08/02（日）関東事務茶屋杯#2

大好きな事務茶屋杯。でも大好きといいつつ事務茶屋杯でリザルトがよかったことって全然ない・・・。まあそれでも好きなくらい雰囲気がとってもよいのです。今日こそ絶対に120%を切る、と思って臨みました。

第１ヒート。
ウォームアップでは、前回J杯の練習走行でここを走った時と比べて全然バイクが寝ていなくて、景色の見え方すらちがいうことを実感し、８の字では相変わらずバイクが寝なくてフルロックにならないけれど、もう「大会の日の朝に８の字コーナーにいったら練習でできたことができない」のには慣れっこになってきたので特に焦ることもなく。

コースはちゃんと頭に入れていたのに、イマイチ集中力がなかったのか普通はあるセクションを回っている間に次のセクションの風景が頭に浮かぶのにそれがなく、パイロンがあるので曲がる、みたいな走り方をしたけれど、あと左回転がことごとく決まらなかったけれど、ゲート通過セクションはラインがきつそうだったので咄嗟に旋回方向を決めていたのと反対にする、という臨機応変な対応ができ、致命的なミスもなく無難にかえってきたらタイムは２分５秒９なんとか。

あまりの遅さに呆然。ミスコースもしてないのに。出走前に、周りの人のタイムから換算して、２分は切れないにしても２〜３秒はいけると思っていたのに。

動画を見てみると納得。バイクが全く寝ていなくて、セクション１つ１つごとに止まってしまっていて、立ち上がりが致命的に遅い。

「そういえばあんなに直線があったのに、VTRで一度も１速吹け切らなかった。」

フロントブレーキパッド変えて、すごくブレーキが効くようになったのに頼ってしまい、バンクさせながらコーナーに飛び込む走りが全然できなくなっていて、いつもよりコーナーを曲がるスピードが落ちてしまっていたみたい。そこから立ち上がるから、以前までと同じタイミングでアクセル、ブレーキじゃ遅くなるわけだ。

前日の練習会で１２ｍスケールの８本パイロンをやって、直線を作らないライン、常にバイクを寝かせているラインの練習をあんなにしたのに。コテコテタイムアタックコースであんなにフルロックの練習したのに。

１個１個のセクションも、バイクが寝ていないからフルロックに持ち込むタイミングが遅くてトロいし、目をおおうような動画でした。

これは125%切れるか切れないかで一喜一憂してたときの走りだ・・・。

まあ動画を見て悪いところは一目瞭然だったので、第２ヒートは、とにかく直線を作らず、フロントブレーキに頼らない、アクセルの開け始めを早くする。というところを変えて走ろう。と気持ちの切り替えができました。

ウォームアップでは、カラダの位置が「ニュートラル」な時間を作らず、常に右サイドか左サイドに加重しているような走りを意識して、少し第１ヒートよりはいいかんじになってきました。

で、出走。

オーバルの手前までは意識したことがちゃんと出来ていて、バイクが完全に進行方向に向く前にアクセルを開け始められて、なかなかよかった。でも数週間前までは得意だったはずのオーバルでまたフロントブレーキをかけすぎて速度が落ちすぎてしまって焦り、取り戻そうと思って加速したゲート通過前の右回転のブレーキングが甘くて大回りになってしまい・・・。

第１ヒートと入り方を変えようと思っていたゲート通過セクションで、最初のゲートの入りがきつくなってしまい、それでも旋回方向を変えず、かつバイクが寝なかったために旋回半径が大きくなってしまって無理やりハンドルを切り、足つき。

あわわわわどうしよう。でも事務茶屋は足つきOKだったはず！まだいける！あれ？でも今足ついたところにパイロンがあったような。じゃあパイロン接触１ペナ？そんなのもらうの初めてなのに。

と頭が真っ白になっている間に無理やり反対方向も旋回し、アクセルを開けようと思ったところで、自分が帰りのゲートを通らずに加速姿勢にはいっていることに気づき、はっとブレーキ。ゲートに向けて無理やりハンドルを切って方向を変えて、足ついて、パイロンを盛大に足とバイクでずらしながらもゲート通過。

なみだ目になりながら加速しようとして、この方向じゃ赤パイロンの左通っちゃう。とまたブレーキ。今度はご丁寧にクラッチまで切って完全停止。

そして加速。あとはもう涙を風に乾かされながらのツーリング。

タイムは残りましたが、当然タイムは落ちて・・・２分７秒なんとか。

それでも１ヒート目からは２秒落ち。正確にリザルトを見ると１ヒート目は２分５秒９９０で２ヒート目は２分７秒１５１なので、約１秒落ち。

あのゲート通過セクションさえひよらなければ、明らかに２〜３秒は縮められたのに！と思うと悔しくて恥ずかしくて、認定大会で120%切りを目標にしてるのに、バイクが寝なくてゲート通過できないとかどんだけ素人よ！と思って顔から火が出そうで、バイク人生の黒歴史の１ページとなりました。

畜生！恥ずかしくて荷物まとめて家に帰りたいけどペーパーライダーだから家に帰れない！！！

ぬあーと思いながら気持ちを落ち着けて、動画を見て、バイクはまだまだ寝てない、認定大会で１２０%台を出せた時の、「自分はコーナーの内側を走っていく。バイクは自分の外側を回りこんでくる」というような走りと全然ちがうけれど、でも第１ヒートの反省を生かす走りは途中まで出来た、ということを自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えました。

当然練習走行は走らず。ただでさえコーススラ苦手なのに、こんな後ろ向きな気持ちで走ったらノービスクラスの一番ゆっくりな班でもついていけずにさらに自信をなくして落ちこむことは目に見えていたのでさっさと着替えてHMS的にバイクを綺麗にからぶきし、「事務茶屋？なにそれ？へーそんな大会があったんですね」みたいなモードになりながら、練習走行を「みなさまご精がでますなー」と観戦していたのですが、

NLクラス上位の人たちのキレた走りを見るにつけ、「無理・・・あんな人たちと同じ土俵でたたかえません・・・何あのバンク角･･･何あのアクセルのあけっぷり・・・」とだんだん尻尾が足の間に入ってきて、後半はフードかぶって車内で寝てました。

そして表彰式。

ノービスクラス８位でDシード昇格・・・ってあの走りで・・・どんだけ羞恥プレイ・・・。

目標だったDシード、今日は絶対いい走りで１２０%切るぞって思っていたのに、あんなみっともない走りで、本大会なら１２５％も危うい走りで昇格してしまった・・・。

ぬあああああ！

でも。うれしいこともたくさんありました。東北大会以来とっても調子のよい師匠がB＋昇格！同じチームの人がいっぱい入賞＆昇格！普段チーム練で一緒に練習している人たちが昇格！

入賞、昇格した皆様おめでとうございます！

私も頑張ってイチから練習して、次の事務茶屋ではDクラスに恥じない走りができるようにする！

師匠、チームメイトの皆様、一緒に練習している皆様、これからも宜しくお願いします！

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