10/23(土)AB練@アクセル

D杯前日の土曜日はAB練。ここでは、JAPAN後2回の練習の課題の
「ひたすらバンク」と「何が何でもフルロック」をタイムアタックの中であわせるのが課題。


この日は、ふじよりもアプローチの距離が長い270度ちょっとの旋回セクションが多く、
よい練習になりました。


回転ともなると諦めてスピードを落としてフルロックしようとするのですが
270度くらいだと、「スピードを落とさないのがVTRの走り方」という看板に甘えて
フルロックするでもなくしないでもなく、失敗して足をついたりしない程度の無難な
旋回でなんとなく走ってしまう・・・というのが今までの常だったのですが、
今日はこの走り方を封印。


スピードを落とさないコーナーと、
しっかりスピードを落として小さく回るコーナーを自分で決めて、
成功率が低くても妥協しないで走る。なんとなく走らない、
「遅いけど大きな失敗をしない走り方」で平均的なタイムを出すのではなくて
すべてのセクションを100%決めてタイムをあげることを目標にしました。


先日のふじのウェット路面で、上半身が恐怖に固まってハンドルをおさえまくる中でどうやってすばやくバンクさせてフルロックに持っていくか必死に考えた挙句、とにかく「体を開く」「腰骨を動かす」ことを意識するようにしました。地面と平行に腰骨を動かすのではまだるっこしいので、旋回内側の腰骨を地面にたたきつけ、旋回外側の腰骨を持ち上げてタンクの上から地面にたたきつけるようなイメージをもって、斜めにひねるようにするとバンクとハンドルを切るのが同時にできて、肩・首がかたまっていてもハンドルが切れ始めるというのがわかったので、これをドライでもやるようにしました。


はかいだーさんに、全てのセクションで深呼吸するつもりで!というアドバイスを受けて、深呼吸しながら「体を開く」ことを意識して強いブレーキをかけるようにすると、ようやくバンクとブレーキとハンドルを切ることが一緒にできるようになった気がしました。


低速が安定してきてからは、オーバルで頑張ることで少しずつタイムがあがってきました。
直線とバンク、加速と減速を組み合わせるのではなくて
寝かせっぱなしで定常円のように回れたときはタイムがいいし、
これがこのマシンの真髄か!と思うようなすごいバンク角
めちゃめちゃグリップしながら一気に加速する瞬間もあり
(そのバンク角に至る瞬間がめちゃめちゃ怖いのですが)
これをイメージして自分の意志で出来たら
きっともっともっと速く走れる!という手ごたえは感じました。


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