05/18(水)ふじの会

四度目にしてついにドライのふじを走れました。


パイロンだけで構成されるコースでタイムアタックするのは
めちゃめちゃ久しぶりだったのですが
自分が先を見るのがいかに遅いかを痛感しました。
「今は見えてないけどパイロンがあのへんにあるはず」と勘で走っているので
コースを完走するのに時間がかかってしまいました。


アイドリングをいつもよりだいぶあげて
空気圧をあげて、また下げて、とようやくまともに走れるようになったのが
昼休みで、昼休み返上して走りこんでようやく人並みのタイムが
出るようになりました。


当初周りのタイムに遠く及ばないので気が焦るばかりで
バイクにしがみついてオーバースピードで突っ込んでいるうちはタイムが出ず
茶屋の練習走行のときを思い出して
ニーグリップやら先を見ることやら、左旋回の倒しはじめを早くするとか
そういった基本を意識する余裕ができてきてからはタイムが上がりました。


ただ回転があまりにも決まらない。
オーバルから寝かせたまま入るような回転でもロックが解けてバイクがおきてしまうので
最後のほう、師匠に乗ってもらって少しいじってもらったのですが
また「逆操舵したときのような」スパッと寝るバイクになりました。


私は先行動作ができていないので、バイクにあまり早く寝られると
体がついていけずに怖がって寝ようとするバイクを中途半端なところで
おさえてしまうのでこういうセッティングのときは
師匠が乗るととてもタイムが出るのに私が乗るとむしろタイムが落ちる
というのが常だったのですが
ニーグリップをしっかりすると、スパッと寝るバイクに体が遅れないというのがわかりました。


寝ようとするバイクに素直にまかせると回転も力を使わずにロックを維持することができました。
(ロックを維持できるだけで速くは回れませんでしたが)


大体、うまく走れている感じがするときって
・体を先に入れるのではなく足の間でバイクを遊ばせるように倒す
とか
・旋回の外側のほうの腰骨をタンクにかぶせて地面にたたきつけるようなイメージで寝かせる
とか
・アクセルオンで膝をかかえてタンクを引き寄せるようにして、曲げた足をタンクをはさんだままブレーキングのときに旋回の外側、斜め前方に向かって伸ばしてけりだすようにする
とか
毎回「自分が出来ていること」に対して違う印象があったのですが
それって結局「ニーグリップができていて体が遅れていない」という状態なんだなと感じました。
これが今日の収穫でした。


ただ、後半にはだいぶ自然にできるようになったニーグリップと異なり
先を見ることはほとんど出来ませんでした。
苦手意識のあるこースであればあるほど自分のバイクや足元を凝視してしまいバイクを信用して目を離すことができません。


タイムは平凡、いい走りだったともいえませんでしたが
短い時間で収穫が多く
NLのライバルMさんの丁寧なマシンコントロールと技術を目の前で見て刺激を受け
またなによりもいい天気、いい路面で思うぞんぶんタイムアタックが出来て
楽しい練習だったので行って本当によかったです。


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