに2ヒート目でタイムが縮められたのは自分にしてはよい傾向。あと、前回のD杯での一番の反省が、「競技ではなく練習結果の『発表会』みたいなかんじで、セクション1つ1つはソツなくできたけれどツナギに覇気がなく、破綻してもいいからタイムを出してやる!というがむしゃらさが足りなかった」だったので、それとは正反対の走りができたこともよかったかな。


大会後の練習走行会では、今まではノービスで一番ゆっくりの班でも最後尾を争っていたのが、一番ゆっくり班の真ん中くらいは走れるようになったので、少しスラロームは成長したみたい。少なくとも切り返しの多いスタート直後のクランク・S字くらいまではついていけるようになりました。でも島周りになった途端置いていかれるのは相変わらず。


自分ではバイクから滑り落ちるんじゃないかと思うくらいバンクさせて頑張って走っていたつもりだったのに、後で練習走行の動画を見たら全然バイク寝てなかった・・・。逆に伸びしろがあると思って頑張ろう。


表彰式では、6位に食い込めれば・・・と思っていたのだけれど、生タイムではまだまだ勝負にならないもののペナルティの関係でなんと自己最高の3位入賞。ハ○イダーさんに「おー!上まできたなぁ」といわれて賞品を手渡してもらった時はすっごくうれしかったです。


ノービス全クラスの表彰台にチームジャージを載せる!という目標を今回も達成できてほっとした〜。
自分へのよいお誕生日プレゼントになりました。


今回は前回の反省を生かして、「タイムを出す!なんとしても前にすすむ!クラス入賞する!」という目標を持って、「発表会」ではなく「競技」らしい走りができたので、これを踏まえて、次は低速セクションで練習の結果をちゃんと出せるような丁寧な走りも加えていければ、と思います。


リザルト
第1ヒート 1'42.787
第2ヒート 1'41.476
総合 100/122位
NLクラス 3/12位


にほんブログ村 バイクブログ ライディングテクニック・スクールへにほんブログ村 バイクブログ 二輪ジムカーナへ(ランキングに参加しています。もしお気に召したら1クリックいただけると幸甚です)