09/06(日)ダンロップ練習会@アクセル

今までずっとタイヤはお下がりをはいてきましたが、はじめてフロントタイヤとリアタイヤの新品を購入しました。BT003のTYPE3に惚れこんでしまったのです。


リアタイヤにはあまりこだわりはないので早速交換しましたが、フロントタイヤは大会ぎりぎりの今週末までお預けです。
初めての新品タイヤ♪わくわく♪


この日のD練では課題がまた色々と見つかりました。


朝の一発目の8の字で、フルロック回転が決まるだけのバンク角を作れるかどうか。ウォームアップのコーススラでそのバンク角をカラダに思い出させることができるかどうか。大会で練習会と同じような走りができるかはこれ次第だなぁと思いました。


また、今の自分は一気にバンク角を深くすることでフルロックに持ち込んでいるので、既にかなりのバンク角があるだらだらしたコーナーの後の180 度以上の旋回では、フルロックにいたるきっかけを作れない。右旋回なら無理やりハンドルを切ってバイクが起きてしまう。苦手な左旋回ではハンドルを切ることもできずにハンドルをおさえてぷるぷるしたまま大回りしてしまう。D練のタイムアタックコースでは、左の「の」の字セクションに入る前の270度右旋回と、「の」の字の左回転がそんなかんじでした。


■大きいコーナーでの問題点


左旋回は、苦手意識があるので傾けはじめも早いし、素直に体とバイクが一緒にバンクしながら入っていける。右旋回はなまじ苦手意識がないので、傾けはじめが遅い。同じVTRのNL選手の後ろを走って痛感。彼女はラインも自然でフォームも綺麗。前を走る彼女と同じところで傾け始めようとしても、自分は体が進行方向を向いていないのでバイクの向きが変わっていかない。


傾けはじめが遅いと、突っ込みすぎてフロントブレーキを使いすぎることになり、バイクが起きてしまい、「直線+減速しすぎでリーンアウトで無理やりぱたんとバイクを倒してタイトに曲がり、限界まで失速したところからよっこらせと直線的に加速」というVTRを速く走らせるためには絶対やってはいけない走り方になってしまう。


「の」の字セクションの後の右オーバルがそんなかんじ。縁石に囲まれていて怖いので、ラインを大きくとって減速しないでターンしようと思っても、つい直線+無理やりタイトターンになってしまう。


回転とかフリーターンとか小回りは、バイクさえ途中でひょこっとおきなければ、無理やりリーンアウトでもいいんだけれど、コーススラやオーバルはやっぱり「バイクだけ倒す」んじゃなくて、バイクと一緒にカラダを投げ出して、減速しきらずにコーナーに飛び込むような走り方をしたい。


■小さいコーナーでの問題点

左のフルロックが遅い。右回転と違ってまだ、タイヤが地面を外側に押し出してくれる角度まで一気にバイクを傾けられないので、シートの左側に加重して徐々にバイクを倒して後半2/3くらいでフルロックになるかんじ。まだまだバンク角も浅い。360度回転ならともかく、270度くらいだとちょうどアクセルを開け始めなきゃいけないところでようやくフルロックになって一番スピードが落ちてしまう。


先週のAB練で、左の低速回転中に上半身から力を抜く、という感触がようやく掴めたのはよかったけれど(ハンドルがぷるぷるして1つの旋回中にフルロックになったり解けたり、という挙動がなくなった)フルロックになるのが遅いのと、後は既にバンクしているところからフルロックにするきっかけがつかめないのが難点。


「の」の字の回転部分で無理やり、気合で、フルロックにできるようになったのは午後になってからだった。これが午前中からできていたらもっとタイム伸ばせたかもしれないのに!


右回転は、かなーり変なフォームだけれど、これはこれでOK。いずれはこれで体もリーンウィズにしてさらにバンク角を深くして速く回転することを考えなくてはいけないけれど、今は「この角度なら確実にフルロックで回れる」というバンク角にすばやく持っていくことをカラダにたたきこまなくてはいけないので、無理やりリーンアウトでもOK。


タイムアタックコースでは、8の字エリアで回転だけ練習する時のようなバンク角までは持っていけないけれど、確実にフルロックになるところまでは持っていけるようになった。


ただ、以前は進入の瞬間はたしかにリーンウィズで、体全体でバンク角を作っていたのに、今はなまじ体が「この角度」と覚えてしまっているので、進入時から小手先(というか膝下だけ)で無理やりバンク角を作っているところがある。しかも、これをオーバルでもやってしまっているのが問題。


■よかったところ
*「の」の字の回転部分で絶対フルロックで回れるようになる、という目標はなんとか達成。


*「の」の字セクションの前の右270度でバイクを起こさないように旋回することも最後のほうはなんとかできた。


タイムアタック最後の2本で、ちょうど左回転の弧の上に転倒した車両から漏れたオイルだかガソリンだかのしみができていたので、最初の1本はひよってしみをよける大回りの弧を描いてしまったけれど、最後の1本は「絶対タイム出さなきゃ」と思って、しみとパイロンの間を通るラインをイメージしてそのラインの通り走れて、ベストタイムが出せた。気持ちが強くなった。


リアタイヤを途中でかえたせいもあるけれど、最後のほうは猫ゾーンの前のだらだらした左まわりコーナーと、最終セクションの8の字でブレーキを使いすぎずに旋回することができたのもよかった。


*3本川の間を通過したあとの規制の中での苦手な左ターンも、「回りきれるかどうか」ということは一度も念頭に浮かばず、1本目のタイムアタックから「どうやってバイクを止めずに加速につなげられるのか」を考えて攻めていけたのはよかった。これも気持ちが強くなった。


結局、午前中のベストタイムからコンマ5秒くらいしか縮められず、目標の7秒台には入れられず。1'08.06がベストタイムでした。またしてもトップタイムに比して120%切れず・・・。はうー。


先週のAB練と前半のコースはかなり似ていて、「初めて走るわけではない」というアドバンテージまであったのに・・・。


綺麗なフォームで走るとかそういうことを一切考えずに、(正確にいうと、スタートから2本目のパイロンくらいまではそうやって走ろうと思っているがそのへんで忘れる)スタートからゴールまで自分が一番速く帰ってこられるような走り方をする!ということだけを考えて、ついにマテリアルにも頼ってはじめて新品タイヤまで入れたのに120%きれないのかー。


でも!負けない!短期目標も中期目標もちょっとずつ達成できてきているので、D杯での120%切りを目指して頑張ります!


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