02/14(日)チーム練

転倒ようやく3週間経ったので、本格的に練習。


左旋回中に失速して左足をつくときには、斜めにつくと痛いのですが、咄嗟に膝を曲げて地面に対して垂直におろす分にはあまり痛くないということがわかりました。といっても3時間も練習すると、くるぶしが腫れてきてブーツに圧迫されて痛くなるので、まだ本調子とはいえません。


しかし転倒のダメージは体よりも気持ちのほうが大きかったようで・・・


スピードの乗った状態から、フロントブレーキをかけて旋回に進入することがまったくできなくなってしまいました。


まいった。実にまいった。


長い直線を使っていったりきたりし、まずは思いっきり握りこんでもフロントロックしないということを体にわからせるのですが、次にフロントブレーキとバンクを同時に始めて旋回しようとすると、「レッドゾーンからフルブレーキ⇒バンクしかけた状態でフロントロックして転倒⇒骨折」のイメージがよみがえってきて、体がいうことをききません。


今のセッティングだと、
強いフロントブレーキをかけないとフロントフォークが沈まない

強いフロントブレーキは、バイクが寝ている状態でないとハンドルが急激に切れ込んで危険だしこわい

スピードを乗せてバイクを寝かせて進入しないといけない

怪我する前でさえ相当走りこんでテンションがあがって強気にならないとフルロック旋回ができなかった


なのに・・・。


セッティングが変わった直後に弱音をはくと、
「そんな遅いスピードにあわせてセッティングしてないから」
と師匠にあっさり言われて覚悟を決めて練習をして、怪我する直前にはようやく「走りこめば前よりもいいタイムが出る」ようになったのですが、転倒&怪我のイメージが残っている状態ではお話になりません。


どんだけお話にならないかというと、8の字GPで32秒が切れない。


怪我する直前には30秒切れたのに。たったあれだけのコースで、2秒も遅いってすごいショックです。


なんとか死に物狂いで走りこんで、最近は意識してやらないようにしていた旋回の後半にリーンアウトでバイクを押し込むようなフォームまで解禁してようやく30秒半ばまでは詰められましたが、相当落ち込みました。


J杯での好成績は、2ヶ月も病気でバイクに乗れなかったストレスと周囲においていかれるという焦燥感から、異様に突っ込んだ思い切りのよい進入ができたことで出せたようなものなので、もうあの走りはしばらくできないかも・・・と思うとしょんぼりなのでした。


ああもうなんで怪我なんかしたんだろー。


高校生のころ、空手の約束組手で、受けの練習をしているときに、どこの部位でどんな攻撃をしてくるのかわかっているにもかかわらずなぜかサンドバック状態になってしまい、困惑した相手の人と「受けていいんだよ?」「受けようと思ってます!」というやりとりをすることがよくありました。


危機察知能力とか運動神経とか反射神経とか柔軟性とかバランス感覚とか生存本能とか闘争本能とかスポーツに必要なあらゆるものが欠如している自分の体が恨めしい。


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