08/16(日)講習会@某河川敷

日曜は久しぶりの某河川敷へ。5月以来です。午後遅くなってからの始動だったため、基本レイアウトは2周しか走れませんでした。HMSに足しげく通っていた頃は、オフセットと直スラでできているこのレイアウトが大好きだったのに、もうオフセットと直スラの走り方を忘れましたorz


あせって突っ込みすぎ、お釣りをもらっている間に後ろが迫ってくる。人数が少なかったのでなんとか1班で走らせていただけましたが、午前をみっちり走って満を持して・・・じゃないと1班きついなーと思いました。


ロングコースは怖いし大の苦手なので2班へ。後ろのほうを走っていたら指導員さんに「もっと前にきなよ!」と大声で声をかけられたので、どんどん譲られて先頭から2番目に。困ったなぁと思いましたが、フォームがとても綺麗で安定したCB750の人(きっとHMSか講習会でよく練習されている方なんだと思います。操作が丁寧でオフセットを走っているときもとても上手だなぁと思いました)の後ろを走れたのでとても勉強になりました。


結局その方と先頭を何度か交換しながら走りました。先頭(>_<)!


その人の後ろについて同じラインを走ると、丁寧にブレーキを使った旋回で無理なくタイトに向きを変え、完全に車体が行き先を向いてからアクセルを開けられるのですごく安心感があり、「楽」「気持ちいい」「上手に走れている気がする」のですが、いったん回転数を落としてしまうと私の車両は立ち上がりが非力なので一気に離されてしまいます。CB750と同じだけスピードを落としていたら、小回りのきくVTRが楽に向きを変えられるのは当たり前ですよね。


自分が先頭を走ったときは、後ろに渋滞作ってないかな?と不安になって突っ込みすぎ、ものすごくワイドなラインになってしまい、バイクが傾いている状態で無理やりアクセルを開けていくかんじでしたがこれだと逆に回転数が落ちないので折り返した後スピードをのせるのが楽でした。ラインについて考えさせられる体験でした。


2周目の逆周りは、前半でタイトなコーナーがあり、後半に長い直線があるので、小回りのきくVTRにとっては前半は余力があるのに後半でいっきに離されてしまいます。むしろ前のほうに出るなら、順周りじゃなくて逆周りレイアウトのときにすべきだった・・・と思いました。


トレイン走行は怖いけれど、後ろに渋滞を作らないために、バイクが傾いている状態から必死にアクセルを開けていくので、「こんなに早くからアクセルあけても大丈夫なんだ」っていうことを自覚するのにはよい練習になると思います。重量車と同じライン、同じブレーキ、同じアクセルオン、ではだめだということもよくわかりました。


でも某河川敷の路面はとてもグリップがよいので、それに頼って結構無茶なバンクと無茶なアクセルオンをしてしまっていた気もします。とはいえ、苦手なロングコースを積極的に走れたので自信がつきました。


さて。感想はここまで。土日の練習で見えてきたライディングの課題です。


先生には、左旋回は素直にバイクと一緒にバンクできているけれど、右旋回は体のほうが先に倒れこんでしまうときがあるので、それが気になる、といわれました。


自分でも、苦手意識のある左旋回は、
「ハンドルをおさえないようにニーグリップしっかり、ハンドルから力を抜く」
「切り返しでは、体重を上に抜くニュートラルな時間を作らないよう、右サイドから平行移動するようにはやめはやめに左サイドにシート過重」
「腰からしっかり体を回す」
ということを意識して旋回しているので、バンク角は右に比べて浅いものの、無理なくバイクと一体になってバンクできているのかも、と思いました。


逆に右旋回は苦手意識がないので、多少のお釣りをもらっても気にせず、切り返しで勢いよく旋回の中央に体を投げ出しています。スキーのカービングターンで一気にエッジをはずして谷側に体を投げ出すような感覚です。


リーンインで体だけ中に入るのではなく、一瞬遅れてバイクもついてくるのでリーンウィズにはなっていると思います。


きちんとタイヤに荷重をかけながら体を投げ出せているならよいのですが、抜重しながら反対側に倒れこむような感覚なので、これはスピードが上がったりタイヤが減ってきたりすると危険かも。


回転等でもたもたせずに一気に倒しこむ、というのがこれのおかげでできるようになったのはよいのですが、「上に抜く」時間はちょっと無駄だなぁと自分でも自覚がありますし、転んで怪我して恐怖でバンクできなくなってしまったらまた一からやり直しなので、ちょっと考えないと、と思います。


でも考えるとバンクが浅くなって、無駄にブレーキを使ってパイロン1個、コーナー1個ごとに動きを止めてしまう走りになってしまうし・・・。というか大会だとひよって考えずともこんな走りになってしまうのです。難しいですね。


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