07/12(日)チーム練習会

昨日は絶不調でしたが、今日は、同じチームのノービスの女の子が果敢にタイムアタックに挑戦しているのを見て「私も頑張らなきゃ!」と触発されたのがよかったのか、8の字で積極的に上半身を動かすことができて、調子がよかったみたいです。


ハンドルを切るとか、リーンアウトにするとか、そういうことを考えずに2個所の腰骨を真後ろにむける、そのときにハンドルをおさえなければバイクがうまくついてきて自然にハンドルがフルロックになる、みたいな瞬間が何度かあって、この感触をいつも感じられるようにしたい、と思ったので、今日は他のことを一切考えずに、どんな旋回でもとにかく次のパイロンにカラダを向けることだけ考えることにしました。


そのおかげでブレーキが使えていないのですが、でもタイムアタックの中のオーバルではいままで律儀にブレーキを使っていたところが、ブレーキを使って速度を落とさないままカラダの向きを変えるだけで回れることが分かったりして(本当はブレーキを使えばもっと高い速度域で回れるということなのですが)なかなか収穫がありました。


路面の端に設定されたアダチセクションは、何通りもの通り方があって(理論上はいくつも通り方があっても、実際大会のときなどは2種類くらいになってしまうことが多いようなので)よい練習になりました。


みんなで昼ごはんを食べながら、先生に「どんな通り方してる?」といわれて、他の人がやっているように一番無難で距離は長いけど速度を落とさなくても通れるラインを通っているといったところ、理想のラインはこれだ!と言われ、「それは私のスキルでは、苦手な左周りってこともあるし無理だと思います」と言ったところ、私だけ昼ごはんを中断して実践・・・。


自分では何度やっても通れず、「やっぱり無理・・・」と言いたげな顔をすると、先生がセクションの横に仁王立ちになっていて、「そこで傾けはじめる!」と指示。いわれた箇所で思い切って傾けてハンドルを切ると絶妙に通れることに感嘆しました。潜在的なスキルはあっても致命的に度胸がないということも露呈したわけですが。


ただしその左回りはどうも成功率が低すぎるので、よりリスキーながら得意な右回りで、フルロックで回らなければスリッピーな敷地外に突っ込む、という回り方でいこう!と考え、何度もチャレンジしました。結果、大分度胸がついたかも。


もう練習もそろそろ終わり、というところで48秒台を出したらやめよう、と思ってようやく最後に48秒台が出たのでいい気分で終わろうとしていたら、先生に「あれは計測機の不具合だったみたいだよ」といわれて愕然とし、すっかり気が抜けてしまっていたところからテンションをあげて必死に何度もアタックしました。


最後の最後にようやく48秒台が出て、疲労と暑さでエクトプラズムが出そうになっていたらさっきの「幻の48秒」も計測機の不具合ではなくちゃんと48秒台が出ていたということを先生に知らされ、よりいっそう疲労が深くなりました。まあでもタイムを出そうと思ってタイムが出せるのはよい傾向です。


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