07/25（土）ジムカーナ練習会＠アクセルモータースクール

いわゆる「ＡＢ練」に参加しました。大会前日だけあって参加者数が多く、しかし逆にマーシャル担当が１回しか回ってこなかったのでたくさん走れてよかったです。

朝の走行前にフロントブレーキパッドを交換していただきました。１年前の納車直後にカスタムしてフロントブレーキパッドはハイパーカーボンなんとかっていうのに変えていたのですが、どうも他のVTRに乗ると純正品のほうがよくきくらしいということで、純正品に交換。

大会前に交換というのはアレかなと思ったのですが、どうせリアブレーキパッドも変えたばかりでイマイチ扱いこなせていないので、慣れたところでまた変化するよりは一気に済ませてしまったほうがよいだろう、と先生にお願いしました。

納車当時はフロントブレーキはさっぱり使えていなかったのであまり違いを感じなかったのですが、１年で少しはフロントブレーキが使えるようになったらしく・・・

全くちがうバイクですorz

今までは渾身の力で握りこんでも、４本掛けしない限りは絶対フロントロックしなかったのに、今は移動の途中にちょっと強めにかけただけでもロックするくらい効きます。HMS行きたての人のようにブレーキングで上下・前後に振られて、どれくらいブレーキをかけたらいいかわからず、最近かなり積極的に走れていたコーススラやオーバルで、バンク角も浅くなり、コーナー１個ごとに止まってしまうかんじですさまじくぎくしゃくするようになりました。

しかも低速でも、タイムアタック1回目で、コースを覚えるために様子を見ながら走っていたにもかかわらず、猫ゾーンの前の右回転ですぱーんと転んだくらい扱いこなせませんでした。回転では失速ゴケ以外の経験がなく、心の準備がない状態でこけるなんて初めてで、打ち付けた両膝は痛いし、心も折れるし、タイムアタックでは他のノービスの人が１分10秒前後で走っているところを16秒しか出せず・・・。

お昼ごはんの後、気持ちを切り替えて８の字練習。以前、進入のフロントブレーキが弱く、旋回後半まで引きずって最後の最後にガツンとロックさせていたときに、それを矯正するために先生の指示で行ったメニューを思い出し、旋回の頂点を白線が通るようなイメージで８の字を行いました。

これは、右足つま先をステップの上に載せてリアブレーキが踏めない状態にし、さらに白線の上でフロントブレーキから完全に手を離す、という練習です。白線の上、つまり旋回の前半５割でバイクの向きが変わっていないと当然８の字にはならず、真横に進んでいってしまいます。バイクの向きを変えるために使えるのは、フロントブレーキとバンクによるセルフステアとカラダの向き変えのみ。進入ですぱっとフロントブレーキをかけ、かつバイクが立っているとガツンとハンドルが切れ込んで転んでしまうのできちんとバンクさせ、リアブレーキが踏めなくて怖いけれど体の向きをこれでもかと進行方向に向けなくてはなりません。

最初はバイクが直立したままで、何度も片側の縁石につっこみギリギリで完全停止！ということを繰り返しましたが、以前やったときには両側を薮に囲まれた狭い道幅の中でやったので、それに比べればどうということもありません。

どうにかこうにか新しいフロントブレーキパッドにも少し慣れてきて、旋回前半で向きを変えて「８の字」になってきたところでリアブレーキ解禁。フロントブレーキを白線の上で離すことは変えずに、そこからリアブレーキで速度調整し、後半でバイクがひょこっと起き上がらないようにします。

これでようやくスムーズに８の字が出来るようになったのでタイムアタックコースに移動。

１周ごとに１秒ずつタイムが伸び、12秒台が出るようになりましたが、他のノービス勢の背中が見えたところで頭うちに。結局ベストは11秒9台から伸びず、トップタイム比123%台・・・。しょんぼりです。

ただ、低速セクションで臆することなくフロントブレーキをかけてフルロックになるという感触が少しつかめたのは収穫でした。縁石に囲まれた狭いUターンでも、マージンをとってアスファルトの継ぎ目のむこうまでいって旋回するのではなく、アスファルトの継ぎ目の手前でバンクを始める、決意してやっていたらその範囲で旋回できるようになったのも自信がつきました。

大きいRの旋回ではまだまだぎくしゃくしますが、もっとスラロームを走りこめば前よりもアクセルを開けられるようになるはず。フロントもリアも一気に変わったので暫くは厳しいと思いますが、車両にあわせる、変化に対応するということができなければHMSのイントラさんに顔向けできませんし、将来に繋がる変化なので、頑張って早く対応できるようにしたいです。

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