07/26(日)D杯#3@桶川

快晴です。ここのところの天気予報は本当にあてになりません。


さて。前日にフロントブレーキパッドを交換し「もっとスラロームを走りこめば」慣れるかも、という状態。前日のAB練はウォームアップコースがなくタイムアタックコースのみだったので、今日のウォームアップで、スラロームでのフロントブレーキになれようと思ったところ。脳みそ沸きそうな気温なわけです。


自分にしては結構休み休み走ったつもりだったのですが、全く体力が回復せず、結局フロントブレーキとリアブレーキのバランスも全く体感できないまま第1ヒート出走。



(コース図はJAGEのホームページからいただきました)



やはり市街地のスラロームが遅い。CB400に乗ってるのかってくらい前後上下に振られてぎくしゃくし、コーナー1個ごとに結局リアブレーキで減速して止まるかんじで前に進みません。アダチが終わったあたりからコースが怪しくなってきて、最後のおむすびセクションでやっちまいました。右回りのフリーターン後、素直に進行方向に出て行ってしまい、アクセルを大きくあける前に気づいて戻るもタイムロス。


読み上げは1分59秒台だったので、意外に地力がついてきたのかしら?などと思っていましたがリザルトが貼り出されてみると納得の2分4秒台。前後の選手にもそんなタイムはいなかったのでなんであんなタイムが読み上げられたのか疑問です。今回の大会は読み上げのトラブルが多かったようですね。


しかし首をかしげながらも「1分59秒でした・・・」と言ってしまっていたので「他人の走りと自分の出来と比べてタイムの見当くらいつくだろ!」と思うと穴があったら入りたい思いで、有言実行とすべく?目標を2分切りに設定。


昼休みは炎天下、アダチセクションの回り方を同じノービスVTRの方にきいてまわり、コースを見失ったあたりとあわせてほぼ1時間近くずっと歩いていました。


第1ヒートのアダチは奥から入って右回転で戻って手前を引っ掛ける、という通り方をし、自分としては悪くないと思ったのですが、軽量車の上位シード選手でもほとんどその通り方をしている人がいなかったので、迷った末にラインを変更することに。


第1ヒートで出口の規制パイロンにやられている人が多く、自分は規制パイロンを目の前にするとすぐに諦めてしまうタチなので(パイロンを踏みしだいてでも強行突破する、ということができない)規制パイロンを入口でやりすごし、奥に触って手前を引っ掛けていく回り方を選択。


第2ヒートはウォームアップでほとんど走らず、体力を温存する作戦。


市街地は相変わらずブレーキがうまく使えず結局リアブレーキとバンク角に頼って無理やり走りぬけました。


270度ターンの連続は、第1ヒートでは小さく回ることを意識しすぎて後半にバイクが立ってしまってスムーズな加速につなげられなかったので、ここは小さく回ることよりもアクセルを早めにあけていくことを意識。


アダチは炎天下の熟考の甲斐あってか、はじめてのラインでも特に戸惑わずに通過。おむすびセクション2個は、両方得意な右ターンにし、昨日のAB 練で「安全マージンをとって遠くまでいかずにアスファルトの継ぎ目の前で傾けはじめてフルロックに持っていく」という練習をしたのを思い出し、「バーチャルアスファルトの継ぎ目」の前でターン。出口は大分きつくなり、スピードは死んでしまいましたが、いつものフリーターンよりも安全マージンをとらなかった分結局早く回れたと思います。


第1ヒートでコースを見失ったところも無難に通過して、読み上げタイムは今度も1分59秒台。今度こそ、それくらい出ているだろう、と実感できたので、目標の2分切りができてとりあえず一安心。


といっても第1ヒートのタイムでも上位3人に及ばず、暫定のタイム比を計算しても121%台半ばだったので入賞は諦めていましたが、最終的なリザルトは

第1ヒート 2'04.784
第2ヒート 1'59.254 ○
121.52%
NLクラス5/17 総合121/162

でした。


D杯タイム比は更新しましたが、前回のJ杯の120.44%を上回る、目標の120%切りは達成できず。


とはいえ・・・やっぱりD杯での入賞はうれしいですね。クラス上位常連の方が数名いらしていない中ではあるものの「生タイムでは下回ったけれどペナ差で順位は上回った」ということがなく、純粋にタイムで入賞できたのもうれしいです。


自分よりクラス上位の人たちには、大会でのタイム差以上に地力ではるかに及ばないのは分かっていますが、自分の場合まだ、「あのセクションはちゃんと進行方向にカラダを向けられた」とか「あのセクションは怖がらずにフルロックできた」とか「あのセクションは旋回中にアクセルの遊びをとってスムーズにアクセルオンにつなげられた」とかそういう、初歩の初歩の技術が出来た、出来ないで一喜一憂している段階なので当たり前といえば当たり前。


ただ、今回は、今までになく低速セクションで安全マージンを取らずに強気に攻められたし、ツナギも頑張れた・・・と今まで「どっちか」だったのが今回は両方頑張れたので、内容は珍しく満足できるものでした。


今後の練習では、低速で、「フルロックになって満足」じゃなく、スムーズなアクセルオンにつなげていけるように(でもその日の調子次第で「フルロックに確実に当てることがまずできない」ことが多すぎるので精度を上げて)頑張ります。


スラロームは、次の週末、事務茶屋の後に練習走行があると思うので、そこで走りこんで新しいブレーキに慣れるよう頑張ります。事務茶屋では120%・・・きりたいなぁ・・・。


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