05/23(日)D杯#2

お疲れ様でした。雨の中、スタッフの皆様ありがとうございました。
入賞・昇格された皆様おめでとうございます。


特に、同じチーム、同じマシンのM先輩、
同じクラス、同じマシンのNさん
昇格、本当におめでとうございます。
同じマシンの皆様の躍進はとってもうれしいです。すっかり乗り遅れてしまいましたが、心からおめでとう!の気持ちでいっぱいです。


自分は、相対的にまともに乗れていた第一ヒートで、途中で集中力を失って今までにないほど完全なミスコース。


第二ヒートは、125%くらいのころでもやっていなかったようなひどい走りで、はじめての2ペナまでいただいてしまい、それがなくてもドライならせいぜい125%くらいじゃないかと思えるような平凡なタイム。


敗因は明らかですが、同じマシンの皆様が躍進する中での自分のふがいなさ、情けなさは筆舌に尽くしがたく、この屈辱は当分払拭できそうにありません。


公式戦で入賞しはじめてからは、納得いく走りができなくてもなんとなく入賞を続けてきて、「ま、結果オーライだからいいか」と思ってきましたが、
ああ、こういうのが「惨敗」なのかと思い知りました。枕を涙でぬらすどころか食いちぎりたいほど悔しいです。


敗因は、ここのところの路面温度の高さとプロダクションタイヤのグリップに依存した、バンク角だよりの走りから脱却しきれず、基礎をおろそかにした練習を続けてきたおかげでウェット路面に対してあまりにも丸腰で立ち向かう術がなかった。これに尽きます。


H1はほぼ停止&一部ショートカットで読み上げ2分11秒。
MCしなければ・・・たら・・・れば・・・。


コースを間違えたことはわかったのですが、どうやれば戻れるかとっさに思いつかず、うしろに追いつかれて後半走れなくなるよりは、と思って2Hのためにその先のコースを流さずに走る、という選択をしました。


市街地コースでオーバーランした上級シードのかたがたの戻るテクニックはさすがで、自分のノービスっぷりを痛感しました。


とはいえ、動画を見たら自分で思っていたよりもずっとバンクしてたんだなぁ。体感的なあまりの乗れていなさに集中力を失ったことが悔やまれます。


くわえて第二ヒートは、開けても滑らないことはわかっていたのに、バンク中のグリップ感のなさにすっかりおびえてしまい、無駄に開け際が慎重になり、また直線の途中で無意味にブレーキをかけてしまったり、ブレーキをかけながらのバンクがまったくできなかったり、そこは練習不足と関係ないだろうというところでタイムを落としてしまいました。


できないとわかっていたことができなかった。
できたはずのことまでできなかった。
これじゃあタイムでなくて当たり前です。


GW前半で絶好調だったバンク角頼りの走りに師匠から警鐘を鳴らされ、GW中盤は基本に戻ってフロントブレーキを使う練習、GW後半はさらに基本に戻って、セルフステアを妨げない練習ばかりしていました。


「セルフステアを妨げない練習」のおかげで、どんなにタイムが出ているときでもうまくできなかった左旋回が、きょうのコンディションで相対的にスムーズにできたのは唯一の明るい材料でしたが、大会前にできたのは、「サスを縮める力は旋回G頼りで、それに加えて『脱力』のみで旋回する練習」まで。フロントブレーキによってサスを縮めながら、かつセルフステアを妨げずに旋回するまでには至りませんでした。ゆえに、ウェット路面で思うようなバンクができなかった今日はサスを縮める術がまったくなく、特に第二ヒートは旋回中にサスが縮んだと思える瞬間が皆無でした。


また、できるようになったことも、無意識にできるレベルまではいかず、セクションに注意を払いすぎてタイムアタックにおけるツナギが完全におろそかになりました。


また、回転は、GW前半の絶好調だったときにもまったく安定感がなく、進入でひよってしまうとフロントフォークのびっぱなしでまったく決まらなかったのですが、結局これを克服できませんでした。


今後Unbeatenをはき続けるなら、(回転に限らず)、路面や、レイアウトやメンタル等の理由によってスピードに乗ったバンクができなかったときにも安定して確実にブレーキでフロントフォークを沈め、遠心力で沈め続ける力を得られるまでつなぐ練習をしなきゃいけないとおもいました。


何にせよ、「できないこと、できなくなったことはいっぱいあるけど、ま、バンクできればなんとかなるでしょ」と思っていた慢心がすべての根源であることに間違いありません。


目が覚めました。


練習していなくて平凡な成績ならともかく、ジム関係者以外の友達がいなくなるくらい練習したのにこの成績は悔しすぎます。陳腐な表現ではありますが、この屈辱をバネにもう一段階上のステージに上がれるよう、練習したいとおもいます。


あああもう畜生悔しい。


追記1:リザルトは117.85%(ペナ2) クラス4位/10、総合107位/140


追記2:A級上位のかたがたは皆さんすごかったです。自分の走りはアレでしたが、A級の走りをじっくり見られただけでもよかったです。ドライのときもすごいけれどウェットのときのA級はもっとすごいとおもいました。技術が別次元です。


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