08/29(日)関東事務茶屋杯#3
事務茶屋にいってきました。
今回は老舗チームからの出走が少なく、全84選手中38名がノービス選手という、事務茶屋らしい参加者内訳でした。
また昇格者ゼロとなった前回のレイアウトの反省からか今回はコーススラロームと直線が多く回転が1箇所しかない事務茶屋らしいレイアウト。
トップは下馬評通りのA級YSN選手ではありましたが、前回の事務茶屋やここのところの公式戦ほどのぶっちぎり感はなく、ノービスからの昇格者が多数出るなど、多くの面で「事務茶屋らしい事務茶屋」であったようにおもいます。
今回も普段一緒に練習している仲間が好成績をおさめて、とてもうれしい一日でした。
昇格・入賞した皆様おめでとうございます!!
自分のリザルトは
トップのYSNさん比で113.43%、C2クラス11名中5位(生タイムだと6位)でした。
公式戦だったらぎりぎりクラスタイムが出たかどうかってくらいですね。
前回の公式戦以来ほとんど練習していなかったので、逆に肩の力が抜けてよかったのかもしれません。事務茶屋は、コースレイアウトの傾向が苦手なこともあり、今まで納得のいく走りができたことがなくいつもあれよあれよという間に終わってしまう印象なのですが、今回は初めて納得のいく走りができました。リザルトには満足していませんが、今の自分の実力相応の走りができたようにおもいます。
練習できない間に、自転車(ママチャリ)で8の字を書いていたのですが、その効果は結構馬鹿にできず、ブレーキやバンクに頼らず、体を開くことでバイクの向きを変えるということが少しできるようになった気がします。大会の動画を見ても、フォームの無理やり感がちょっと軽減したような気がするんですが、気のせいかも・・・。
ただ、起きようとするバイクを無理やりバンクでおさえつけながらかっとんでいくような走りが怖くなってしまって、スラロームや大きいコーナーの速度は遅くなってしまった気がします。
「余裕を持って走れた」という印象が残っているということは、逆にスラロームでぎりぎりの走りができていないってことなんですよね。
大会後の練習会では、新品リアタイヤのおかげで心折れずに走れたのですが、前にはついていきたいけれど曲がらなきゃゼブラゾーン・パイロン・芝生 etc.に突っ込む、さぁどうする?なんで前の人はスピードを落とさずに曲がれてる?と考えた結果、ブレーキをかけずにもっと手前から体重移動して、バイクが立っている時間を作らないでバイクの向きを変えていけばスピードを落とさずに進行方向を変えていける、というのがちょっとわかりました。
以前は、自分はトレインでのスラロームも大会の一人旅のスラロームも、速度がほとんど変わらなかった(引っ張られなくても自分のMaxが出せる、引っ張られてもマイペースで、自分の殻を破れない)のですが、最近ではトレインで前についていくときのスピードのほうがだいぶ速いようにおもいます。
この速さで走れるなら、大会のスラロームは7割くらいでしか走れていなかったなぁとおもいました。
あと低速が不調なのはずっと前からわかっていたので、大会の本コース走行ではスピードを落とさずに、フルロックを捨てて走ったほうがよかったんじゃないかとおもいます。
低速が決まらないのがわかっているのに中途半端にスピードを落としすぎてしまった。ブレーキングが早すぎた。というのが心残りです。
H1でアクセルを開け切れなかった直スラやオフセットを加速しながらとおりぬけるようにして、自分ではかなりH2ではいい走りができたとおもったにもかかわらず、1秒ちょっとしかタイムアップできず、不満だったのですが、低速がまったく決まっていないことと、ブレーキングが早すぎることについては H1もH2もかわっていなかったので、まあこんなものでしょう。
これくらい落ち着いて走れて、あとは最低限、270度以上のコーナーで、フルロックすると決めたらフルロックできる、そうすればクラスタイムぎりぎりくらいは出るのかなぁ。公式戦でクラスタイム出したいなぁ。
以下は備忘録。
低速が決まらないというのは、具体的には以下のとおり。
・最初の倒しこみでフルバンクまで持ち込めていないので一瞬遅れてふらっと倒れこんでしまいバランスを保てない
・倒しこみが遅いため沈み込みきれないフロントが戻ってしまってバイクがおきてしまう
・倒しこみが遅い分を強いフロントブレーキで補ってむりやりフロントを沈み込ませようとすると、ハンドルが切れ込んでバイクがはねおきてしまう
結局のところ、寝かしこみが遅いことに尽きる。アクセルでのタイムアタックコースによくあるような、中途半端な幅のオフセットでも、「VTRなら通れる」けれど、寝かしこみが遅いから、アクセルを開けるべきところでようやくフルロックになってしまうか、フルロックにならないようにハンドルをおさえつけてしまってタイトに曲がれないかどちらかになってしまうのだけれど、回転でも同じことが原因でうまくいっていない。
以前のセッティングであれば、フロントがとてもやわらかかったので寝かしこみが遅い分を補えたけれど、スラロームやスピードに乗った旋回でフロントがとても不安定になるので、少しずつ固めてもらってきたら、低速がごまかせなくなってきた。
寝かし込みを早くするにはどうすればいいか?メンタルの問題?VTRは軽いから外膝で押し込むことはできるけれど、旋回の後半で、真上から乗っかっていないと思い切ってアクセルを開けられない。まあこれは気持ちの問題であって、VTRの加速ならリーンアウトの状態から一気に全開にしてもリアがすべることはそうそうないのだから、とりあえず外膝で押さえ込んで角度を維持する練習で成功率を10割にするのが先決かなぁ。