教習所17日目〜卒業検定〜

炎天下、
走りなれてないほうの2コース、
走る順番は2番目なのに1番目の男の子が坂道発進の前で転倒して、なかなか帰ってこない。しかも転倒した検定車の調子がイマイチよくないらしく、一時停止のたびに追走している教官がエンジンをかけなおしているのが見える。


いやーーーなかんじだったけれども
待っている間に、さっきの時間担当してくれたY指導員が
「リラックス! なるようにしかならないから!」と
脇を通りながら言ってくれて、思わず笑顔になる。


今日の検定は二輪だけで9人もいて、うち女のコは私含めて二人。
初対面だが、いやがおうにも連帯感が高まり、
「一緒にがんばりましょうね!!」とうなずきあう。


自分でも思った以上に緊張せず、
「やらかしちゃった」ポイントは

  • エンスト1回。
  • スラローム秒数超過
  • 外周での進路変更の合図が遅かった×2

くらいだと思う。


坂道発進して、2速に入れたつもりがニュートラになっていて、
でも下り坂では惰性で走っているから気づかず、坂をおりたあとで
ガックンガックン衝撃がきてパニクっているとエンスト。


このときは、まぶしくてニュートラに入っていることすらわからず
原因がわからぬまま必死に1速に入れて、動揺を押し隠してリスタート。
見通しの悪い交差点で1速にして左折したあと同じ症状がでて、
あっニュートラになってる!と思ってようやく原因がわかった次第。
このときはエンストせずになんとか2速に移行できた。


一緒に受けた女の子は残念ながら急制動の速度不足と、踏切内でのエンストで残念ながら再挑戦になったのだけれど、彼女も「いつもは夜受けてるんで、ギアをランプで確かめてたんですよ。だから昼はまぶしくてギアがいくつに入ってるかわかんなくていっぱい失敗しちゃいました」と言っていた。やっぱり普段は夜間が中心でも、うまくなってきたら昼間に走ってちゃんとギアを体で感じるくせをつけておいたほうがいいんだな、と思った。


なんていっといて、自分もスラロームに入る前に今2速だか3速だか自信がなく、普段はスラロームの手前で2速から3速にあげるのだが、もしトップギアに入っちゃったりしたらアクセルあけなくても通過できないだろうとおもって、ギアチェンジせずに進入。多分2速だったと思うんだよね。2速でアクセルあけずに通過したから多分2秒弱くらいはたりなかったと思うけど、まあ減点だしいいや。教官も、教習中はタイムのことうるさく言うくせに、検定前になったらみんなして「減点で落ちる人いないからスラロームはゆっくり、一本橋はさっさと通り抜けろ」っていうのがおかしいw


そして、踏切通過とクランクが終わったあと、それぞれ半周だけ外周に出るんだけれど、危なっかしい課題が終わったあとの気の緩みで、2回ともセンターラインに寄せる前の合図を出し忘れて、寄るギリギリに「やべっ」と思って合図を出す、というかんじだった。一応合図出してから3秒は待って進路変更したけれど、交差点に近いところになってしまったから2回とも減点だろうなぁ。


急制動は指導員に「いっていいよ」といわれてから急に車が出てきて、スタート地点で一時停止からのスタートになったけれど(本番は急制動はスタート地点でとまらず、2速でスタート地点を通過するから速度作りはしやすいよ、といわれていたのに)われながら完璧!今までで一番美しい急制動だ、と自画自賛(←アホだ・・・)。これのおかげで踏切と苦手なクランクに余裕持ってのぞめたかな。


ま、そんなかんじで、受かっただろう、と自信を持って合否発表を待つことができた。
結果は、合格。


規定17時間に7時間プラス、自由教習2時間で相当お金はかかったけれど、納得いって自信がもてるまで走ってから卒検受けられてよかった。検定中も楽しかったしね♪ 後方確認してバイクを降りたあと、ああこれでしばらくバイクにも乗れないのか・・・ってしんみりしたくらい。


卒業してしまってしばらくは、バイクに乗れなくなってしまうけれど、この1ヶ月で本当にバイクが好きだし、バイクのことをもっともっと知りたくなったので、この気持ちを忘れないように、いつか愛車が手に入るまで粘り強く親の説得を続けたいと思います!!!


応援ありがとうございました♪♪♪