07/05(日)ダンロップ練習会@アクセルモータースクール

スラロームコースでは、空気圧をいつもよりも下げた状態でのスラロームに慣れる練習をしました。先週のJ杯では、気温が上がることを想定して、今までは冷感1.9・1.9で設定していたのを冷感1.85・1.85でウォームアップを始めたところ、とても曲がりやすいけれどスラロームが走りづらいと感じて結局空気圧をあげてしまいました。でも、その状態でスラロームを走ることができれば、回転等低速セクションが随分走りやすくなるだろうとおもったので。


久しぶりに先生が追走してくれたのですが、「速度の割りにバンク角が深すぎて危ない」「ハンドルをおさえてセルフステアを邪魔しているからあんなにバンク角が深くなるんだ」と指摘されました。やはりハンドルが切れていくのが怖くて押さえているのでしょうか。


苦手な左旋回では自分でもハンドルをおさえていてなかなか向きが変わらない、と実感するのですが、右旋回は自分ではハンドルから力を抜けている意識でいて、バンク角を深くすることによって今までよりも向きがかわりやすくなった〜と思っていたので、深刻です。


特に、いつも変わらないウォームアップコースで、自走エリアの前あたりに大きく右にタイトターンする箇所があるのですが、いつもそこでは私は全然車体の向きが変わらなくて、後続車にインから差されてもおかしくないくらい大きくはらんでよろよろと走っているのに、今日は思い切ってバンクさせることによっていつもより向きが変わるのがはやくなった〜!と思っていました。


ハンドルをおさえている意識がある左では、意識があってもどうやっても力を抜けず、ハンドルをおさえている意識のない右では、意識がない以上力の抜きようがなく、全く立ち往生してしまいました。


タイムアタックのほうは、徐々にタイムは上がっていきましたが、「これはいいタイムだっただろう!」と思うときはイマイチなタイムで、回転で足をついてしまったりして不本意だったときは意外にタイムがよい、というようなことの連続で、どうすればタイムがあがるのかよくわからなくなってしまいました。


ただ、8の字エリアで練習してからタイムアタックコースにきてアタックするとタイムが伸びる、というのはよい傾向だとおもいました。いつもはタイムアタックを中断して細かいセクションの練習をして、またタイムアタックコースに戻ってくると、細かいセクションはよくなってもツナギのアクセルの開け方などが甘くなってしまってタイムが落ちるのですが、今回は中断前に出来ていたことをそのまま継続した上で、さらに8の字エリアでやったことが上乗せできているということだと思うので。


左回転は苦手中の苦手なのですが、「進入で肩の力を抜いてフルロックに持ち込み、フルロックになったら左足でステップを踏み込んで左サイドに体重をかけ続ける」ということが出来ると少しうまく回れる気がしました。力を抜きっぱなしだと、リアブレーキを踏んでいる右サイドに体重がかかって大回りになってしまうし、最初から力を入れているとハンドルをおさえすぎて結局ロックに至る前にスピードが落ちすぎてしまってバイクを寝かせられなくなってしまう気がします。


結局タイムがよいのは、「180度以上のターンでは確実にフルロックに当てる」「バイクを起こす瞬間をなるべく作らない」というのが徹底できた時みたいです。


先生には、「回転の進入はだいぶよくなってきた。8の字と同じようにスピードがある状態で進入できているのに、後半でどんどんふくらんでいって残念」といわれました。回転にしろ8の字にしろ、旋回後半でじりじりと速度を落としてフルロックにするのではなく、旋回前半でフロントブレーキを強く使って一気にスピードを落とし、かつバイクを寝かせてフルロックにする、旋回後半にはフロントブレーキを引きずらずにアクセルオン、ができないと先に進めません。


でもそれって、「何百回もやっているうちにうっかり出来ちゃった」みたいな体験すらしたことがないのですが、出来る日がくるんだろうか。


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