03/28(日)D杯#1

さて、D杯開幕戦、お疲れ様でした。
入賞、昇格された皆様おめでとうございます!!!


自分は生タイムだと114.48%
昇格するつもりで覚悟を決めて臨んだ表彰式でペナ1が発覚し115.34%
でC2昇格は幻となりました^^;


といっても、トップタイムが意外なほど伸びずに、自分では全く実感がないまま
昇格ラインを超えてしまって当惑しきっており、
なにより
一度もクラス優勝したことなくて、ようやく優勝が狙えるところまできたのに、
優勝なしで昇格?
その上NLではずーーーーっと昇格が出ていないのに
私が昇格するときだけ2位昇格?
しかもこんな極寒の日に?
と相当浮かない顔をしていたので、
ペナありのタイムを読み上げられたときには正直、ほっとしました。


願わくばもっと早く分かっていたかった・・・・


応援してくださった周りをぬか喜びさせてしまったことと
(フライングで昇格おめでとうメールまで入ったw)
チームジャージの下にカッパをきこんで着膨れし
昇格する気満々な表彰式の写真が残るのが
なんともかっこ悪いこと
だけが心残りです。


ペナ1は、ファミレスで動画をスローモーションで何度も再生した結果
ゴール直後に後半のトラ棒エリアでマーシャルさんが
無線で何かしゃべっているカットが見つかったので
そのへんでトラ棒かパイロンに接触したのだろう
という結論になりました。
足つき以外のペナをもらったのは初めてで、自分も周りも全く気づいていなかったのですが
こんなときにペナがつくなんて、運がいいのか悪いのか分かりません。


ただ、昇格云々を差し引けば、自分としては第2ヒートで相当満足できる走りができたし、
タイムも一気に自己ベストを2%近く更新できたので
いい大会でした!


第一ヒート前のウォームアップ、走り出して2秒で転倒し新品タイヤの洗礼を受け、
ようやくバンク角が深くなってきたところで、またもスリップダウン
今思えば1月に骨折した左足側への転倒を2回もしたのに
よく膝の打ち身だけですんだものです。
路面温度の低さからか、今大会は他にも怪我をともなうような転倒をされた方が多かったです。皆さん大丈夫だとよいのですが・・・。


8の字エリアに入ると、出走前にメインジェットの交換まで突貫工事でやっていただいたのに
低速トルクの貧相さが改善されていないことが露呈します。
山の上大会でのゴキゲンな低速トルクは一体どこへ・・・(涙)


転倒の影響で腰引けまくり、バンクも中途半端、
ここのところバンク角重視の練習をしてきたので小回りの仕方も忘れ、
コース歩行不足で後半は次のパイロンを目で探しながら走ったため当然つなぎも低調。
回転のだめさかげんたるや、先日の山の上大会よりもひどくて
心も体もブロークン、
やっぱり先週の山の上大会での優勝はフロックだったのかなぁと
意気消沈します。


極寒の路面で大排気量車が開けていけないのか、全体的にタイムが伸びない中
チーム仲間、練習仲間のVTR勢は好調。
低調なのは私だけです。
雨の日と同じで、こういうときこそVTRは強いはずなのに、2回転んだからって
日和ってアクセル開けていけない自分のふがいなさ、頼りなさに怒りを感じ、
それでもクラス2位のタイムは残っていたので、
もう第二ヒートは初の本コース転倒でもいいから
悔いが残らないようにアクセル開けよう!と心に決めます。


ウォームアップでは一時的に風がやんで体感温度があがり、体もよく動いてきましたが
エンジンは相変わらず不調。
スラロームでは悪くなくてある程度の回転数からは綺麗に伸びるのですが、
8の字エリアで回転数が落ちきるとそこから全然あがってこない・・・ような気がします。
第二ヒート前にプラグ交換、さらにスタートエリア横で心配して待機してくれていた師匠に
「エンジン低速やっぱりだめです!回転数落とすとだめなんで回転数落とさずにいきます!」と宣言。


スタート直後のUターン、270度ターンのエリアは、
フルロックにあてずにバンク角だけで回る!ときめ、
一回だけ270度ターンでフルロックに当たってエンジンがしゅんとしますが
なんとか持ち直し、
第一ヒートで失敗した右回転も、なんとか膝でおさえこんで速くはないものの
無難にまとめられたかな。


市街地コースは若干慎重になり、島周りではインベタにつける自信がなくて路面の凹みを避けて大回りするラインをとってしまいましたが、市街地コースを抜けた後からがよかったです。


シフトチェンジは最初から捨てていた直線では、真ん中くらいで吹けきりましたが
迷わず、その後のセクションへの進入だけに集中。
レッドゾーンからのバンクしながらのブレーキングは、1月にフロントロック&ジャンプ!して骨折したのとおなじシチュエーションですが
日和らずにブーツを摺りながら思い切って飛び込めました。


後半は、VTR向きのだらだらと開けっ放しのセクションが続き、
第1ヒートは慣熟歩行不足で「開けたまま」ができなかったのですが
昼休みに歩行しなおして想定したラインをほぼトレースできました。
ライン通過セクションの推奨ラインは表裏ともに苦手な左周りでしたが、
ゲートセクションの左周りも含め、小さく回ることを意識するのではなく、
回転数を落とさずにスムーズに脱出しアクセルオンにつなげることだけ
考えてその通り走れたのが結果的によかったのではないかと思います。


しかし最後の左回転だけは大失敗でした。
もともと左回転は苦手で、Unbeatenにしてからはろくに成功したことがなかったのですが
進入でスピードを落としすぎるより
進入でスピードがありすぎるほうがまだタイムにつながるだろうと
気合で飛び込み・・・いったんフルロックにあたりながらも跳ね返されて
膝でねじ伏せようとしたものの力及ばずロックがとけて明後日の方向へ・・・
肩越しに見えたゴールが遠ざかるもどかしさに、
ゴールはそこに見えているのに何やってんだ!と超大回りしながら悔しくて涙がでてきました。


自分がゴールした直後にNL女王がゴールし、
回転1個でもしかしたらとらえられたかもしれないタイム差だったので悔しさもひとしお。


でも全体的には今の自分のベストともいえる走りができたので満足しました。


特に、ウォームアップで2度転倒して一度は心が折れながらも気持ちを切り替えられて、H2では4秒以上のタイムアップができたこと。


エンジンの状態にあわせて低速まで持ち込まない走りをしようと決めて、それができたこと。


バンクしっぱなしアクセルあけっぱなし、
他のパワーがある車両では開けられないところで開けられる!というVTRのよさを引き出して
走るっていう面白さが少しわかった気がする!
「小回りが下手でもそこそこ小さく回れる」VTR に助けられるだけじゃなくて、二人三脚で走れたような気がするのがうれしかったです。


結果は冒頭に書いたとおり。
自己ベストを 1.96%更新。D杯で初の3位以内入賞。


やっぱり昇格って
練習会で走るのを見ると上のクラスとしか思えない、っていうくらい速い人たちが
鬼気迫るような練習をして
大会では、好不調やコースの傾向にかかわらず
昇格ライン付近のタイムはコンスタントに出せて
でも昇格を逃してっていうのを何度か繰り返して
ようやく勝ち取るってイメージなんですよね。
私は昇格をイメージしてもおらず、ぽやーんと「もっと速く走りたいなー」「練習楽しいなー」と漠然と
思いながら走っていたので、まだまだです。
大体、昇格しちゃったらどうしようなんて思っている時点で昇格の資格なしですよね。


自分の今後の課題ですが、
コースの傾向にかかわらずこれくらいのタイムが出せるように頑張って練習します。


ここのところ低速が不調ですが、どうやらエアゲージがいつからか壊れていて
どうやら師弟ともにバイク便なみの超高空気圧で走って「まがんねー」「回転できない!」と
苦しんでいたらしいということが今大会後に判明したので、なんとか光明が見えそうです。


大会前日に400回転したのに
実戦での回転セクションは2箇所ともスピードの乗る直線からの進入が必要で
撃沈したので、次はいろんな長さのアプローチから回転に進入する速度とバンク角
一発で作れるように練習するぞ!


JAGE練、D練では勇気を振り絞って緑ゼッケンで走る!(つもり)
スラロームではちっとも速くないのに、大会のタイムアタックではなんかわからんけど
大崩れしなくていつもそこそこのタイム」っていうのは卒業して
見た目「そろそろシードにあがってもおかしくないよね」って言われるくらい
速く走れるようになる!


こんなに上が伸びない大会もそうそうないかもしれず
しばらく昇格のチャンスは訪れないかもしれませんが、
じむかーにゃの神様がくれたチャンスを無駄にしないで
今後は毎回優勝昇格を狙って走ります。


待ってろDVD!

2010年D杯#1 リザルト
H1: 2'17.019
H2: 2'12.958(+ペナ1) 2'13.958 ○
トップタイム(1'56.138)比: 115.34%
NL: 2/10
総合: 96/152


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