01/10(日)J杯#4

J杯出場者の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
入賞者・昇格者の皆様おめでとうございます。


さて、D杯最終戦以来の大会に出てきました。
やっぱり大会は楽しいですね〜。


HMSの知人からは、ジムカーナは興味はあるけれど、コースが覚えられないから無理!という言葉をきくことが多いのですが、2回しか走行できないがために楽しい、という部分もあります。さんざんイメトレしたあとにタイムアタックが始まって、初めて走るはずのコースなのに、イメトレした通りの視界が次々に目に飛び込んできて、一瞬あとに走るコースの映像が次々に脳裏に流れていくかんじは大会ならではで、やみつきになります。


第1ヒートは、イメトレどおりに走れました。
今回は私の苦手なコーススラロームが大半を占めるアケアケコースだったので、切り返しのポイントを決めて、フルロックは意識せずにとにかく流れをとめないように、アクセルを戻すな、あけるときはいつもよりも1テンポ早く開けろ!とだけ意識して走りました。


いつもよりもコースウォークの時間が長かったので目標物もしっかり定めることができて視線も先に先に送ることができたとおもいます。


長い外周は、HMSの新コースの定常円でガチガチになりながら走っていたときにMSWさんから「怖いと思うと何もしないでいることができなくてバイクにいらんことをしようとしてよけい怖い思いをするんだから、そういうときはリアにどっかりすわって『荷物』になりきるんだよ。」といわれたことを思い出して、「荷物になれ〜」とつぶやきながらアクセルを開けました。


読みあげタイムは1分40秒18 C2クラスのタイムを聞きかじって38秒くらいが多く、目標は40秒、と思っていたのでまずまず。


しかし師匠に「タイムは悪くないけどミスコース」とあっさりいわれました。スタート直後の右回転の後の青パイロンの見落としで、全く気づいていなかったので、聞いた瞬間は何の言いがかりを、くらいに思いましたが、私と同じところでMCしている人も結構いて間違えやすいポイントだったようです。


今までコースミスして戻ったり、多く回りすぎたり、ゴールで転倒したりしたことはあっても第一ヒートでタイムが9'99.999になることは一度もなかったので、第二ヒートでタイムを残さなきゃと思うとめちゃくちゃ緊張しました。


しかも、貼り出された第一ヒートのタイムを見たら、もし走りきっていたらクラス1位に僅差の2位だったはずなので、よけい落胆し、緊張しました。


しかし、昼休みの慣熟歩行中に、HUNTERの某負傷したC1の方から、「第一ヒートは随分タイムがお悪いようで」といわれたので、むっとしてやる気が出て、「まあ第二ヒート見ててください!」と宣言して自分にプレッシャーをかけることにしました。


先生には、「第一ヒートは全体的に安定していていい走りだった。第二ヒートも落ち着いて走ればいいタイムが出るとおもうよ」と言われたので、よし!欲張らずに38秒目指して頑張る!と思ってスタート。


スタート直後の回転もちょっと力が入ってガクガクしてしまい、またアクセルを開けてつっこむものの「いやまて第一ヒートは9'99.999なんだからここは安全に!」と思ってフロントブレーキをつかってタイトに曲がってしまうところが随所にありました。視線の送りも遅くなり、次のコースの映像も頭に浮かばなくて、一瞬次にどうすればいいのか迷ってしまったところも数箇所ありました。


第一ヒートは、多少制御不能になることはあっても全体的にだらだらと曲線を描いて流れるように走れたのに、第二ヒートは、パイロンとパイロンの点を線でつなぐような走り方になってしまい、バンク角も浅めでブーツも擦らずに終わってしまいました。


たらればですが、第一ヒートのよいタイムが残っていれば、第二ヒートは第一ヒートのようにのびのびと走れていたと思うので、そうしたら目標タイムに届いていたかもしれない、と悔いが残りました。やっぱり第一ヒートからちゃんとタイムを残さないとだめですね。


とはいえ、読み上げタイムは1'39.918で、40秒切れたのはよかったです。


リザルトは、117.30%で、クラス2/8位。順位もタイム比も公式戦自己ベストを更新です。1位を狙って頑張ったのですが、ダメでした。とはいえ苦手なアケアケコースでいいタイムが出せたということは、練習の方向性が間違っていなかったということなので、ほっとしました。


この1ヶ月病気で大会に出られず、周囲の女子選手が次々によい結果を出し、結果だけじゃなくて本当にカッコイイ走りをしているのを指をくわえて(動画を)見ながら悶々と過ごし、バイクに乗れるようになってからもタイヤの銘柄や乗り方を変えて試行錯誤しました。


ジムカーナ特有のセクションでVTRの軽さに頼って小手先でそこそこのタイムを稼いで安定して120%前後を出して満足するのではなく、失敗はしてもこの先継続して成長曲線を描けるようにするにはどうすればいいか、を考えながら乗るようにしていたので、その結果が出せてほっとしました。


今後の課題ですが、乗り方とリアタイヤを変えて以来左の回転の成功率が未だに1割くらいなのでその成功率をあげることと、成功率6割くらいの右回転を10割に持っていくこと。さらにこれはジムカーナ初めてから継続しての課題なのですが、苦手な左の小回りでバイクが起きないようにして流れるように脱出できるようにすること。これができればもうちょっとタイム比があがると思います。


現在は、VTR有利な練習会のコテコテタイムアタックでもようやく114%くらいなので、練習会でコンスタントにタイム比112%くらいが出せるようにならないと、私の苦手な定常円やコーススラロームの多い大会コースでは昇格を狙えるようなタイムが出せません。


もちろんスラロームも。これは低速セクションと異なり、一朝一夕では速くならないとはおもいますが、長期的に少しずつ苦手を克服していきたいです。大会終了後の練習走行では、ノービスの一番のんびり班でも最後尾で苦闘していたので、まずはトレインで自分ひとりで走るときよりも速いスピードでコーナーにつっこんだときもハンドルにしがみついておさえずに走れるように、心を鍛えたいです。


さて、大会前日は本来練習しないはずだったのですが、師匠が私のスケジュールに合わせて練習してくださったため、タイヤも新品に変えられたし、大会を模したタイムアタックコースで心の準備もできて、よい結果につながったとおもいます。ありがとうございました。ハードスケジュールを強いてしまったので、先生の成績が悪かったらどうしようと思っていたのですが、先生もよい成績だったので安心しました。おめでとうございます。


今回はチームや一緒に練習している人の中にも昇格者・入賞者が多くて、楽しい大会でした。ひとまず今回は結果が出せてほっとしましたが、私も置いていかれないようにまた頑張って練習します。


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