04/04(土)自主練習

先日の小岩講習会での内容は悪くないけれど、やはりフロントブレーキが使えていない。
今日の自主練習のテーマはブレーキです。


直線で長い距離から制動、徐々に距離を短くしてストップ&ゴーでブレーキングの先行動作の練習。前回やったときにブレーキングフォームをまるでイチから変えることになったためにとてもぎくしゃくしていましたが、少しずつ慣れてきて意識せずにできるようになってきました。


次にオーバルの中で強いブレーキを使ってくるっと回る練習。


8の字やオーバルと同様に回転に進入できるように、ハンカチおとしのようにぐるぐるとオーバルを回り続け、旋回姿勢に入った瞬間に横でみている先生が「回転!」と叫ぶと回転に切り替え、360度回ってまたオーバルを繰り返す・・・という練習もしました。


回転だからといって身構えて相当前からアクセルオフしてバイクを立てたまま惰性でとことこと回転に入るのではなくて、直前で強いフロントブレーキを使って減速し、フロントサスを沈めたまま回転に進入する・・・ということを目指した練習です。


すこしフロントブレーキが使えるようになったとはいえ、まだ最初の握りこみが甘く、後半に向かってそーっと様子を見ながら握りこんでいっているので、旋回の前半にフルロックまでハンドルが切れません。回転だとずっとフロントブレーキ握りっぱなしというわけにいかないので途中でリリースするのですが、それまでにフルロックになっていないのでサスが元に戻ってその瞬間に回転半径が大きくなってしまいます。でも、進入は大分積極的に出来るようになってきました。(右限定)


しかしオーバルや8の字は何度まわってもフルロックにもなっていないし向き変えも遅い、とだんだんイライラしてくる先生。
私だって人差し指と中指の第二関節部分がグローブに擦れてマメができるくらい必死に握っているのに全然くるっと小さく回れる気がしません。


握り方も色々かえてみましたが、四本指でブレーキをかけるとやはりグリップからブレーキへの移動にタイムラグがあり、また中指・薬指・小指の三本指で握ると人差し指が完全に浮いてしまってアクセルが回せなくなってしまうので、やはりアクセルもブレーキも等しく操作できる2本がけがしっくりきました。


VTRの純正フロントブレーキレバーは調整ができないのですが、私の使っているフロントブレーキレバーは手の大きさに合わせて調整できるようにCB400用に替えてあります。手が小さいので一番近くしてあるのですが、すると遊びの部分が大きく、ブレーキが効き始めるまでによけいな力を使っているのかな、と思い、ブレーキのかけはじめにはあまり力をいれずすばやく引いてきて、さらに今まで限界だと思っていたところからさらに一握り、グリップを握っている薬指と小指をブレーキレバーで挟むつもりで握りこむと、少しずつくるっと回れるようになってきました。


最後は先生の機嫌もよくなったところで練習が終われてほっと一安心でした。後で動画を見ながら「少しだけジムカーナ選手っぽい旋回が出来るようになったね」と褒めていただきました。


フロントブレーキを女性の低い握力の、さらに2本掛けで効かせるためには、てこの原理で、より外側を握ったほうがいい。2本掛けなら人差し指よりも中指をメインに。慣れた握り方だと内側のほうを握ってしまうので(HMS入門や初級で「ドアノブにぎり」を教わりますが、こうやって外側から斜めにグリップをもつようにすると、自然人差し指と中指はブレーキレバーの内側、つけね側にむかってのびるんですよねえ)ブレーキングの時は意識して外側に力をかけるようにする。


ということを学びました。


そして、あまりにお話にならなさすぎて相対的に得意な右回りだけで練習が終わってしまい、苦手な左回りは全く手付かずだったことに気づくのでした。


にほんブログ村 バイクブログ ライディングテクニック・スクールへにほんブログ村 バイクブログ 二輪ジムカーナへ(ランキングに参加しています。もしお気に召したら1クリックいただけると幸甚です)